中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

日本の携帯電話に驚く

2005-12-06 | 一般
私が日本を離れたのは携帯電話がそろそろ普及の勢いを見せ始めた97年でした。
その頃日本で入手できたのは、本当に電話がかけられるだけ、という携帯電話でした。
中国に来て、駐在員として最初に手渡されたのは、ポケットベルと携帯電話でしたが、当時は携帯電話の電池があまり保たないので用事があるときにはポケットベルで相手を呼び出していた事を思い出します。ポケットベルも電話でオペレーターに相手の番号を口頭で告げ、表示して貰うメッセージを中国語で話していたので、下手な中国語だとオペレーターが電話を切ってしまうと言う状態でした。確か、ポケットベル1個が加入料金込みで5000元(当時の金で7万円くらい)だった記憶があります。

同じ頃携帯電話は日本と同様に会話が出来るだけというものでしたが、電話機が1台1万元(15万円位)加入料などで同じく1万元くらい必要でした。まだまだ保っている人は少なかった気がします。それがあっという間に安くなっていって、今では電話機2-300元(4、5千円位)加入料なんか不要、と言う状況に変わっています。機能もカメラがあったり、インターネットに繋がったりと何でもありと日本と同じようなものです。

こんな具合に中国の携帯電話についてはその進歩を身をもって体験してきたのですが、日本の携帯電話については3年位前、帰国時にあまりに不便なので知り合いに頼んでプリペイドの電話を買って貰っただけで、最新型をまともに使った事はありませんでした。公衆電話が偽カード対策で国際電話非対応になったのでどうしようもなく使っていたという状態でした。

それが今回帰国時に今後の便利を考えて1台購入することになり、買ってビックリ!と言うことになりました。どうせ買うならと色々調べてICカード持ち出せば海外でも同じ番号でかけられるという最新型を購入。電話機の安いのにも驚きましたが、メールなどの変換機能がプリペイドの3年前モデルと全然違うのに驚きでした。中国ではゴク日常的にショートメールを使っていますが、もちろん中国語です。発音記号入れて漢字変換して、ですが一文字変換すると次の候補がゾロゾロ出てくるという便利さです。それに比べて日本のプリペイド電話はとっても面倒でした。こんなもの使って一生懸命メール打っている奴の気が知れない、とまで思っていましたが、今回改めました。

スゴイですね、日本の携帯電話。