Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

Japanglish

2012年10月06日 | Weblog

                    

失敗と恥の山を乗り越えて、この40年もの間英語(らしきもの)を使って仕事をし
てきた。真に”恥ずかしげもなく”、というべきか^^!

今の若い人たちの中には本物の英語を使う人が多くなったけれど、Edの年代で
は滅多にお目にかからない。欧米に長年駐在した経験のある人は流石に上手い
とは思うけれど、殆どの場合やはり”日本人の英語”という感は拭えない。

Edの年代では、英語という言語を「言葉」としてではなくて、国語や数学と同じ一
つの「教科」として、書かれた文字だけで学んできたから、本来耳と口から憶える
べき「生きた言葉」にはなっていない。

だからイザ英語で喋ろうとしても、口から出てこないのだ。それに耳から入ってく
る「本物の英語」は、目で覚えた英語(単語)とは似ても似つかない。殆どの人が
英会話に戸惑うのは当たり前なのだ。日本人を英語下手にしているのは、学校
での間違った教育のせいだと思う。

Nativeではないから仕方がないのかもしれないけれど、Edは未だに自分で使
っている英語の一つ一つが、イメージしている日本語と本当に合っているのか
どうか確信がもてない。まるで深い霧の中を行くような、甚だ心もとないあやふや
な心境である。

それでも、とにかく間違いをいちいち気にしていたら、それこそ一言も発すること
が出来ないから、ある時から腹をくくってBrokenでも構わず喋ることに努めた。
やがて自分で発した言葉に対して、相手の応答が自分の期待通りか否かで、自
分が喋ったことが間違っていたかどうか判断できるになった。

少し会話に自信がもてるようになる瞬間である。しかし何年やっても相変わらず
暗中模索の状態は続いたままである。子供が言葉を憶える時のように、一語一
語耳で経験を積み重ねながら身に着けた言葉ではないから、土台無理な話で
はあるけれど、考える時は常に日本語であり、英語で考えるなんて出来はしない。

喋るときは常に、頭の中で日本語から英語に、またはその逆に翻訳している訳
だから喋る速度は遅いし、長文の話は途中でセンテンスが壊れてしまい、続かな
くなったりする^^! ”日本人の英語”たる所以である。

もう、役目は遠の昔に終えているし、今更どうこう出来るものでもない。
Better than nothing と開き直って憶えたJapannglishだ、せめて今後は
ボケ防止にでも役立てようか・・・^^!

そんな軽い気持ちでブログの一つを翻訳しようと試みたが、いやはや何とも
日常会話は難しい。無理だな・・・