ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

今度は洋風のお墓に刻まれた文字を見ていく。

2020-11-26 10:29:50 | 草花
いまさらながらですが、お墓(はか)は遺体または遺骨を収めて故人を弔う構造物ということです。(Wikiより)
以前、山間部で暮らしていた時には土葬されたお墓を見ました。新しく葬られたお墓では土が盛り上がっていました。
ところがそれ以外はほとんどの場合火葬ですね。衛生上これが一番ポピュラーなのだと思いますが、外国では遺体を焼くということが極めて残酷な行為だという認識もあるそうです。

さて、お墓の墓石に文字を刻んでメッセージを遺すという行為の主体は誰なんでしょうね。
下の※から次の※まではNetからの引用です。

洋型墓石に刻む文字にも、さまざまなパターンがあります。
象徴的な一文字、意味を込めやすい2文字以上、1つの句になっている言葉などです。 それぞれ例をあげてみましょう。
一文字の場合は
「心」「愛」「絆」の他に、「縁」「和」「夢」「空」「願」「幸」などがあります。
2文字以上の場合は
「誠実」「希望」「一期一会」の他に、「ありがとう」「感謝」「悠久」「自然」「洗心」などがあります。
1つの句になっている言葉は
「心やすらかに」の他に、「また会う日まで」「いい人生、いい旅立ち」「会いに来てくれてありがとう」などがあります。※(引用終了)
今回お墓内を巡りながら誰が誰にメッセージを伝えたいのかということを考え続けていました。
ここで見たお墓はほとんどすべて「〇〇家」のものであり、故人一人のものではないようでした。
例外的に名誉の戦死をされた方には官費で?仰々しいものが建っていましたが、あれは個人のお墓でしょうね。
それ以外のお墓で、亡くなった先祖の皆さんが挙って語る言葉とみなして、お墓を見ていきます。

和 ↓





照光 ↓




愛心 ↓




心  ありがとう ↓




愛 ↓




幸 ↓




友(仕掛中?) ↓




偲 ↓




想 ↓




花 ↓




絆 ↓




翔 ↓


以上がこの墓地でのものでしたが、個人主義の進んだ西洋では随分変わり種の墓碑銘があるものです。(以下 ↓)
〇ここに医師リチャードが眠る この霊園に眠る死者の半分は彼の患者だった

〇ここに眠る男は薬代のために小銭を出すのを渋り、そして命を失った彼にもう一度生き返ってほしいと思うが そしたら彼は葬儀代がいくらかかるか心配することだろう

〇この沈黙の石の下に眠るものは騒がしい老齢の未婚女性 彼女は揺りかごから墓場まで話しつづけ 息がきれることがなかった

〇シューベルト(1797~1828)オーストリアの作曲家 
 「ここに音楽の至宝が埋められた なおそれよりはるかに貴い希望を葬りぬ フランツ・シューベルト ここに眠る」

〇カール・マルクス (1818~1883)ドイツの経済学者。
 「全国の労働者よ団結せよ。哲学者たちはただ世界をいろいろな風に解釈してきた。だが、世界を変革することこそが大事なのだ」

〇ビリー・ザ・キッド(1859~1881)米国の無法者。
 「真実と経歴。21人殺害。ごろつきの少年王 彼は彼らしく死んだ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、小生本人が”初代先祖”となるのですが、如何致しましょうか・・・・・・・?
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散策はぼちぼちと・・・・墓地に来て、ひと回り 墓石に刻まれた文字 和風の部

2020-11-25 08:16:50 | 草花
七十七歳 自分もぼちぼち・・・・、家族もそれなりの心の準備をぼちぼち・・・・・と
散策の途中で墓地に出くわしました。
ざっと見てお墓は200基以上あると思われました。
墓石にはそれぞれこだわりの文字が刻まれています。せっかくのことですのでなんと刻まれているのか、くまなく調べてみることにしました。
まず始めは和風の、昔からあるスタイルのものから。
南無阿弥陀佛 ↓

浄土宗は「南無阿弥陀佛」、あるいは梵字を入れた後に「○○家先祖代々」などと入れることが多いそうです。



倶会一処 倶會一處 ↓


浄土真宗は「南無阿弥陀佛」「倶会一処」
倶会一処の意味は:念仏者は等しく西方浄土に往生し、一つところに相会うということのようです。



先祖代々之墓 ↓

この言葉は一番多かったようでした。

先祖累代之墓 ↓

これは上の変化形ですね。どちらが先なのかはわかりませんが。



南無釈迦牟尼佛 ↓

臨済宗や、曹洞宗は「南無釈迦牟尼佛」、あるいは「○○家先祖代々」などと入れるようです。



南無妙法蓮華経 ↓

日蓮宗では「南無妙法蓮華経」をひげ文字で入れるか、「妙法」と入れた後に「○○家先祖代々」などと入れるようです。



骨塔 ↓

シンプルでそのものずばり、凄いな!・・・・・と思います。三河では古いお墓にこの文字が刻まれているのをよく見かけます。宗派などは未詳です。



奥津城 ↓

奥都城(おくつき)と読んで、かつては上代の墓のことを指していたそうですが、そこから神道式の墓石に刻まれる文字になって行ったようです。



お地蔵さん?の置物 ↓

こういう変わり種もありました。
         (次回は洋風のもの)
コメント (6)
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近場を周回 11/22日の記事の続きです。 ヌートリア マガモ 大きな鯉 季節外れの?花など 

2020-11-25 07:05:43 | 草花
冬らしく冴えた空になっています。先日ついに辛抱しきれず炬燵に電気を通してしまいました。
程度の差はありますが、私たちは曲がりなりにも文明の恩恵を蒙っていますが、自然界の生き物たちは、その点では実に強靭ですね。
先日散歩中に住宅地でイタチを見ましたが、彼らは夏の酷暑にも、冬の極寒にもそれこそ裸一貫で生き抜いていくのですから。
その点、羽を持つ鳥は暑さ逃れ、寒さ逃れをして暮らしていけますので、若干軟弱感があります。
体の小さい昆虫などは抵抗力があるのか、無いのか?暑さ寒さに対する命がけの対処方法をしているのでしょうね。

つい先日、大手日用品店の家電売り場で面白いものを見かけました。
それはとても小型の加湿器なんですが、水蒸気ミスト発生装置でした。
原理はよくわかりませんが、水を毛細管現象で吸い上げてから、それを超音波振動盤に接触させてミストを噴出させる装置です。
ペットボトルに加湿材料の水を入れ、電源はUSB接続でした。
お値段は税金込みで1000円ちょっと出ましたが、”ダメ元”で買ってきて、パソコンのUSBポートに差し込んで使っています。水蒸気のミストを小気味よく発生させていますが、これって本当に加湿効果があるのでしょうか?
子供のおもちゃ的なノリで買ってしまいましたが・・・・。

ピラカンサス ↓

民家の門前で日差しを受けて目一杯元気印です。



ヌートリアのねぐら? ↓

ヌートリアの巣でしょうか?  小生を意に介さず、奴さんはのうのうとあたりの枯れ草を整えていました。

”巣”の周辺環境 ↓

ヌートリアの”巣”とみなしたものは川面に浮かぶような形で見える、一番手前の草の塊です。



カラスウリ ↓

川岸でカラスウリの実を見つけました。



マガモ ↓

これはここでは珍しい・・・・。マガモが一羽だけ、コガモに交じっています。



大きな鯉 ↓

大きな鯉が見えました。見方によっては上のコガモを水中から狙っているようにも見えるくらい大きく育っています。



カンナ ↓

今年では初めてこの花にカメラを向けました。こういう時期にはうれしい赤さですね。



大豆畑 ↓

刈り入れ前の大豆畑ですが、大豆はそれほど手入れをしないでも育つのでしょうか?雑草もたくさん混じっています。背後には(左)猿投山、右には恵那山が見えています。



アベマキ ↓

このゴツゴツの木肌! 野性味満点ですね。



季節外れ ↓

スイレンの花が一輪だけ咲いていました。公園内の池ですが、ここでは蛍の養殖もしているということです。うまくいっていると良いのですが・・・。



雲の隙間 ↓

帰り道では全天の曇り空となってしまいました。ところが突然雲の隙間から光がこぼれて見えるひとときがありました。

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11/23日 山見 月見 日没ショー見物 ついでにISS(国際宇宙ステーション)の雄姿も見てしまおう

2020-11-24 07:06:45 | 草花
現役サラリーマン時代は勤労感謝の日をありがたく思い、しっかりお休みをさせてもらったものです。
退職後はそのありがたみが薄れるほどに、毎日がお休みとなりました。
でも今度は次の世代、次の次の世代が休日を享受していますので、やはり必要な休日だと思いました。
この3連休は新型コロナの大流行のために、随分抑制された休日だったようで、気の毒ではありましたが、良い骨休めにはなったのではないでしょうか。

小生はきれいな空につられて、いつもの高みに行ってきました。
北の方角は割合良く見えていて、木曾御嶽はこの冬一番の見え方をしていました。
月齢7.9の月も空に浮かんでいます。 ↓

月がこれだけの面積になりますと、昼間の明るいときでもよく見えています。



木曾御嶽 ↓

今朝の肌寒さと風の冷たさは木曾御嶽に雪をもたらしたようで、山肌が雪の白さで飾られてきました。



中央アルプス ↓

こちらは木曾御嶽ほどには明瞭ではありませんが、この山域も雪をかぶっているようです。



伊吹山 ↓

名古屋越しに見るこの山も”薄もや”の中にあります。



名古屋駅方面 ↓

名古屋駅前の高層ビル群もこの冬一番の見え方だと思います。



桑谷山・遠望峰山 ↓

桑谷山は「くわがいさん」と読み、遠望峰山は「とぼねやま」と読みます。
地名はその土地独特の読み方をすることが多いですね。



三ヶ根山 ↓

この山にはかつての太平洋戦争でA級戦犯とされた七人の遺骨が祀られているとされます。
絞首刑になった方たちの遺骨(遺灰?)をひそかに持ち出して、最終的にこの地に合祀したということです。

一旦家に戻り、今度は日没ショーを見るために見晴らしの良い場所まで行き、畑の隅で待機します。

日輪が西の果てに位置し・・・↓


やがて地に下りてきます。 ↓


最後の部分 ↓


そして残照 ↓


日が落ちてから今度はISS(国際宇宙ステーション)が空を翔る雄姿を見るために待機します。
風の吹き曝しで、しばらく寒い思いをしながら待ちます。

ISSは西から北北東におよそ6分ほど天駆け、そのあと「ふっ」と消えてしまいました。
写真はまたもや失敗(大の付く失敗)で、残念至極です。

月が慰めてくれます。 ↓

暗くなってからの月は空を煌々と照らしています。

三脚などをしまい家に戻り、今度は木星・土星・月などを天体望遠鏡で楽しみます。
土星は環があり、木星は衛星の並び方、そして月齢7.9の今宵の月は”あばた面”を見るのが楽しみとなっています。
コメント (2)
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11/22 近場を周回 川でコサギ 神社でシャシャンボの実 キダチダリア 上弦の月

2020-11-23 12:23:21 | 草花
二十四節気の「小雪」に入った昨日(11/22)でしたが、気温はまだ雪を降らすほどのことはありません。
付近を散策してみましたが、歩いているうちに汗ばんでしまい、途中で肌着の長袖シャツ一枚の上にベストを着けるだけの服装になってしまいました。

落葉広葉樹も大部分は葉を落としていて、季節は確実に晩秋から初冬に移りつつあるように実感しています。
冬鳥も身近に見られるようになってきましたね。

歩いた範囲 ↓

午後から歩き出して、あたりが夕景になってきたところで家に戻り、12kmちょっと歩いたようです。この距離はバーチャルの山歩きに反映することにしています。
仮想の山歩きは親不知から白馬岳に向かって歩き始めていますが、まだ距離表を作成中で、歩行距離をそれに反映していません。



吹戸川 ↓

川沿いを上流に向かって歩きます。ねらい目はカワセミなのですが、この日は出逢えませんでした。



コサギ ↓

小魚狙いのコサギを見ます。 警戒心がやや強くて、逃げ腰です。



エノキ ↓

神社のエノキを見ます。前回よりも葉を落としています。



エノキの根本 ↓

エノキの根本には落ち葉がたくさん降り積もっています。



程よい黄葉 ↓

エノキの黄葉はこの程度が限度のようで、以後は落葉しています。



シャシャンボ ↓

シャシャンボの実が熟れてきています。野鳥たちが盛んに食べているようで、木にはまばらにしか実が残っていません。小生ももちろん試食してみましたが、甘さよりも酸味を感じて、おいしさには遠いと思いました。



桜の紅葉 ↓

桜の木も葉をあらかた落としてしまい、寒々とした眺めになっています。



キダチダリア ↓



この日は風が吹いていて、この花が雄々しく咲いている風情からはだいぶ違っていました。
上のものは畑の端で、下のものは民家の庭先で見たものですが、やや貧相な咲き方に見えます。


上弦の月 ↓

日中もそうでしたが、暮れてからもほとんど全天曇り空でした。そんな中で気まぐれな雲が隙間を作ってくれた瞬間に月を見てそれを撮りましたが、それからあとは雨粒すらも落ちてきてしまいました。
コメント (6)
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