「こんにちわッ、テディちゃでス!
うぐぐぐゥ~まいッたでスゥ~…」
「がるる!ぐるるがる~…」(←訳:虎です!苦しいよう~…)
こんにちは、ネーさです。
春のプチ掃除だ!キッチンの模様替えだ!と頑張ったら、
筋肉痛になってしまいました……
今日は大人しく休養することにして、
さあ、↓こちらのコミック作品で、しばしの読書タイムを~♪
―― エロイカより愛をこめて に愛をこめて ――
原作は青池保子さん、
著者は萩尾望都さん、浦沢直樹さん、安野モヨコさん、木原敏江さん他、
編者は『ミステリー・ボニータ』編集部の皆さん、
2024年2月に発行されました。
『WE LOVE ”FROM EROICA WITH LOVE”!!』と英語題名が付されています。
1976年末にシリーズ第一作が発表されて以来、
マンガ誌の読者さんにはもちろん、
マンガの描き手さん、つまりプロの漫画家さんからも
熱い支持を得ているロングセラーコミック
『エロイカより愛をこめて』。
この御本は、
『エロイカ』大好き!なプロ漫画家さん24人による
公式アンソロジーコミックです。
「くふふッ、ぷふふふふゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:爆笑なのだ!)
華麗なる(美術品専門)泥棒
ドリアン・レッド・グローリア伯爵と、
NATO情報部に所属する
クラウス・ハインツ・フォン・デム・エーベルバッハ少佐、
そして、
ボーナムくん、ドケチ虫ジェイムズくん、
A~ZさんのNATO情報部員さんたち。
存在感無二の主役さんたち、
脇役を超越した脇役さんたちを、
『エロイカ』ファンの作家さんが
それぞれの愛情と敬意をたっぷり込めて描くと、
ふふふ、相当にヘンテコです♫
萩尾望都さんの『ゴッホ殺人事件』、
野上武志さんの『エーベルバッハと私』、
安野モヨコさんの『1980’sの小学生より愛をこめて』
木原敏江さんの『日本より愛をこめて』……
「どれもォ~たのしィ~!」
「がるぅぐるぅがる!」(←訳:ハチャメチャです!)
愛と笑いの嵐が吹き荒れる中、
やや異色と言えるのは、
浦沢直樹さんの『少佐より愛をこめて』。
これが!実に!最高に!ウケるー!
「さいしょはァ、びッくりィ!」
「ぐるるっ??」(←訳:これ誰っ??)
青池さんが創出したキャラクターを描くにあたって、
浦沢直樹さん、御自身のタッチを断固維持!
敢えて、青池さんの画風に寄せることをしていません。
ですから、妙にリアルな”浦沢さん風”伯爵、
ボーナムくんやドケチ虫くんが、
画面上を走り回るわけで。
観ているだけで、私ネーさ、お腹の皮が捩れました。
「あんこォ~るゥ!」
「がるるるぐるるがるる~!」(←訳:浦沢さん続編を描いて~!)
収録作品ラストを〆るのは、
『エロイカ』の作者・青池保子さん御自身による
『いきなり日本昔ばなし』。
単行本には未収録の短編作品を、
『エロイカより愛をこめて』愛読者の方々は
読み逃さないでくださいね。
漫画マニアさんにもおすすめの一冊ですので、
ぜひ、本屋さんのコミックコーナーで
探してみてくださいな~♪