中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

GOLFブーム

2005-12-07 | ゴルフ
昨日めずらしく会社から帰った後ゴルフ練習場に行ってきました。

こんな田舎町にも、夜だけ練習場があります。省の陸上競技場のスタンド下からグラウンドへ向かって球を打つというなんとも豪快、且ついい加減な練習場です。1カゴ40元で50発以上はカゴに入っていると思います。(面倒なので数えたことも尋ねたこともありません)家に帰ってからTAXIに乗って出かけましたが、驚いたことに満員です。
いい加減な設備ですので、人が増えたら人工芝のマットだけ増やせばいいのですが、40打席ほどが満員です。この町に来てもうすぐ3年。練習場は数えるほどしか来たことはありませんが、こんなの初めてです。

で、眺めていると約半分が初心者、始めたばっかりという感じの中国人で溢れています。この練習場にはコーチもいるのですが、1時間100元という高価格にもかかわらず引っ張りだこです。ちょうど隣の打席のオジサンにコーチが付いていたので話していることを聞くと、フムフムと頷けることばかり。コーチは時々コースでも見かける確か政府関係の役人です。夜はここで副業か。。。この人はっきり言ってうまいんです。バックティからほとんどパープレイ。

以前は台湾人と日本人の姿が多かったのですが、昨日はほとんど中国人。打席の後ろをウロウロして知り合いがいないかと探してみると何人も良くコースで会う中国人の友人達がいました。珍しいな練習に来るなんて、と冷やかされました。

日本に帰ったときに新兵器を入手、土曜日に使おうと思っているのですが、1回くらいは練習場で打っておこうと思い立ち、半年ぶりくらいに練習に行ったのでした。年間80ラウンド位していますが、練習場は本当に行かないので上達しないんですよね。判っているのですが夏は暑いし、冬は寒いし、家に帰った後わざわざ出かけるのも面倒と全然練習しません。しばらく真面目に練習してみようかなと昨夜は思いました。

日本の携帯電話に驚く

2005-12-06 | 一般
私が日本を離れたのは携帯電話がそろそろ普及の勢いを見せ始めた97年でした。
その頃日本で入手できたのは、本当に電話がかけられるだけ、という携帯電話でした。
中国に来て、駐在員として最初に手渡されたのは、ポケットベルと携帯電話でしたが、当時は携帯電話の電池があまり保たないので用事があるときにはポケットベルで相手を呼び出していた事を思い出します。ポケットベルも電話でオペレーターに相手の番号を口頭で告げ、表示して貰うメッセージを中国語で話していたので、下手な中国語だとオペレーターが電話を切ってしまうと言う状態でした。確か、ポケットベル1個が加入料金込みで5000元(当時の金で7万円くらい)だった記憶があります。

同じ頃携帯電話は日本と同様に会話が出来るだけというものでしたが、電話機が1台1万元(15万円位)加入料などで同じく1万元くらい必要でした。まだまだ保っている人は少なかった気がします。それがあっという間に安くなっていって、今では電話機2-300元(4、5千円位)加入料なんか不要、と言う状況に変わっています。機能もカメラがあったり、インターネットに繋がったりと何でもありと日本と同じようなものです。

こんな具合に中国の携帯電話についてはその進歩を身をもって体験してきたのですが、日本の携帯電話については3年位前、帰国時にあまりに不便なので知り合いに頼んでプリペイドの電話を買って貰っただけで、最新型をまともに使った事はありませんでした。公衆電話が偽カード対策で国際電話非対応になったのでどうしようもなく使っていたという状態でした。

それが今回帰国時に今後の便利を考えて1台購入することになり、買ってビックリ!と言うことになりました。どうせ買うならと色々調べてICカード持ち出せば海外でも同じ番号でかけられるという最新型を購入。電話機の安いのにも驚きましたが、メールなどの変換機能がプリペイドの3年前モデルと全然違うのに驚きでした。中国ではゴク日常的にショートメールを使っていますが、もちろん中国語です。発音記号入れて漢字変換して、ですが一文字変換すると次の候補がゾロゾロ出てくるという便利さです。それに比べて日本のプリペイド電話はとっても面倒でした。こんなもの使って一生懸命メール打っている奴の気が知れない、とまで思っていましたが、今回改めました。

スゴイですね、日本の携帯電話。

ちょっと日本に帰っていました。

2005-12-05 | 一般
先週の水曜日から土曜日まで日本に用事があって帰っていました。

金曜日に子供の進学の説明会に出席したのですが、なぜ役所の人ってあんなに変なしゃべり方するんでしょうね。「~となります、ご確認下さい。」手続きを説明するために資料配って、その中身を説明するのだから出席している人は「確認する」に決まっているじゃないですか。なのに1回ずつ「ご確認下さい。」

普段ものすごく直接的な表現が主体の中国語の世界に住んでいると、なんでこんなに!と思ってしまいます。もちろん中国語だって直接的な世界じゃないところはいっぱいありますが、基本が人の名前をフルネーム呼び捨て、と言う世界ですし、婉曲に何かを察して貰おうという世界とは無縁ですので、馬鹿丁寧な表現を聞くと「無駄」な気がします。

それだけ私が日本人の心から離れてしまったのかも知れませんが。

それともう一つどうしても違和感のあるのが、エスカレーターの片側並び。
並ぶのは良いんですが、片方誰も通っていないのに誰も乗らなくて、ただただ無駄に(私には無駄に見えます)エスカレーターの手前で並んでいる人達。たった一階分の階段を上るのを回避するためにあれだけ延々と並べる、その心が私には理解できません。あれを文明的と言うのでしょうか?空いた片側に乗っておいて、後ろから急いでいる人が来たら自分も歩く、というのが合理的な文明、ではないでしょうか。そう思いながらも日本の人達は規律違反に対してものすごく怖い目で睨むので私も実行する勇気がありません。

慣れていないとあの冷たい目で睨まれたら本当に怖いですよ。

電車の中だって、歩いているときだって、沈黙で冷酷で、ちっとも楽しそうじゃないんです。

雑ぱくでうるさくてお節介で、ちっとも黙っていられないここの人達。帰ってくるとちょっとホッとしてしまいます。