中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

忙しいという感覚

2005-12-13 | 仕事
忙しい、と言う感覚は日本と中国でものすごく違うものの一つだと思います。

一言で言ってしまうと中国の忙しい は、業務時間中にやることが結構ある、位です。日本のような 何時帰れるんだろう?というような忙しさとは全然違います。うちの会社でも、忙しい忙しいと従業員は口にしますが、6時の定時前には机の上をキレイさっぱり片付けてチャイムと共に全員がいなくなります。チャイムが鳴ってから片付けるのではなく、鳴ったらもういません。5時半くらいからはお帰りモードですので、ちょっと10分で終わりそうな用事頼んでも明日にならないと答えは返ってきません。

私の執務室の壁はガラス張りにしてありますので、事務所で働く従業員の勤務状況はよく見えますが、席でずっと何かをしている人間はまあ忙しい時期で半分もいるでしょうか。結構みんな楽しそうにやってます。四六時中携帯電話の着メロが鳴り響き(普通の着信音に設定されているのは外国人の電話だけではないでしょうか?流行曲は従業員の着メロで人気の具合が判るくらいです)仕事だか私用だか判りませんが楽しそうにしゃべっています。

午前中11時くらいと午後の3時過ぎ頃は、おやつタイムです。1/3位の人間がリンゴやミカンを片手に仕事しています。お菓子を食べるという光景にはほとんど出会いません。ほぼ間違いなく果物ですね。

こういう生活をしている人達から見ると毎晩遅くまで残業して終電で家に帰って、倒れ込んで眠り、また翌朝会社へ出てくる日本人サラリーマンは狂気の生活にしか見えないようです。

実際どっちの生活が良いのかは、もう一度考えてみた方が良いような気もします。

明日から仕事で日本へしばらく戻ります。寒そうでちょっと嫌です。


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