「こんにちわッ、テディちゃでス!
へェ~んしィんッ! とォうゥッ!」(←ライダーの変身ポーズ中)
「がるる!ぐるるがる~っ!」(←訳:虎です!ボクも変身~っ!)
こんにちは、ネーさです。
あのね、だからね、変身や変装じゃなくて仮装でしょ。
今日26日は仮装したお子ちゃまたちをあちこちで見かけましたが、
皆さまも仮装&パーティを楽しみましたか?
お家に帰ってきたら、
さあ、秋の夜長の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― おわらない音楽 ――
著者は小澤征爾(おざわ・せいじ)さん、2014年7月に発行されました。
『私の履歴書』と副題が付されています。
「まえすとろォ、とうじょうゥ~!」
「ぐるぐるぐる~!」(←訳:パチパチパチ~!)
いまや知らぬ者とてない、偉大なるマエストロ・小澤征爾さん。
この御本は、小澤さんが1935年(昭和十年)満州(現・中国瀋陽市)に生まれ、
2014年現在に到るまでの半生記であり、《履歴書》です――
って言いたいんですけど、
《履歴書》?
映画の脚本、の間違いじゃありませんこと?
「もんのッすッごォ~いッ!」
「がるがるるる!」(←訳:波乱万丈の嵐!)
少年時代、青年時代、留学を経て、
いよいよ指揮者としての本道へ。
そのすべてが、平坦な道ではありません。
満州での生活と、
そこから東京・立川へのお引っ越し。
「たちかわァ?」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:八王子のお隣りだ!)
ええ、多摩っ子だったんですね、小澤さん。
音楽に目覚めた征爾少年はピアニストを夢見て、
日夜厳しい練習……に加え、
ラグビーにまで夢中になっちゃったのですから、堪りません。
他校との試合で両手の人さし指を骨折、
顔にも怪我を負って、
救急搬送される羽目に……。
「おおけがッ??」
「がるるるる!」(←訳:どうしよう!)
しかし、ピアニスト生命を危うくしたその怪我が、
異なる形の音楽家――指揮者への道を拓くきっかけとなります。
音楽の勉強を続け、
友人さん知人さんに応援されて欧州遊学。
正式な留学のアテはないけど、
旅費格安?の貨物船に乗せてもらって、
マルセイユからはスクーターにまたがり、
一路、パリへ――
「ゆめのォ、みやこッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:音楽の本場!)
以降の小澤さんの活躍は、
活字マニアの皆さまも御存知、でしょうか。
いつも順風満帆、とは行かなくても、
多くの、当代一流の巨匠さん才人さんたちが
小澤さんに手を差し伸べました。
“先生”ことヘルベルト・フォン・カラヤンさん、
レナード・バーンスタインさん、
イサム・ノグチさん、
井上靖さん、大江健三郎さん、
武満徹さん、團伊玖磨さん、黛敏郎さん、
三島由紀夫さん……
そして、お父上、お母上、兄弟さんたち。
顔ぶれのあまりの凄さに、
本文のページをめくる手が震えるほどです。
「ちょうゥ~いちりゅうゥ!」
「がるぐるぅ!」(←訳:贅沢だねぇ!)
山あり、谷あり、ドン底あり、
そのはてに、光あり。
御本の冒頭で小澤さんは記しています。
――音楽家になってよかった――
そう、この御本を、つまりは小澤さんの《履歴書》を貫いているのは、
音楽家として生きることの幸福です。
形には出来ないけれど、
四囲を光で満たす、音の幸福。
「ぼらぼォ!」
「ぐるがーる!」(←訳:アンコール!)
小澤さんが奏でる音楽の幸せを、
活字マニアさんも、ぜひ、この御本から聴き取ってくださいね。
もちろん、音楽好きさんは必読ですよ♪
ぜひ!
へェ~んしィんッ! とォうゥッ!」(←ライダーの変身ポーズ中)
「がるる!ぐるるがる~っ!」(←訳:虎です!ボクも変身~っ!)
こんにちは、ネーさです。
あのね、だからね、変身や変装じゃなくて仮装でしょ。
今日26日は仮装したお子ちゃまたちをあちこちで見かけましたが、
皆さまも仮装&パーティを楽しみましたか?
お家に帰ってきたら、
さあ、秋の夜長の読書タイムは、こちらの御本を、どうぞ~♪

―― おわらない音楽 ――
著者は小澤征爾(おざわ・せいじ)さん、2014年7月に発行されました。
『私の履歴書』と副題が付されています。
「まえすとろォ、とうじょうゥ~!」
「ぐるぐるぐる~!」(←訳:パチパチパチ~!)
いまや知らぬ者とてない、偉大なるマエストロ・小澤征爾さん。
この御本は、小澤さんが1935年(昭和十年)満州(現・中国瀋陽市)に生まれ、
2014年現在に到るまでの半生記であり、《履歴書》です――
って言いたいんですけど、
《履歴書》?
映画の脚本、の間違いじゃありませんこと?
「もんのッすッごォ~いッ!」
「がるがるるる!」(←訳:波乱万丈の嵐!)
少年時代、青年時代、留学を経て、
いよいよ指揮者としての本道へ。
そのすべてが、平坦な道ではありません。
満州での生活と、
そこから東京・立川へのお引っ越し。
「たちかわァ?」
「ぐるるるがるるる!」(←訳:八王子のお隣りだ!)
ええ、多摩っ子だったんですね、小澤さん。
音楽に目覚めた征爾少年はピアニストを夢見て、
日夜厳しい練習……に加え、
ラグビーにまで夢中になっちゃったのですから、堪りません。
他校との試合で両手の人さし指を骨折、
顔にも怪我を負って、
救急搬送される羽目に……。
「おおけがッ??」
「がるるるる!」(←訳:どうしよう!)
しかし、ピアニスト生命を危うくしたその怪我が、
異なる形の音楽家――指揮者への道を拓くきっかけとなります。
音楽の勉強を続け、
友人さん知人さんに応援されて欧州遊学。
正式な留学のアテはないけど、
旅費格安?の貨物船に乗せてもらって、
マルセイユからはスクーターにまたがり、
一路、パリへ――
「ゆめのォ、みやこッ!」
「ぐるるがる!」(←訳:音楽の本場!)
以降の小澤さんの活躍は、
活字マニアの皆さまも御存知、でしょうか。
いつも順風満帆、とは行かなくても、
多くの、当代一流の巨匠さん才人さんたちが
小澤さんに手を差し伸べました。
“先生”ことヘルベルト・フォン・カラヤンさん、
レナード・バーンスタインさん、
イサム・ノグチさん、
井上靖さん、大江健三郎さん、
武満徹さん、團伊玖磨さん、黛敏郎さん、
三島由紀夫さん……
そして、お父上、お母上、兄弟さんたち。
顔ぶれのあまりの凄さに、
本文のページをめくる手が震えるほどです。
「ちょうゥ~いちりゅうゥ!」
「がるぐるぅ!」(←訳:贅沢だねぇ!)
山あり、谷あり、ドン底あり、
そのはてに、光あり。
御本の冒頭で小澤さんは記しています。
――音楽家になってよかった――
そう、この御本を、つまりは小澤さんの《履歴書》を貫いているのは、
音楽家として生きることの幸福です。
形には出来ないけれど、
四囲を光で満たす、音の幸福。
「ぼらぼォ!」
「ぐるがーる!」(←訳:アンコール!)
小澤さんが奏でる音楽の幸せを、
活字マニアさんも、ぜひ、この御本から聴き取ってくださいね。
もちろん、音楽好きさんは必読ですよ♪
ぜひ!