テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

《謎》、大盛りで!

2012-05-31 23:15:58 | ブックス
 こんにちは、ネーさです。
 祝!『ツール・ド・熊野2012』開幕!
 先日の『ツアー・オブ・ジャパン』に続いて、
 日本国内で行われる自転車競技のロードレース大会では屈指の規模と内容を誇る、
 伝統の大会が今日5月31日から始まりますよ~!

「こんにちわッ、テディちゃでス!
 こんどはァ、さんがくゥ、なのだッ!」
「がるる!ぐるるがるがるぐるがる!」(←訳:虎です!激坂も峠の古道もあります!)

 昨年9月の台風による被害を乗り越えんと
 地元の方々の温かい協力を得て、
 さあ、レーサーさんたち!優勝めざして飛ばしちゃってくださいね!
 では、本日の読書タイムは、
 『ツール・ド・熊野』に敬意を表して
 関西をテーマにした御本を、さあ、どうぞ~!

 


  
         ―― 大阪・関西の『謎と不思議』を歩く ――


 
 著者は若一光司(わかいち・こうじ)さん、2012年4月に発行されました。
 新書サイズの御本ですが、
 図版と写真はフルカラー!
 わかりやすい《雑学》がい~っぱいです!

「ふしぎぶッけんッ、たいりょうはッけんッ!」
「がるっるるがるるぅ!」(←訳:関西ってスゴいねぇ!)

 第一章の『大阪の象徴をめぐる謎を歩く』から、
 第二章では食べもの、
 第三章では歴史上の人物、
 第四章では科学……と
 各章ごとに多彩な《謎》が取り上げられています。
 それはどんな《謎》なのか、一例をあげますと――

  《太閤秀吉の大阪城はどこに消えてしまったのか?》

 秀吉さんが築いた大阪城は、どこにいっちゃったんでしょう?
 巨大なお城の基礎や石垣は、どうなったの?
 
「ゆくえふめいィ、なのでスかッ?」
「がるるぐるぐるがるる?」(←訳:現在のお城とは違うの?)

 別章では、また別の、でも関連がなくもなさそうな
 《謎》が現れます。

  《大阪ビジネスパークにまだ見ぬ『謎の地下駅』が?》

 消えたお城……幻のホームを備えた謎の地下駅……
 なぁんて聞かされると、
 活字マニアの皆さまは、
 思い当る作品がおありでしょう。

 そう!
 万城目学さん著『プリンセス・トヨトミ』!

「わッほゥ! そういえばッ♪」
「がるるぐる!」(←訳:大阪国だあ!)

 万城目さんの御本ってノンフィクションだったの?
 と言いたくなってしまう《謎》から、
 近江八幡には真っ赤なコンニャクが食べてます!
 京都府立植物園の超稀少種植物『キソウテンガイ』にびっくり!
 日本一短い国道は兵庫県の神戸にある!などなど、
 楽しくも奇天烈な《謎と不思議》には、
 関東に住む私たちも大いに感心&感服いたしましたよ♪
 歴史好きの活字マニアさんに、
 おすすめに一冊です!

「ええェッ?
 まッかなァ、こんにゃくゥッ???」
「がるぐるるっがるる!」(←訳:そのお味が、謎です!)
 
  
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