ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

屋久島ロス

2021年10月04日 | 日本の旅



屋久島から戻ってしばらくは、なんだかぼんやりしていた。
あの3日間は夢じゃなかったのか・・というくらい楽しくて、感動の連続だったから。

完全に屋久島ロス。
心を半分置いてきてしまった・・

回収にいかなきゃ!

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滝巡り

2021年10月03日 | 日本の旅



屋久島最終日の朝。

海からのぼる朝日を見ずには帰れない。
目の前に広がるのは太平洋。同じ九州でも福岡とは印象が違う。

あ、太陽が顔を出した!



さえぎる雲もなく、完璧な日の出!



最も美しいものは自然の中にある・・



朝食の後、ホテルの敷地内を散策。



ハイビスカス



これはグァバだったかな・・



飛行機の時間が12時台のため、最終日は午前しか時間がないけれど、
登山と縄文杉以外にも屋久島は見どころがたくさん。

滝巡りもそのひとつ。
ぽん・たん館で買い物をして、そのまま近くのトローキの滝へ。



モッチョム岳と赤い橋を背景に、なんともフォトジェニックな滝。
直接海に落ちる滝は全国的に珍しいのだそう。
シーカヤックで滝のすぐ近くまで行けるのだとか。楽しそう!



産直で見かけた不思議なものたち。
モンステラって、あの観葉植物の!?



グァバも買って帰りたかったけれど重いので断念。



ドラゴンフルーツ安い!



次に向かったのは、千尋の滝。
”せんぴろ”と呼ぶ。

落差60mの高さから流れ落ちる滝と、左側の巨大な花崗岩(なんと一枚岩)は圧巻。

千尋の滝の展望台のすぐ近くに、モッチョム岳の登山口があった。
モッチョム岳もコースタイム7時間はかかるので一日がかりの登山になるけれど、
山頂からすぐ目前に広がる海を見てみたい!!

次に上る山は決まった!



レンタカーを返す前にお土産屋さんでジェラートを。
そらうみジェラート、美味しかった~。
ここでトビウオのさつま揚げなども購入。



我が家は両方の実家がANAしか飛んでいない(金沢と対馬)ということもあり、完全に青組マイラー。前回JALに乗ったのはいつのことか・・記憶もない。もしかすると大人になって初めて乗る!? 



直行便では2泊でも正味2日間の旅。
それでも目的を宮之浦岳のみにしぼったことで、時間的にも気持ち的にも余裕のある旅になった。
屋久島がぐっと身近に感じられるようになり、いつでも行ける!という場所になったことが嬉しい。

次はモッチョム、それともやっぱり縄文杉・!?
次回は温泉に泊まりたいし・・サンカラホテルでリゾートもいつか!


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宮之浦岳

2021年10月02日 | 



5時前にホテルを出て、1時間ほどで淀川登山口に到着。
8台ほどしかスペースのない駐車場は満車で、どうにか空きスペースに車を停めたころに夜明けを迎える。外は寒いので車の中で朝食。

どっちが朝食でどっちが昼食?
大差ない(笑)



6:23 いざ出発!



淀川小屋まではほぼ平坦な道。



6:56 淀川小屋到着
7:02 出発

ここから先はトイレはないので(携帯トイレブースのみ)、最後にもう一度。
(携帯トイレは3つ準備していたけれど,結局このトイレ休憩を最後に約8時間半トイレは大丈夫だった)



山頂に豆腐岩(笑)を乗せた高盤岳(1711m)
いつか登って、豆腐岩に触れてみたい。



8:16 花之江河 
コースタイムでは淀川小屋→花之江河は105分となっていたので、約30分短縮。
天気にも助けられて、なかなかいいペースだ。

花乃江河は木道が湿原を守っている。
いきなり日本庭園が現れたようでびっくりした。

8:27 黒味岳分岐着
 帰路に時間と体力に余裕があれば、黒味岳もアタック予定。

8:47 投石平着
 だんだんと登りが急になり、陽射しを遮る樹木が減って、暑さがこたえてくる。



雄大な眺めにきつさも忘れる。
「屋久島にいるんだ。もうすぐ宮之浦岳!」と考えるだけで嬉しくて駆け出したくなるくらい元気♪





前を歩いていたえしぇ蔵の足が止まった。
「鹿がいる!」



ヤクシカが目の前に! 
こんな至近距離で会えて感動。
人間に驚いたり警戒する様子もなく「こっちだよ」と道案内するかのように
時々立ち止まっては振り返り・・可愛い!



奇岩がたくさん。不思議な光景。



栗生岳(1867m)到着。
これは登ったというより、宮之浦岳に行く途中の通過点。





10:11 宮之浦岳(1936m)着
 ついに九州最高峰を制した! 

山頂が晴れている、しかも雲一つない空なんて奇跡的。
 


ホテルの売店で買って凍らせて持ってきた、タンカンジュースがちょうど溶けて
冷たくて最高に美味しい!



登りのタイムは3時間45分



山頂では時間が早すぎたので、お昼は少し下山して見晴らしの良い岩の上でとることに。





コースタイムをかなり縮められたので、黒味岳もアタック!
宮之浦と黒味の二座を極めたかったので、登れてうれしい♪ 

分岐点に荷物をデポして、往復1時間。



黒味岳アタックのほうがきつかったけれど、山登りとしては面白かった。
背後に登ってきた宮之浦岳が見える。



山頂に着いたころにガスが出てきて,あっという間に視界が悪くなる。
この時はさすがにちょっと怖かった。なにせ足元は岩なので。



15:35 淀川登山口着。

体力と足が最後まで持ってよかった。
時間はかかるけれど、宮之浦岳までのルートは環境を守るためにも完璧に整備されていて歩きやすく、足にも優しかったのだと思う。雨だったら岩や木道が滑るのでもっと時間がかかっただろう。

なにはともあれ、無事に登頂して下山できたことに感謝!
これまで登った山と、達成感の大きさが違うなぁ~。
 


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いざ屋久島へ

2021年10月01日 | 日本の旅



1週間前に台風が発生し、一時は諦めかけた屋久島行き。
台風の進路予測のとおり東にそれて、出発日は晴マークに変わっても、前日までどきどき・・

行けただけでもありがたいのに、結果的には滞在3日間の快晴続きという幸運に恵まれた屋久島の旅を記録しておこうと思う。

屋久島へは鹿児島経由で飛行機またはフェリーという行き方もあるけれど、今回は福岡からの直行便を選んだ。一日一便で往復ともに出発が正午前後と時間はいまいちだけれど、便利さを選択。

フライト前の腹ごしらえは、月やの豚そば。



ラウンジで飛行機を眺めながら、旅への期待に胸をふくらませる。
まだまだ離発着する飛行機が少ないなぁ。

COSTAコーヒーが期待以上に美味しかった。

金沢や対馬便で慣れているとはいえ、さらに小さいプロペラ機に少しひるむ。
そしてプロペラの横の席を指定する失敗をまたやってしまう(汗)



いつも福岡空港を飛び立つとすぐに海上。九州南下の旅は新鮮~。
小型機は高度をあまり上げられないそうで、屋久島に着くまでずっと陸地や海岸線をはっきりと眺めることができて、面白くて寝る暇もなく・・



圧巻は上空から眺める桜島!



今まで遠いイメージだった屋久島が、鹿児島からすぐ近くにあることも肌で感じた。
そして種子島がほぼ平坦で長細いのに対して、屋久島はほとんどが山で丸いということも。
そこは、壱岐と対馬に似ている。

屋久島の第一印象は・・ジュラシックパークみたい!
海から山が近い。それも高い山が連なっている。



のんびりとした空気が流れる屋久島空港。
荷物を受け取るターンテーブルはなく、職員の方が手作業で並べてくれる。



3日間の足となるレンタカーに乗って、向かった先はヤクスギランド。



子ザルがかわいい~・・でも、目が合うと襲ってくるという情報があり、車の窓はあけません。



今回は宮之浦岳に登るのが目的なので、縄文杉はまたのお楽しみに。
もちろん屋久島には縄文杉以外にもたくさんヤクスギがあり、ヤクスギランドの50分コースでもたくさんのヤクスギに出会えて感動!
ちなみに標高500m以上の山地に自生し樹齢1000年以上のスギだけをヤクスギと呼ぶそう。

見上げてもてっぺんが見えない。





だんだん首が痛くなってきた・・



これで1000年だったら、7000年の縄文杉ってどれだけ・・
やっぱり一度は会いにいきたいな。



グリーンホテルにチェックイン。
楽しみな夕食は、窓からの眺めが一番のご馳走! 



屋久島ならではのトビウオの唐揚げ。
口コミでは賛否両論だったけれど、蛋白な身がとても美味しいと思った。



地元でとれる「旭蟹」という種類だそうで、
身がぎっしり詰まってよいお味。



カメノテ、初めて食べた。



翌日の朝食をお弁当に変更し、昼食のお弁当もフロントで注文。
お弁当の受取りは朝の4時から可能だそう。

4時45分の出発を目指して、早めに寝ようと布団に入ったけれど
なかなか眠れず、夜中に何度も起きて、本を読んだり冷蔵庫のお茶を飲んだり。
冷水ポットの蓋の開け方が分からなくて、暗闇の中で格闘したり(汗)
(翌朝、「妖怪茶飲み」のせいで起こされた、とえしぇ蔵(笑)

いよいよ明日は宮之浦岳!

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