「こんにちわッ、テディちゃでス!
わおおゥ? のーべるしょうッ!」
「がるる!ぐるーるっ!」(←訳:虎です!すごーいッ!)
こんにちは、ネーさです。
赤崎教授、天野教授、中村教授の御三方がノーベル物理学賞受賞、と聞いて、
日頃からLED照明の恩恵を受けている私たちは大拍手&あらためての感謝を。
さあ、では、本日はちょこっとウキウキした気分で、
読書タイム開始の鐘を鳴らしてみましょ~♪
―― 消えた名画 ――
監修は大友義博(おおとも・よしひろ)さん、2014年9月に発行されました。
……えーと、そのぅ、
アガりかけていたテンションが地獄へ急降下!になっちゃいそうな、
アート系ノンフィクションの新刊です。
「きえるゥ~、とはッ??」
「ぐるっるー!」(←訳:トリッキー!)
ああ、これが手品のトリックの類であったら
どんなに救われることか――
アート好きな御方はみな、そう思っているでしょうね。
世の中には、消えてしまうものもある――
寿命とか、経年劣化とかの原因ではなく、
ヒトの悪意によって消されてしまうものも、
少なからず在る、んです。
御本の表紙には、ほら、その象徴ともいうべき傑作が。
「あはァ! このォ、ふでづかいィとォ、しきちょうゥ!」
「がぅるるーるぐるぐる!」(←訳:フェルメールさんだね!)
ヨハネス・フェルメールさん作『合奏』。
この作品は、1990年3月18日、
米国ボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館から
盗み出されてしまいました。
さらに、レンブラントさんの作品3点、
ドガさんの作品複数、
中国・殷時代の青銅の杯など
合計13点の美術品が盗難の被害に遭ったのです。
「ひッどォ~いィ!」
「ぐるがるるるー!」(←訳:早く見つけてー!)
世界中のフェルメールさんマニア諸氏も
そう切望しているはずですが、
被害総額2億~3億ドルとされる作品群の行方は
いまもって不明のまま……。
他にも、どれほどの作品が
あるべき場所から失われてしまったか、
御本の本文60ページに記されていて
なんというか、これって……怒り百万倍ー!!!
「おこッてェ~いいぞゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:激怒も当然!)
たぶん、もっと多いんでしょうね、
盗まれてしまった絵画や彫刻の数は。
と、暗澹たる気持ちになりかけたところで、
御本の後半には
少しだけ明るい兆しが。
《戻ってきた名画》――
盗難の危機をくぐりぬけ、
美術館(所有者)に戻ってきた絵画もある、んですって!
「おおッ! それはァ~!」
「ぐぅっるるるがるるる!」(←訳:ちょっとだけめでたい!)
ルーヴルの『モナ・リザ』。
ムンク美術館の『叫び』。
アグニュー画廊の『デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの肖像』。
ゴッホ美術館の『ひまわり』……
戻ってきても、素直には喜べまないのが、また悲しい。
額からナイフで切り取られ、
折りたたまれたり丸められたりしたら、
どんな名画も無傷ではいられないのですから。
「やぱりィ、いかりがァ~!」
「がるがる!」(←訳:ふつふつ!)
アート好きな活字マニアさんは、
ただもう嘆息……となりそうな御本ですが、
収録されている図版資料は質が高く、
印刷もきれいです。
もうこの作品を観る機会はなにのだろうか……と惜しみつつ、
ぜひ、御一読くださいね。
わおおゥ? のーべるしょうッ!」
「がるる!ぐるーるっ!」(←訳:虎です!すごーいッ!)
こんにちは、ネーさです。
赤崎教授、天野教授、中村教授の御三方がノーベル物理学賞受賞、と聞いて、
日頃からLED照明の恩恵を受けている私たちは大拍手&あらためての感謝を。
さあ、では、本日はちょこっとウキウキした気分で、
読書タイム開始の鐘を鳴らしてみましょ~♪
―― 消えた名画 ――
監修は大友義博(おおとも・よしひろ)さん、2014年9月に発行されました。
……えーと、そのぅ、
アガりかけていたテンションが地獄へ急降下!になっちゃいそうな、
アート系ノンフィクションの新刊です。
「きえるゥ~、とはッ??」
「ぐるっるー!」(←訳:トリッキー!)
ああ、これが手品のトリックの類であったら
どんなに救われることか――
アート好きな御方はみな、そう思っているでしょうね。
世の中には、消えてしまうものもある――
寿命とか、経年劣化とかの原因ではなく、
ヒトの悪意によって消されてしまうものも、
少なからず在る、んです。
御本の表紙には、ほら、その象徴ともいうべき傑作が。
「あはァ! このォ、ふでづかいィとォ、しきちょうゥ!」
「がぅるるーるぐるぐる!」(←訳:フェルメールさんだね!)
ヨハネス・フェルメールさん作『合奏』。
この作品は、1990年3月18日、
米国ボストンのイザベラ・スチュワート・ガードナー美術館から
盗み出されてしまいました。
さらに、レンブラントさんの作品3点、
ドガさんの作品複数、
中国・殷時代の青銅の杯など
合計13点の美術品が盗難の被害に遭ったのです。
「ひッどォ~いィ!」
「ぐるがるるるー!」(←訳:早く見つけてー!)
世界中のフェルメールさんマニア諸氏も
そう切望しているはずですが、
被害総額2億~3億ドルとされる作品群の行方は
いまもって不明のまま……。
他にも、どれほどの作品が
あるべき場所から失われてしまったか、
御本の本文60ページに記されていて
なんというか、これって……怒り百万倍ー!!!
「おこッてェ~いいぞゥ!」
「がるるぐる!」(←訳:激怒も当然!)
たぶん、もっと多いんでしょうね、
盗まれてしまった絵画や彫刻の数は。
と、暗澹たる気持ちになりかけたところで、
御本の後半には
少しだけ明るい兆しが。
《戻ってきた名画》――
盗難の危機をくぐりぬけ、
美術館(所有者)に戻ってきた絵画もある、んですって!
「おおッ! それはァ~!」
「ぐぅっるるるがるるる!」(←訳:ちょっとだけめでたい!)
ルーヴルの『モナ・リザ』。
ムンク美術館の『叫び』。
アグニュー画廊の『デヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの肖像』。
ゴッホ美術館の『ひまわり』……
戻ってきても、素直には喜べまないのが、また悲しい。
額からナイフで切り取られ、
折りたたまれたり丸められたりしたら、
どんな名画も無傷ではいられないのですから。
「やぱりィ、いかりがァ~!」
「がるがる!」(←訳:ふつふつ!)
アート好きな活字マニアさんは、
ただもう嘆息……となりそうな御本ですが、
収録されている図版資料は質が高く、
印刷もきれいです。
もうこの作品を観る機会はなにのだろうか……と惜しみつつ、
ぜひ、御一読くださいね。