ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/30日の藤原岳山行 その6:藤原岳展望台(山頂)に至る最後の岩稜登り フクジュソウと山上の景観

2024-04-07 04:31:27 | 草花
藤原岳展望台(山頂)直下の孫田尾根最後のかなり急な岩稜を登り終えると、そこは山頂部の広い台地のようなところになっています。
もしも黄砂が来ていなかったら、素晴らしい山岳景観に恵まれたことでしょうが、黄砂が妨げになって、ごく近場の景色すら満足
には得られませんでした。そんな中ですが、今回は岩稜上の草花や、黄砂の中でもわずかに得られた山岳景観をレポートします。

やっと会えた福寿草(5画像) ↓









花の百名山で、田中先生がこの山のフクジュソウを挙げていました。 拙庭のフクジュソウが途切れてしまいましたので、
自生のフクジュソウならこの場所で見るべきものと自分の中で決めていました。
やはり来てみるものですね。標高1000mを超えて咲く姿には気高ささえも感じられ、素晴らしいと思いました。



黄砂の中 ↓

時間を追って黄砂がだんだん濃くなってきています。



山上の台地① ↓

岩稜を上りきると、そこは平(高?)原状態になっていて霞んだ中に養老山地の北部が見えています。
養老山地の左端にあるのは笙ヶ岳で、次にそのアップを見ます。

笙ヶ岳をズームで ↓

笙ヶ岳(908.3m)は養老山地の北端付近に位置し、この山地の最高峰になります。まだ歩いたことのない山ですので
一度は訪れたいと思っています。



山上の台地 ② ↓

①の右側ですが標高1100mを超すこの高さまで石灰岩採取の手は届いてきています。



藤原岳避難小屋 ↓

昔は雪が多くて、この場所で山スキーができたそうです。そのためにかつては賑わい、山小屋も営まれていたとか。
今では無人小屋になっていますが、こじんまりとしていて、意外と清潔が保たれているようです。
(山頂を下りるとあの小屋目がけて下りていくようになります。)



意外や! エビネ ↓

山上台地でエビネの群生を見つけました。こんな日当たりなのに???? 冷涼な気温が生育を可能とするのでしょうね。



メギ ↓

ここのメギは新芽を出す準備中のようです。トゲトゲが怖い!。



目の前に山頂 ↓

山頂には(付近も含めて)20人ほどの人がいました。



展望台山頂の高さその1 ↓

標高1120mとあります。 ところが別の標記では・・・・・。



展望台山頂の高さその2 ↓

これはしたり。1144.8mとあります。
以前は1130mともされていましたから、さて??どれが本当か・・・・?となりますね。
いい加減でOKな小生はそんなことには構いません。なぜなら藤原岳の最高峰は別のところにあるからです。
それはここから北西に直線距離1.1kmほど離れたところにある天狗岩と呼ばれる場所なんです。次にここから見た天狗岩です。


天狗岩 ↓

あそこの岩峰が標高1171mとされる天狗岩で、藤原岳の最高峰なのですが、なぜか山頂と言う呼び名はあまり使われません。



山頂の霊神碑 ↓

地面に倒れている石碑には「覚禮(礼)霊神」とありました。もしも20人くらいの団体で来ていたら立ててあげても良いと思います。



北方面. ↓


それをカシミールで描画して山名確認 ↓





御在所岳方面をしつこく探求 ↓


カシミールで確認 ↓




雨乞岳をアップ ↓

黄砂が凄いですね。



御池岳 ↓

何年か前にあの山の積雪期単独登山にて雪を踏み抜いて崖斜面に転落して動けなくなり、崖の斜面にテントを張って留まり、
救援を待っていたが間に合わずに絶命したという痛ましい事故がありました。雪の深いこの地は難しい時があります。



天狗堂 ↓

滋賀県内の山だと思いますが、愛知県から出かけるには遠いので、気にはなる山ですが、足が向くことはありません。
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