「こんにちわッ、テディちゃでス!
きょうはァ、きれいなァゆうやけェ~だッたでのスゥ!」
「がるる!ぐるっるがるる!」(←訳:虎です!晴天っていいね!)
こんにちは、ネーさです。
薄紫の夕空に浮かぶほんわり細いお月さまを仰いだ今日は、
読書タイムもパステルカラー……じゃなくて!
ショッキングピンク!
ウルトラマリン!
レモンイエロー!
と原色尽くしの図鑑を御紹介いたしましょう。
さあ、こちらを、どうぞ~♪

―― 世界の原色の鳥図鑑 ――
監修は川上和人(かわかみ・かずと)さん、
解説は柴田佳秀(しばた・よしひで)さん、2017年9月に発行されました。
縦27㎝×横22㎝、厚みもどっしり3㎝!
大判サイズのこの御本には
有り得ないような色調の鳥さんたち
約220種のお写真がドーンと!
「こッ、これェ、ほんものォでスかァ??」
「ぐるがぅるるるる?」(←訳:加工じゃないんだ?)
私ネーさも、ええ、そう思っちゃっいました。
表紙の赤い鳥くんは
ベニフウキンチョウ――
主にブラジルの森や草地、農地、住宅地などに住む、
全長18㎝ほどの小鳥くんなのですが、
……鮮烈すぎる赤い色は、本物!
加工でも何でもなく、ホントに赤い!んですって。
あ、ちなみにメスのベニフウキンチョウは
茶色で地味、なのだそうです。
「うむむゥ、そこらへんはァ~」
「がるるる……」(←訳:リアルだ……)
赤がいれば、ピンクもいる。
ピンクがいれば、ブルーも、
それにイエローの鳥たちもいる。
この御本では、鳥たちを生息地ではなく、
大きく四つの《色》に分けて紹介しています。
分布地域の点からは、やはり
温帯よりも熱帯に棲息する鳥ちゃんが多いかしらね。
「たしかにィ、にほんッではァ~」
「ぐるるがるぐるるがる!」(←訳:派手な鳥は少数派です!)
少数派ということに関しては、
ブルーよりもイエローよりも、
ピンクの鳥たちがレア度で目立ちまくってます。
セグロサンショクビタキ……お人形みたいだわ!
ヒマラヤに住むマミジロマシコ……漫画『ワンピース』に出てきそう!
アンデスフラミンゴの群れ……もう殆どCG?
「いッたいィ、なにをォどうしたらァ?」
「がるるぐるがるる~?」(←訳:こんな色になるの~?)
なぜ、この鳥たちはこんな色をしているんでしょう?
野生の世界で、
このように派手ハデな色に生まれつくことは
マイナスなのではないか?
すぐ捕食者に見つけられて、食べられちゃうのでは?
その疑問に答えてくれるのは、
御本巻末に収録されている
川上和人さんの
『秒速30万キロのラブレター』と
『黒の魅惑と、黒の魔力』。
今年の読書界を席巻する川上さんの著書
『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』
を彷彿させる楽しい語り口で、
鳥たちの痛切なる想いというか悲願というか、
“派手であること”の存在理由を
解き明かしてくださいます。
「ふむむゥ! こういうゥりゆうゥがァ~」
「ぐるるる!!」(←訳:あるんだ!!)
楽しく面白いだけではなく、
鳥たちの《生命》を思い遣る
言の葉の美しさ。
川上さんの文章を読み、
そしてまた巻頭から鳥たちの写真を見直してゆけば、
そこからまた、
新たな《生命》の羽根がはばたいてゆく――
「どんなァいろでもォ~」
「がるるぐるる!」(←訳:みんな可愛い!)
動物写真好きな御方に、
川上さんのファンの方々にもおすすめの一冊です。
本屋さんで、図書館で、
皆さま、ぜひ♪
きょうはァ、きれいなァゆうやけェ~だッたでのスゥ!」
「がるる!ぐるっるがるる!」(←訳:虎です!晴天っていいね!)
こんにちは、ネーさです。
薄紫の夕空に浮かぶほんわり細いお月さまを仰いだ今日は、
読書タイムもパステルカラー……じゃなくて!
ショッキングピンク!
ウルトラマリン!
レモンイエロー!
と原色尽くしの図鑑を御紹介いたしましょう。
さあ、こちらを、どうぞ~♪

―― 世界の原色の鳥図鑑 ――
監修は川上和人(かわかみ・かずと)さん、
解説は柴田佳秀(しばた・よしひで)さん、2017年9月に発行されました。
縦27㎝×横22㎝、厚みもどっしり3㎝!
大判サイズのこの御本には
有り得ないような色調の鳥さんたち
約220種のお写真がドーンと!
「こッ、これェ、ほんものォでスかァ??」
「ぐるがぅるるるる?」(←訳:加工じゃないんだ?)
私ネーさも、ええ、そう思っちゃっいました。
表紙の赤い鳥くんは
ベニフウキンチョウ――
主にブラジルの森や草地、農地、住宅地などに住む、
全長18㎝ほどの小鳥くんなのですが、
……鮮烈すぎる赤い色は、本物!
加工でも何でもなく、ホントに赤い!んですって。
あ、ちなみにメスのベニフウキンチョウは
茶色で地味、なのだそうです。
「うむむゥ、そこらへんはァ~」
「がるるる……」(←訳:リアルだ……)
赤がいれば、ピンクもいる。
ピンクがいれば、ブルーも、
それにイエローの鳥たちもいる。
この御本では、鳥たちを生息地ではなく、
大きく四つの《色》に分けて紹介しています。
分布地域の点からは、やはり
温帯よりも熱帯に棲息する鳥ちゃんが多いかしらね。
「たしかにィ、にほんッではァ~」
「ぐるるがるぐるるがる!」(←訳:派手な鳥は少数派です!)
少数派ということに関しては、
ブルーよりもイエローよりも、
ピンクの鳥たちがレア度で目立ちまくってます。
セグロサンショクビタキ……お人形みたいだわ!
ヒマラヤに住むマミジロマシコ……漫画『ワンピース』に出てきそう!
アンデスフラミンゴの群れ……もう殆どCG?
「いッたいィ、なにをォどうしたらァ?」
「がるるぐるがるる~?」(←訳:こんな色になるの~?)
なぜ、この鳥たちはこんな色をしているんでしょう?
野生の世界で、
このように派手ハデな色に生まれつくことは
マイナスなのではないか?
すぐ捕食者に見つけられて、食べられちゃうのでは?
その疑問に答えてくれるのは、
御本巻末に収録されている
川上和人さんの
『秒速30万キロのラブレター』と
『黒の魅惑と、黒の魔力』。
今年の読書界を席巻する川上さんの著書
『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』
を彷彿させる楽しい語り口で、
鳥たちの痛切なる想いというか悲願というか、
“派手であること”の存在理由を
解き明かしてくださいます。
「ふむむゥ! こういうゥりゆうゥがァ~」
「ぐるるる!!」(←訳:あるんだ!!)
楽しく面白いだけではなく、
鳥たちの《生命》を思い遣る
言の葉の美しさ。
川上さんの文章を読み、
そしてまた巻頭から鳥たちの写真を見直してゆけば、
そこからまた、
新たな《生命》の羽根がはばたいてゆく――
「どんなァいろでもォ~」
「がるるぐるる!」(←訳:みんな可愛い!)
動物写真好きな御方に、
川上さんのファンの方々にもおすすめの一冊です。
本屋さんで、図書館で、
皆さま、ぜひ♪