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テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― まばゆいルネサンス ―

2017-10-11 22:01:49 | ミュゼ
「こんにちわッ、テディちゃでス!
 あるぜんちんがァ~やりましたでスゥ!」
「がるる!ぐるるがる!」(←訳:虎です!大挽回だよ!)
「おめでとうゥ!」

 こんにちは、ネーさです。
 やってくれましたアルゼンチン!
 ロシアW杯出場はもう絶望的か……と思われた最終戦、
 きっちり勝ち点を獲得して一挙に予選突破!
 南半球へお祝いの拍手を送りながら、
 さあ、私たちは読書……をサボることにして、
 本日は↓こちらの展覧会情報を、どうぞ~♪
 
  



        ―― 遥かなるルネサンス ――



 東京都八王子市の東京富士美術館にて、
 会期は2017年9月21日~12月3日(月曜休館)、
 『Sol Levante nel Rinascimento Italiano』と伊語題名が、
 『天正遣欧少年使節がたどったイタリア』と日本語副題が付されています。

「ふァ~…これはァ、きれいィでスねッ!」
「ぐるるるる!」(←訳:お姫さまだ!)

 チラシ(フライヤー)表面に印刷されているのは、
 メディチ家の宮廷画家ブロンズィーノさん作
 『ビア・デ・メディチの肖像』(1542年頃)。

 そして、もう一作、
 美しさでは引けを取らないのが――

  

 ↑こちらの、
 ヴェネツィアの画家ドメニコ・ティントレットさん作
 『伊東マンショの肖像』(1585年)。

 2014年、奇跡的に再発見されたこの作品は、
 この企画展の主役さん、とも言えましょうか。

「れきしのォ、しょうにんッ!」
「がるぐるるる!」(←訳:歴史そのもの!)

  

 1582年(天正10年)、イエズス会巡祭師ヴァリニャーノさんは
 日本人少年4名を欧州へ送り出します。

 1585年3月、
 イタリアのリヴォルノに上陸した一行は、
 フィレンツェ、バニャイア、カプラローラなどを経由して
 ローマに至り、教皇に謁見する栄誉を得ました。
 帰国の旅では、
 ペーザロ、イモラ、フェッラーラ、ヴェネツィア、パドヴァ、
 ヴィチェンツァ、ヴェローナ、マントヴァ、ミラノ等の都市を巡り、
 各地で歓待を受け、式典や儀式に参加した、と伝えられています。

 この展覧会では、天正遣欧少年使節の足跡を辿り、
 彼らが訪れたイタリア各地の美術・工芸品が紹介されます。

「しきさいィゆたかなァ、いたりあびじゅつゥ!」
「ぐるがるる!」(←訳:目に眩しい!)

 ルネサンス美術好きなアートマニアさんにはもちろん、
 天正遣欧少年使節とくれば
 歴史好き&歴史小説好きな方々にも
 おすすめの展覧会です。

 東京富士美術館はJRや私鉄の駅からは
 ちょっと離れていますので、
 HP等でアクセス方法を御参照の上、
 お出掛けしてみてくださいね~♪



    では、ここでハロウィン前哨戦オマケ画像も!
   
    『シャトレーゼ』さんの
    《ベルギーショコラロール》は
    ハロウィン仕様のパッケージになってますね。
    「こわいよゥ~ぱくぱくぱくッ」
    「がるる~ぐるる!」(←訳:怖いね~パクリ!)
    ショコラ味のお菓子が好きな御方は、ぜひ♪