ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/5日 長野県南部(下伊那郡)の蛇峠山 その5:三角点のある蛇峠山山頂に着き、下山に掛かる。

2021-08-11 07:08:19 | 草花
パソコンが変調をきたし、二日連続で不具合な状態になりました。「もしかしたら室温が高すぎる所為ではないか・・・・?」と思いつき、パソコンの筐体の隙間からCOUあたりをめがけて卓上扇風機の風を送り込んでみたら、パソコンの不具合が出なくなりました。
温度の微妙なところに、正常と異常の境目があったのかもしれません。
しかし、去年まではこんなことがなかったので、純粋にPCの寿命が近づいているのかもしれませんね。

蛇峠山の記事は終わりが近づいて来て、やっと三角点のある山頂に着いたところからレポートします。
記述部分 ↓

山頂は右側のカメラ部分になり、ここからは下山の道になり、記述は左側のカメラ部分まで山を下りて来ています。



蛇峠山の山頂 ↓

この山頂には鉄製の古い展望用の櫓があります。
パソコン通信の時代に「山の展望と地図のフォーラム」(NIFTYのFYAMAP)という有名なサイトがあり、此処の記事をちょくちょく読んでいたことがあります。その主催者である田代博先生が本年お亡くなりになったそうで、それを昨日偶然に知ることになりました。
田代先生とは東京で地図関係の催し物の時にお会いして、近しく話をしていただいたこともあり、その場で著書「車窓展望の山旅」を購入したこともありました。
その後はメールや電話でやり取りしたこともありましたが、先生がTVなどに出演されているのを嬉しく眺めていたりしていました。
小生が勤務生活をリタイアし、やり取りも遠のき、今ではお亡くなりになったことさえも知らなかったほどになってしまいました。
70歳というのは今では”早死に”になります。若くして亡くなられた先生のご冥福を心よりお祈りしたいと思います。

話が逸れてしまいましたが、その「山の展望と地図のフォーラム」の時代にこの蛇峠山の山頂から富士山が見えるかどうか?
ということが議題になり、この山でオフ会が開かれたようです。しかし、その場所はこの三角点のある山頂ではなくて、アンテナがたくさんある方の「山頂」だったかもしれません。そこからはカシバードで確認すると、ほんのわずかに富士山剣が峰の先っぽが見えることになっていますが、オフ会の時はどうだったのでしょうね。

山頂にある鉄製の古い櫓の周りには木が育ってしまって、もう展望は望める状態ではありません。



山頂のナナカマド ↓




山頂でエゾハルゼミか? ↓

蝉が寂しく鳴きました。これはエゾハルゼミではないでしょうか?



ドウダンツツジ ↓

これも鉄製の櫓の上から見ました。

山頂を後にし、始めに着いたアンテナやレーダーのある「山頂」まで戻り、そこから下山に掛かります。


チダケサシ ↓

このピンクの穂はチダケサシでしょうね。



ウメガサソウ ↓

久しぶりでこの”小低木”を見ました。花には十分に遅かったようです。



ベニバナイチヤクソウ ↓

車の林道から山道に入るところでこれの小群落を見ました。残念なことに花後であるのは季節柄仕方のないことですが。



エビガライチゴ ↓

こんな時期に蕾を閉じているように見えますが、これは(おそらく)ガクの閉じた若い実なんでしょうね。



リョウブ ↓

今回は残念ながらリョウブの花のすっきりした姿は撮れませんでした。



オカトラノオ ↓

往きにも帰りにも何か所かでこの花を見ていましたが、此処のものが一番それらしい姿でした。



ゲンノショウコ ↓

こういう花を見ると山を下ってきているな・・・・・と思います。



オニルリソウ ↓

粗雑な草に見えますが小さな花に近づくと、ムラサキ科の可愛い形と色に気が付きます。



ヤマアジサイ ↓

ここのものは青みがなくて単調な白いものだけでした。



オオヤマフスマ ↓

やや白飛びしていますが、久しぶりに会った花でした。もう少し腰を落ち着けて撮ればよかったと悔やみます。








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4 コメント

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ウメガサソウ (おみや)
2021-08-11 09:38:36
おはようございます。
ウメガサソウが見られてよかったですね。
八王子は私の住む町です。昨日は異常な暑さでした。
返信する
お疲れさまでした。 (こりん)
2021-08-11 20:05:50
こんばんは
今日も遠路はるばるお疲れさまでした。
同じ愛知県三河ですが、西三河と東三河、結構遠いですね。

蛇峠山、先週でしたが今日はその山を愛知県側から眺めるといった奇遇??
こちらから眺めても蛇峠山は展望の良い場所にあり
ここなら戦国時代武田家の狼煙場があったのもわかりました。
そう考えると山頂は木々に覆われていますが、狼煙場跡付近は木々が少ないのも、その時代からなのでしょうか?
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おみや様へ (ぶちょうほう)
2021-08-11 21:37:35
おみや様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
ウメガサソウは花にはだいぶ遅かったのですが、何株かを見ることが出来ました。
久しぶりにこれを見たので密かな喜びに包まれました。

八王子市は息子が学生時代の下宿で4年ほどお世話になった町でした。
都会の面と、自然豊かな面とを併せ持った良いところですね。
今夏の異常な暑さは、日本各地で表れているようですが、そのあらわれ方がまるでモグラ叩きのように思いました。
これから雨の日が続くようですが、今度は雨災害が心配ですね。
いろいろと難儀なことですが、気を付けて参りましょう。
返信する
こりん様へ (ぶちょうほう)
2021-08-11 21:49:37
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
本日は朝から夕方までいろいろとお世話になりました。
一番の収穫は、つつがなく楽しく過ごせて、全行程を終えることが出来たことでした。
その要素として、
1.山岳展望にありつけたこと
2.狙った花が新鮮な姿で待ってくれていたこと
3.予定通りにこなせたこと 
4.安全運転に終始していただけたことで、

これもみな晴れ男のこりん様のご配慮無しではできないことばかりでした。
お陰様で良い一日を過ごすことが出来ました。

今回は面の木展望台から遠くに蛇峠山を眺めながら
昼食を取れたことは望外の幸せでした。天狗棚展望台は蛇峠山を見る一等地かもしれませんね。
狼煙のような雲の様子も面白かったですね。
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