中国単身赴任生活 東京浦島太郎編

10数年住んだ中国を離れて東京のサラリーマン。浦島太郎です。
今は、自転車、写真、ジュリエッタなどのブログです。

銀行も警備厳重、手続きもしょっちゅう変わります。

2005-09-12 | 生活
さっき中国銀行へ行ってきました。
US$で会社から給料が中国銀行へ振り込まれますので、時々行って人民元に換金したり、US$の現金をおろしたりする必要があります。ATMが普及したので普段はあまり窓口に行きませんが、それでも人民元の残高が少なくなるとUS$を換金して口座に置いておく必要があります。

最近は人民元の切り上げがあったりして、結構手続きが面倒になっていましたが、今回は又ひときわ面倒になっていました。これまではパスポートさえ握りしめていけば良かったのですが、9月1日からコピーを出せと言うことになったとのことで、一回銀行を出て近所のコピー屋まで往復する羽目になりました。
窓口のお姉ちゃんは顔見知りですので、銀行のコピー機でやってくれと御願いをしてみましたが、隣に座っている厳しい主任さんの一睨みで撃沈されてしまいました。この主任さんは綺麗な人なのですが、ものすごく厳格で融通が利きません。きっとこの主任が居なかったらコピーも「仕方がないから次回からね」で済んだのではないか想像するくらいです。
しょっちゅう手続きが変わるので面倒と言えば面倒ですが、日本の銀行のようにあれこれ書類を記入して持参する必要もなく、窓口でやりたいことを言えば全部やってくれて、こちらはその紙を確認してサインすればいいと言う中国銀行のサービスはそれなりに満足しています。

ところで従来は銀行に現金を輸送する時だけ散弾銃を持った警備員が立っていましたが、今日行ったときには窓口の横にも散弾銃を持った警備員が居ました。ずっと立っているのかと聞いたところ、もうすぐ中秋節なので金を欲しい奴が襲撃するかも知れない、今日は現金が多く窓口にあるのでしばらく立っている、と言う返事でした。散弾銃にはもちろん実弾が入っており、腰のベルトにも弾が10発ほど差してあります。銃を持っては居ますが、そこらにどこにでも居そうなお兄ちゃんです。迷彩服+散弾銃+ヘルメットですので、なかなか威嚇力はあると思います。

私の住んでいるアパートの一階にも銀行があります。現金輸送時にはもちろん同様に散弾銃で装備した警備員がドアの横、車の周囲に3人は並びます。アパートの玄関のすぐ横なので、そんな時に通りかかると、必ず厳しい眼を向けられます。ここで一歩警備員の方へ足を踏み出せば銃口がこっちへ向くんだろうな、と試してみたい気もしますが間違って撃たれても仕方がないので、やったことはありません。

習慣の差

2005-09-12 | 一般
中国の北の方に長くいた私が南に引っ越して2年半が過ぎましたが、地方による習慣の差と言うことに改めて気付くときがあります。
今週の日曜日(9/18)は中秋節(中秋の名月)ですが、社員から中秋節の月餅は会社からでないのか?と先週質問を受けました。政府機関や国有会社は、中秋節を前にボーナス(又はその一部)を支給したり、社員に月餅を配ったりします。この辺りまでは北も南も似たようなものですが、その後供電局から金曜日に設備の点検で一日停電するとの通知を受けた後の対応が、習慣の差を強く感じることになりました。
私の会社は製造会社で一度ラインを動かすと連続操業が必要です。元々土日を休みにしていましたので金曜日に休むとなると、日曜日から出勤というのが普通ですが、社員から「その後2週間連続勤務になっても構わないので、18日の中秋節は休みにして貰えないか?」と強い要望が出されたのです。
この場所は亜熱帯で、9月の末と言ってもまだまだ夏です。2週間も連続勤務になれば、相当辛くなります。でも社員はそうしてでも中秋節は休みたいと申告してきたのです。中秋節は家族ですごすという習慣を守りたいという強い気持ちがあるのです。
「そう言うものかな?」と社員に聞くと「当たり前です」と帰ってきました。
国慶節(建国記念日)は国の定めた休みだが、中秋節は習慣が求める休みなんですね。 
「社員を大事にする」うちの会社はもちろん社員の強い要請にこたえることにしました。突然の3連休の出現です。その後1週間もすれば今度は国慶節の休みで1週間休みになります。
なんだか休んでばかりという気がしてきます。

台風はそれて浙江省へ

2005-09-12 | ゴルフ
台風15号は台湾の北で大きくスライスして浙江省へ行きましたので、昨日は快晴、南風が吹いて蒸し暑い一日でした。このところしばらく涼しかったのですが、台風のおかげでまたまた35度の世界に逆戻り。 そうは言っても今年の夏は涼しかったのではないでしょうか。 昨年は40℃超えの日が1週間ほどありましたので、それを思えば35℃も可愛いものです。

昨日はご近所の某日系企業のコンペに参加。久しぶりのコースで気持ちも新鮮です。いつものコースに比べるとフェアウエイも広く綺麗です。
スタートから3ホールほど好調、ただ広いフェアウエイを嘗めたのか、その後は右へ左へ。。。終わってみると不満足。集中力と緊張感をどう保かは私の大きな課題です。

夜はF1ベルギーGP。住んでいるアパートは中国のTVしか映りませんので、中継はもちろん中国語。LIVEと言いながら約20秒ほど実際にはずれています。何かのための安全の20秒でしょうね。さすがに検閲国家です。
こっちもストレスが溜まりました。 10月の上海GPのチケットを買おうかどうか悩んでいましたが、昨日のGPをみて止めることにしました。高いお金とサーキット往復の昨年の苦労を思い出すと、そんな思いまでしてストレスを溜めるのは無駄使いです。