こんにちは、ネーさです。
トンガリ帽子を誇らしげに被って練り歩く
ハロウィン仮装のチビっこたち~♪
微笑ましく眺めておりましたら……
おや?
ネクタイとブレザーで正装している男の子も?
「こんにちわゥ、テディちゃでスッ!
ネーさッ! あれはァ、しちごさんッ、なのでスよゥ!」
「がるる!がるぐるぐるぐるぐるー!」(←訳:虎です!お詣りしてきたところだよー!)
あらま、七五三の参詣帰りのお坊っちゃま、でしたか。
そういえば、千歳飴の袋を持っていますね。
おめでとう七五三キッズ!
《寿》オーラのお裾分けをいただいて、
本日の読書タイムは……
活字マニアには幸せのひとときとなる
こちらの御本を、さあ、どうぞ~!
―― オックスフォード古書修行 ――
著者は中島俊郎さん、2011年9月に発行されました。
『書物が語るイギリス文化史』と副題が付されています。
「ふァ~、いんぐらんどゥ♪」
「がるるぐるがる!」(←訳;大学の街だねえ!)
英国の古都・オックスフォード。
大学都市として知られるこの町の名は、
私たち日本の活字マニアにも親しみ深いものです。
オックスフォードのカレッジで教鞭をとった
『アリス』のルイス・キャロルこと数学者のチャールズ・ドジスン先生、
『指輪物語』のJ・R・R・トールキンさん、
『ナルニア国ものがたり』のC・S・ルイスさん……。
オックスフォードを舞台にしたミステリ、小説も、
たくさん邦訳されています。
その学究都市へ、
現在は甲南大学文学部英語英米文学科の教授さんである著者・中島さん、
いそいそと旅立ちました。
『待望の在外研究! ついにオックスフォードへ降り立った』
と、御本の冒頭に記すほど、
待ちに待った滞英生活の始まりです!
「ざいがいィけんきゅうッ??」
「ぐるがるがるぐる~?」(←訳:留学みたいなもの~?)
そうね、
在外研究というのは、
大学などで教職の任に就いておられる学者さんが、
助成金を得て(自費の場合もあります)、
海外で有益な研究を行ってくる、という制度です。
期間は通常一年間、だそうですよ。
副題にもありますように、
英米文学者の著者・中島さんの研究テーマは、
イギリス読書文化の営みと文化史。
となれば向かうは――
「あめりかはァ、ぱすッ!でスねッ!」
「ぐるがるぐるるがるるる~?」(←訳:ケンブリッジじゃダメ~?)
ケンブリッジじゃなくて、ロンドンじゃなくて、
やっぱりオックスフォード!
大学から遠からぬ街に
心地良い住居を確保して、
いざ、出陣!
古書オークションへ!
「……おーくしょんッ??」
「ぐるがるー?」(←訳:研究はー?)
もちろん、本道たる書籍の歴史、
印刷技術や流通が発展してゆく経緯、
時代によってどんなジャンルの書物が流行したか、
等の研究も詳細に書き込まれているのですが、
この御本でと~っても面白いのは
枝道、脇道での出来事、なんです。
友人から託された資金を懐中に、
ウォルター・スコットの小説集を落札すべく、
オークション会場の一隅に陣取る中島さん。
お目当ての本の競りが開始!
豪華なセット本は、はたして手に入るのか??
結果は……?
或いは、
古書展で出会う、ユニークすぎる書痴おじさんたち。
英国からちょっと遠征して、
ドイツのブックフェアへお出掛けしてみたりして。
「なんだかァ、たのしそうゥッ!」
「がるぐるがる~る♪」(←訳:本を巡る旅だね~♪)
古書修行なんて、地味……に見えちゃうかもしれませんが、
活字マニア諸氏、
書籍コレクターさん、
挿絵本愛好家さんにとっては、
こころはずむ一冊です!
錦秋の『読書週間』に、ぜひお読みくださいな♪
「ほんやさんにィ、すみたいッ!というまにあさんはァ~」
「がるる!」(←訳:必読!)
トンガリ帽子を誇らしげに被って練り歩く
ハロウィン仮装のチビっこたち~♪
微笑ましく眺めておりましたら……
おや?
ネクタイとブレザーで正装している男の子も?
「こんにちわゥ、テディちゃでスッ!
ネーさッ! あれはァ、しちごさんッ、なのでスよゥ!」
「がるる!がるぐるぐるぐるぐるー!」(←訳:虎です!お詣りしてきたところだよー!)
あらま、七五三の参詣帰りのお坊っちゃま、でしたか。
そういえば、千歳飴の袋を持っていますね。
おめでとう七五三キッズ!
《寿》オーラのお裾分けをいただいて、
本日の読書タイムは……
活字マニアには幸せのひとときとなる
こちらの御本を、さあ、どうぞ~!
―― オックスフォード古書修行 ――
著者は中島俊郎さん、2011年9月に発行されました。
『書物が語るイギリス文化史』と副題が付されています。
「ふァ~、いんぐらんどゥ♪」
「がるるぐるがる!」(←訳;大学の街だねえ!)
英国の古都・オックスフォード。
大学都市として知られるこの町の名は、
私たち日本の活字マニアにも親しみ深いものです。
オックスフォードのカレッジで教鞭をとった
『アリス』のルイス・キャロルこと数学者のチャールズ・ドジスン先生、
『指輪物語』のJ・R・R・トールキンさん、
『ナルニア国ものがたり』のC・S・ルイスさん……。
オックスフォードを舞台にしたミステリ、小説も、
たくさん邦訳されています。
その学究都市へ、
現在は甲南大学文学部英語英米文学科の教授さんである著者・中島さん、
いそいそと旅立ちました。
『待望の在外研究! ついにオックスフォードへ降り立った』
と、御本の冒頭に記すほど、
待ちに待った滞英生活の始まりです!
「ざいがいィけんきゅうッ??」
「ぐるがるがるぐる~?」(←訳:留学みたいなもの~?)
そうね、
在外研究というのは、
大学などで教職の任に就いておられる学者さんが、
助成金を得て(自費の場合もあります)、
海外で有益な研究を行ってくる、という制度です。
期間は通常一年間、だそうですよ。
副題にもありますように、
英米文学者の著者・中島さんの研究テーマは、
イギリス読書文化の営みと文化史。
となれば向かうは――
「あめりかはァ、ぱすッ!でスねッ!」
「ぐるがるぐるるがるるる~?」(←訳:ケンブリッジじゃダメ~?)
ケンブリッジじゃなくて、ロンドンじゃなくて、
やっぱりオックスフォード!
大学から遠からぬ街に
心地良い住居を確保して、
いざ、出陣!
古書オークションへ!
「……おーくしょんッ??」
「ぐるがるー?」(←訳:研究はー?)
もちろん、本道たる書籍の歴史、
印刷技術や流通が発展してゆく経緯、
時代によってどんなジャンルの書物が流行したか、
等の研究も詳細に書き込まれているのですが、
この御本でと~っても面白いのは
枝道、脇道での出来事、なんです。
友人から託された資金を懐中に、
ウォルター・スコットの小説集を落札すべく、
オークション会場の一隅に陣取る中島さん。
お目当ての本の競りが開始!
豪華なセット本は、はたして手に入るのか??
結果は……?
或いは、
古書展で出会う、ユニークすぎる書痴おじさんたち。
英国からちょっと遠征して、
ドイツのブックフェアへお出掛けしてみたりして。
「なんだかァ、たのしそうゥッ!」
「がるぐるがる~る♪」(←訳:本を巡る旅だね~♪)
古書修行なんて、地味……に見えちゃうかもしれませんが、
活字マニア諸氏、
書籍コレクターさん、
挿絵本愛好家さんにとっては、
こころはずむ一冊です!
錦秋の『読書週間』に、ぜひお読みくださいな♪
「ほんやさんにィ、すみたいッ!というまにあさんはァ~」
「がるる!」(←訳:必読!)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます