なちゅらる Hi !

かっぱの心をうるおす、山・川・岩・海などの小さな自然。主に北海道の話。

暑い⁉ 紅葉は進んでいるのに…

2023-10-14 | 
相手が見つからなかったので、1人で修験へ。
新しい武器を手に入れた。

試し切りに、アプローチ道を邪魔するものたちをバツバツ切っていく。
歯の構造のせいか、安物のくせによく切れる。


今日も美しい眺め。

「意志を継ぐ者」
前回のトライで、核心部の足運びさえ整理すれば行ける気がした。
だから、ぶら下がって足運びの確認をした。

印をつけては、ムーブを試すのを繰り返して、一度下りる。

誰もいない時は、地面を整えるチャンス。
すぐ崩れてくるところを中心に足場をのんびり整える。
整える~眺める~整える~足運びを考える…。

ロープは垂らしっぱなしだったので、再度、足運び研究に上がる。
なんか整ったような気がする。

2人組のクライマーが来たが、気持ちは終わっていたので、ご挨拶だけした。
眺めながらカップラーメンをすすり街の人に戻る。
街は22℃もあってびっくりした。

秋晴れの平日休みに…

2023-10-11 | 
数少ない週の真ん中平日休み。
そして秋晴れ。
お相手してくださる方が見つかったので、修験に向かう。

積丹半島が澄み渡る。

何度も登っている『陽当たり良好』と『甘い男』を純粋に楽しむ。
そして、同行の方お2人共、『陽当たり良好』RP。


NKさんは、『甘い男』までRP!

1日2本のRPって、すごい。

かっぱは、『意志を継ぐ者』2トライほど。
核心部さえ越えられれば何とかなりそう。

KSKさんの『拝啓吉田様』トライを見守る。

よさ気な感じ。

秋晴れの中、平日チャンスしかなかなかご一緒できない方々とクライミングを楽しめた。

余韻に浸りながら、相方のRPを祝う

2023-10-09 | 
ソルジャーブルーRP翌週。
惜しいところまで行っていたKGさんに付き合う。

素晴らしい秋晴れの2日間。

日曜、ヌン掛けを引き受け、あわよくば2週連続で登れる誉を得ようとするが、何が何でも登る気持ちではないことを岩に悟られ、怖落ち。やはりこのルートは只者ではない。

KGさんは2本トライし、2本とも核心を突破するも、核心後のカバ取り落ち。
毎週続いていたソルジャーの後のアルパイン的な活動は控え、翌日の登りを誓い、大黒岩を後にする。

月曜祝日。

自らユマーリングをこなし、1便目で見事なRP。

前日落ちた箇所でプルプルしながらもおさえた登りで、ビレイにも力が入った。

かっぱも、また試しにやってみるが怖い気持ちを抑えきれず、1テン。
KGさんとは落ちるポイントが違っていておもしろい。
2人でたっぷり余韻にふけり、大黒岩を後にする。


峠で栄養補給して、西奥へ。
RPの喜びとともに、アルパイン6級を味わってほしいと余計なことを考え、かっぱ1押しの西奥ダイレクトルートへ。

この2P目のクラックがとてもいい。
もっと認められていいと思うが、出だしがもろい。
カムは、ぼんやり記憶で赤2つ持ったけど、緑の方が数ほしい。
次行くときは、黄色も2つあると使えるな。

2P目終了点で眺めを堪能しながら、のんびり過ごす。


これで、秋のソルジャー&アルパインシリーズはおしまい。
名残惜しいが、寒くなるからちょうどいい。

虹と雨のバラード

2023-10-01 | 
「ソルジャーブルー」12dを見染めたのはいつのことだったか…。
多分20年位前だと思う。
「あんなルート登れないよなあ。」と思ったのは、登りたいからだったのだろう。


先週の核心越え落ちを振り返り、余計なことは考えず、心のみを研ぎ澄ませて臨んだ1便目、つまりヌン掛けマスター便。
昨日も人に言ったセリフ、「もうマスターでも関係ないはず。」

核心ガバを少し取り損なっても、終了点手前で雨が降ってきても、「掴んだものを離さなければ落ちない。」と心に定め乗り切った。

41回目のトライ。
やる気になったのは2022年5月だから、期間にすると1年と4カ月か…。
この間付き合ってくれた方7名。
そして、初登者を含め、このラインに関わった人、みなさんに感謝!

同行のKGさんも、安定して核心を越えるようになっている。

短期間ですごい。

圧巻は、この日初めて同行した若者Nくん。
1便目で、これまでかっぱが5,6回ずつかけて解明した3か所のムーブを、全て1便目で解き明かす。
そして、なんと2便目、粘り強い登りでRP。

これまで「ソルジャーブルー」を2便でRPした人っているのかしら…。
圧巻の刺激を受けて、今日の同行を承諾してよかったと感じいった。

下まで降りて、ソルジャーを振り返る。

壁が明るく見える。

西へ移動。
クリスタルに到着すると、親しい方々のRP情報が次々入る。
秋の収穫祭だ。

西奥ダイレクトを登る予定だったが、急な大雨。
すぐに止んだが、壁には水。
なぜか濡れていない赤壁クラックを登って赤壁上部へ。

途中同行のSさんが「ロックスミス」に手を出すも、また雨。
そして、また、虹をバックに撤退。

小気味よい。