「こんにちわゥ、テディちゃでッス!
むッ? きょうはァ、みなさまもォ、ごぞんじのォ~…」
「がるる!ぐるるるるる~!」(←訳:虎です!招きネコの日~!)
こんにちは、ネーさです。
はい! 今日9月29日は《招き猫の日》だとか♪
ならばネコパンチ、いえ、招きポーズを決めながら、
本日も楽しく読書タ~イム!
さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 音楽する日乗 ――
著者は久石譲(ひさいし・じょう)さん、2016年8月に発行されました。
前々回記事では、
スタジオジブリの鈴木敏夫さん著『ジブリの仲間たち』を御紹介しましたが、
こちらは、いわば“ジブリつながり”!
宮崎駿さん、高畑勲さんの映画音楽といえば
この御方ですよね♪
「ふァいッ! ひさいしィさんでスゥ!」
「ぐるる~!」(←訳:大好き~!)
この御本は、久石さんが
雑誌『クラシック・プレミアム』に
隔週で連載した2年間分の文章をもとに再構成したもので、
以下のような五つのパートから成っています。
Ⅰ……振る
Ⅱ……伝える
Ⅲ……知る
Ⅳ……考える
Ⅴ……創る
ジブリ好きな私たちにとって、
久石さん=映画音楽の作り手さん
という認識が先行しがちなんですけれど、
御本冒頭の『はじめに』で、
久石さん、はっきりと宣言しています。
《僕は作曲家である》。
そして、
《もう一度生まれ変わっても作曲家になりたい》
とも、述べておられます。
「てんしょくゥ、なのでスねッ!」
「がるぐる!」(←訳:天命かも!)
作曲家であることを強く意識している久石さん、
近年は指揮者としても活躍していて、
御自身の曲、
さらにはクラシック音楽の指揮にも挑んでいて
考えさせられることは――
音楽を成立させるには、
強い意志がなければならない。
これを作りたい、作らねばならぬという強い思い、
インテンシティ(意志、決意、専心)が必要だ。
そうすれば、
音楽が音楽になる瞬間がやって来る、
というのです。
「しゅうちゅうゥりょくゥ?」
「ぐるる?」(←訳:やる気?)
演奏するたびに新しい発見がある、クラシック音楽。
台湾で『第9』のコンサートをしたときのこと、
久石さんは体験します。
《神が降りてきた》
そんな特別な時間を。
演奏を始める直前、
指揮台で瞑目し目を開けたとき、
そこには特別な時間が流れていて
僕はただ静かに
小さく振り出せばよかった――
読んでいる私たちも鳥肌が立つような、
祝福と羨望のひととき。
「かんきゃくさんがァ、うらやましィでスゥ!」
「がるるぐるるるっる!」(←訳:その曲聴きたかった!)
音楽を伝える方法には何があるだろう?
音楽と聴覚と視覚のバランス、ズレ。
音楽の始まり、進化、
譜面の発達、
商業化された大量生産の音楽の台頭する現代に、
ひとりの作曲家として
自分に何ができるのだろう?
日々の、身近なものごとと寄り添うように、
しかし真摯に、
久石さんは問いかけます。
作品(曲)に完成はあるのか?
「むゥ~んッ、それはァ~…」
「ぐるる!」(←訳:超難問!)
いや、作曲(創作)に終わりはない。
永遠に完成しないものなのだ――
そう呟きながら、
今日も指揮台に向かう久石さん。
《創るひと》のこころの動き、
思考と試行の記録は、
ジブリファンの活字マニアさんに
久石さんのファンの方々におすすめです。
ぜひ、一読を~!
むッ? きょうはァ、みなさまもォ、ごぞんじのォ~…」
「がるる!ぐるるるるる~!」(←訳:虎です!招きネコの日~!)
こんにちは、ネーさです。
はい! 今日9月29日は《招き猫の日》だとか♪
ならばネコパンチ、いえ、招きポーズを決めながら、
本日も楽しく読書タ~イム!
さあ、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― 音楽する日乗 ――
著者は久石譲(ひさいし・じょう)さん、2016年8月に発行されました。
前々回記事では、
スタジオジブリの鈴木敏夫さん著『ジブリの仲間たち』を御紹介しましたが、
こちらは、いわば“ジブリつながり”!
宮崎駿さん、高畑勲さんの映画音楽といえば
この御方ですよね♪
「ふァいッ! ひさいしィさんでスゥ!」
「ぐるる~!」(←訳:大好き~!)
この御本は、久石さんが
雑誌『クラシック・プレミアム』に
隔週で連載した2年間分の文章をもとに再構成したもので、
以下のような五つのパートから成っています。
Ⅰ……振る
Ⅱ……伝える
Ⅲ……知る
Ⅳ……考える
Ⅴ……創る
ジブリ好きな私たちにとって、
久石さん=映画音楽の作り手さん
という認識が先行しがちなんですけれど、
御本冒頭の『はじめに』で、
久石さん、はっきりと宣言しています。
《僕は作曲家である》。
そして、
《もう一度生まれ変わっても作曲家になりたい》
とも、述べておられます。
「てんしょくゥ、なのでスねッ!」
「がるぐる!」(←訳:天命かも!)
作曲家であることを強く意識している久石さん、
近年は指揮者としても活躍していて、
御自身の曲、
さらにはクラシック音楽の指揮にも挑んでいて
考えさせられることは――
音楽を成立させるには、
強い意志がなければならない。
これを作りたい、作らねばならぬという強い思い、
インテンシティ(意志、決意、専心)が必要だ。
そうすれば、
音楽が音楽になる瞬間がやって来る、
というのです。
「しゅうちゅうゥりょくゥ?」
「ぐるる?」(←訳:やる気?)
演奏するたびに新しい発見がある、クラシック音楽。
台湾で『第9』のコンサートをしたときのこと、
久石さんは体験します。
《神が降りてきた》
そんな特別な時間を。
演奏を始める直前、
指揮台で瞑目し目を開けたとき、
そこには特別な時間が流れていて
僕はただ静かに
小さく振り出せばよかった――
読んでいる私たちも鳥肌が立つような、
祝福と羨望のひととき。
「かんきゃくさんがァ、うらやましィでスゥ!」
「がるるぐるるるっる!」(←訳:その曲聴きたかった!)
音楽を伝える方法には何があるだろう?
音楽と聴覚と視覚のバランス、ズレ。
音楽の始まり、進化、
譜面の発達、
商業化された大量生産の音楽の台頭する現代に、
ひとりの作曲家として
自分に何ができるのだろう?
日々の、身近なものごとと寄り添うように、
しかし真摯に、
久石さんは問いかけます。
作品(曲)に完成はあるのか?
「むゥ~んッ、それはァ~…」
「ぐるる!」(←訳:超難問!)
いや、作曲(創作)に終わりはない。
永遠に完成しないものなのだ――
そう呟きながら、
今日も指揮台に向かう久石さん。
《創るひと》のこころの動き、
思考と試行の記録は、
ジブリファンの活字マニアさんに
久石さんのファンの方々におすすめです。
ぜひ、一読を~!
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