多くの方のブログでの評判を頼りに郊外のフレンチレストラン『Au milieu de la vie オーミリュードゥラヴィ』へランチに出かけた。店名はフランス語で”生命あるものに囲まれて”と解釈しているということ。
オーナーシェフの野菜への思い入れは相当なもので、その情熱とサービス精神に感動の連続だった。
まずはお薦めの野菜ジュースで乾杯。母はセロリ&グレープフルーツ、私はケール&りんご。このジュースがとびきり美味しくて胃が爽快になった。
コースの前菜はビュッフェ形式で野菜が主役の料理が10種類ほど並んでいる。生で味わう丸葉春菊、紅菜苔(こうさいたい)、ルッコラの味の濃さ、グリルされて旨味が引き出された寒干し大根やポロネギ、南瓜の甘さをひとつひとつ味わった。
料理を味わうだけでなく、シェフ自らテーブルに何度も足を運んで野菜のことや調理法などを説明してくださりとても勉強になった。初めて食べた野菜もたくさんあり、特にスープにムースに干し芋にケーキにと大活躍の『菊芋』は印象深い。
糸南瓜のピクルス ヤーコンと菊芋を生で食べ比べ
調理前の菊芋 こちらも初体験のアピオス
メインのお皿はお母様のお嫁入り道具だったという骨董の九谷焼。
野菜は脇役ではなく富山豚のローストと対等にメインを張っている。
お肉の下には4種類の大根のソテーが敷かれている。むかごのようなのはアピオス、芽キャベツのような野菜はプチベール。
フキノトウのほろ苦ソース・・絶品!
ラズベリーソースで書かれた『Welcome to 石川』のメッセージにまた感激。プレートには菊芋or苺のムース(こんな美味しいムース初めて!)、菊芋の干芋、その干芋入りのチョコレートケーキ、ベビーキウイ、ミニトマト、ビーツの葉。
まさに生命あるものに囲まれていただく料理。
このあたりはベジキッチンに通じるな・・と思った。
メインの後にも「よろしかったら前菜をまたどうぞ」と言ってくださったけれど、十分に満足。お腹はいっぱいなのに胃はむしろ軽い感じがして、体が喜んでいるのがわかった。このランチでいただいた野菜は20種類は超えている。
次の帰省でもぜひ訪れたい。福岡だったらシェフのお料理教室に通うのに~!
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オーミュリュードゥラヴィ、ぜひぜひ行ってみて! 片町から車で20分くらいなので車があれば大丈夫ですよ。予約のTELの時にお願いすればFAXを送ってもらえます。シェフのサワダケンジ氏(一度聞いたら忘れない名前でしょ)もスタッフもとても感じがよかったです。
余談ですが・・お店で写真を撮ってもいいですか?と尋ねると、シェフが喜んで、器や盛り付けとかはりきってサービスしてくれました。
〒921-8155 石川県金沢市高尾台1-54. TEL/FAX:076-298-8066
(jognNote復活を待っているのですが・・)
ブログのお店帰省の際、行ってみたいのですが、
郊外ってどこ辺りですか?
で帰省なので近くだったら行けるかも?
・・治部煮、一度だけ作ってみたことあるのですが
どうも味付けがしっくりこなかったです。