中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

ちょっと日本に帰っていました。

2005-12-05 | 一般
先週の水曜日から土曜日まで日本に用事があって帰っていました。

金曜日に子供の進学の説明会に出席したのですが、なぜ役所の人ってあんなに変なしゃべり方するんでしょうね。「~となります、ご確認下さい。」手続きを説明するために資料配って、その中身を説明するのだから出席している人は「確認する」に決まっているじゃないですか。なのに1回ずつ「ご確認下さい。」

普段ものすごく直接的な表現が主体の中国語の世界に住んでいると、なんでこんなに!と思ってしまいます。もちろん中国語だって直接的な世界じゃないところはいっぱいありますが、基本が人の名前をフルネーム呼び捨て、と言う世界ですし、婉曲に何かを察して貰おうという世界とは無縁ですので、馬鹿丁寧な表現を聞くと「無駄」な気がします。

それだけ私が日本人の心から離れてしまったのかも知れませんが。

それともう一つどうしても違和感のあるのが、エスカレーターの片側並び。
並ぶのは良いんですが、片方誰も通っていないのに誰も乗らなくて、ただただ無駄に(私には無駄に見えます)エスカレーターの手前で並んでいる人達。たった一階分の階段を上るのを回避するためにあれだけ延々と並べる、その心が私には理解できません。あれを文明的と言うのでしょうか?空いた片側に乗っておいて、後ろから急いでいる人が来たら自分も歩く、というのが合理的な文明、ではないでしょうか。そう思いながらも日本の人達は規律違反に対してものすごく怖い目で睨むので私も実行する勇気がありません。

慣れていないとあの冷たい目で睨まれたら本当に怖いですよ。

電車の中だって、歩いているときだって、沈黙で冷酷で、ちっとも楽しそうじゃないんです。

雑ぱくでうるさくてお節介で、ちっとも黙っていられないここの人達。帰ってくるとちょっとホッとしてしまいます。