中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

領事館のお仕事

2005-09-26 | 一般
パスポートの増補が必要になって上海領事館に行ってきました。

4月の抗日運動の名残の残る建物です。壁は汚れたまま、ガラスは割れたまま、横から見たら廃墟のようですが、一体何時になったら双方の面子の立つ処理が出来るのでしょうか?

なんていうことはさておき、やっぱりお役所仕事ですね。建物に入る前にパスポートのチェック、一人ずつ入館してそこでまた証明書(日本人はパスポート、中国人は身分証明書)のチェックをされてようやく金属探知機、X線検査を通って窓口へ。上海に日本人は3万人以上いると言われていますが、日本人窓口はわずかに一個、このデカイ建物は誰のため??もちろん領事館員の為なのでしょうね。まずここで不愉快。

増補のための申請書を探しますが、見あたりません。係員に聞くと番号札をくれました。一個しかない窓口へ番号順に入って申請書を貰えとのこと。そんな物くらい他の申請書置いてある棚になぜ置いておかない?? 並んで窓口で貰って、すぐ書けそうなのでここで書いて良いかと聞くと、外で書けとのお言葉。2分で記入終わって又並んで、提出して待つこと30分強。名前を呼ばれて増補完了。合計45分。比較的人が少なかったので、こんな時間で完了しました。

ついでに選挙人登録(在外選挙)でもと思い、ダメ元で「福建省在住だが」と聞くと「広州領事館へ行け」と管轄が違うとのお答えをいただきました。一体誰のための施設なんでしょうね、聞くまでもなく外務省を初めとするお役人の為の施設でしょう。

大体、在外公館って、その国の休日は休みで、日本の休みももちろん休むという良いとこ取りの体制自体が許し難い。誰か改革してください。まあ期待もしていませんが。