ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

8/27日 伊吹山を笹又コースで往復 その5:伊吹山ドライブウェイに沿って、1.5kmの道を山上駐車場まで歩く

2013-09-06 06:31:20 | 草花
静馬ヶ原から20-30m上にある伊吹山ドライブウェイまであがります。
そこの標高はおよそ1120mで、この日は適度に風も吹き、涼しい場所でした。
これから先は山上駐車場まで歩くことになりますが、生憎このドライブウェイは自動車の専用道路であり、この道路事業者が「道路内の歩行禁止」看板を立てています。
しかし、この道を通らないことには山の頂に到る道がありません。
看板にはこうも書いてあります。「トラブルなどについて事業者は一切責任を負わない」・・・・・・・そこで次のように自分に都合のよい解釈をして置くことにしました。
 ①「車の走行に支障のないように努めてガードレールの外側を歩こう」(つまり道路内ではない)
 ②「何か有ったときに自己責任で対処できる範囲内でのみ行動しよう」
この二つを心に決めてこれから1.4kmの道のりを山上駐車場に向けて、ドライブウェイに沿って歩くことにします。

シデシャジン ↓

シデシャジンは「その3」でダイコンソウの後に入れるはずでしたが、どういうわけか画面に挿入するのを漏らしてしまいました。
訪れるのが遅くて花の姿は貧弱になってしまいましたが、この記事の頭に挿入しておきます。




ここがドライブウェイとの合流地点 ↓

静馬ヶ原からドライブウェイに上がりました。そこは標高1120mくらいの地点で、車が停まれる小広いスペースがあります。そこに2名の人がいてバードウォッチングをしていました。



1149m峰 ↓

ドライブウェイに登ると、静馬ヶ原の向こうに北尾根上の1149m峰が見えますが、こちらも同じような高さにいますので、相手を見てもそれ程の高度差は感じません。



山上駐車場遠望 ↓

視界では直線距離になりますので、右側1.36km先に山上駐車場が見えます。実際には道沿いに曲がりながら歩きますので、歩行距離は1.5kmくらい先になります。



白山 ↓

道から遠くを眺めますと、北方面に加賀の白山も薄く見えています。これは嬉しいことでした。



琵琶湖 ↓

西方向には琵琶湖まで見えています。真ん中の島は恐らく竹生島で、右側から迫っている半島状のところは湖北町の葛篭尾崎になるのではないでしょうか。




能郷白山 ↓

ドライブウェイ沿いに歩き始めると、北北東の方角よりももっと北に寄ったところには、能郷白山も見えてしまっています。



コオニユリ ↓

山側の崖斜面の上にコオニユリが咲いています。



ウメバチソウ ↓

今度は谷斜面側に見たこともないようなウメバチソウの群落がありました。
大変な急傾斜で近寄れないので大雑把に撮ります。



ヨツバヒヨドリ ↓

花の時期には遅くなりましたが、こういう花も見ます。アサギマダラはこの花に来たのでしょうか。



ウリハダカエデ ↓

この山ではこの高さで一種の森林限界のような様相を呈していて、高い木が見えなくなっています。そんな中で、矮小化したウリハダカエデを見ました。



バードウォッチャー ↓

道沿いにバードウォッチャーが固まって、長い望遠レンズを装着したカメラを三脚に据えて、鳥の出現を待ち構えています。
彼らの一人に聞いてみますとイヌワシの飛翔を待っているそうです。
谷側から上昇気流に乗って舞い上がってくるそうですが、本日は横風のほうが有って上昇気流が妨げられるようですね。まだイヌワシは現れてこないようです。



国見峠から北尾根 ↓

左側に国見峠が有り、そこから始まる北尾根が見えています。



イタドリ ↓

定番的なイタドリも撮っておきます。



山頂方面 ↓

山上駐車場の直近で山上方面を撮っておきます。



山上駐車場 ↓

山上駐車場と言っても山の頂上に有るわけではなくて、ここの標高は1240mくらいのところです。
山頂の標高が1377mですから、高度差のあと130mくらいは自分の足で稼がなければなりません。
山頂に到るルートは3本ありますが、その内の一本、東ルートは下り専用とのことですので、選択肢は2ルートのみとなります。





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6 コメント

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伊吹山 (かなこ)
2013-09-06 11:22:10
ぶちょうほうさんこんにちは。
伊吹山には田舎から車を連ねてと 兵庫県から観光バスで2回行きましたが どんどん記憶が薄らいでいっています。
でも 山は変わってないでしょうね。

帰省の折に飛行機から見た伊吹山も印象的でした。

自己責任・・でそうですよね。
シデシャジンの色が素敵ですね。

ウメバチソのシーズン到来。好きはお花です。

カメラの皆さんはイヌワシ撮影。
バードウワッチの趣味の方々もけっこういらっしゃるのですね。

沢山の山々が眺められ 気分爽快に・・。
高いところからの眺めは格別ですね。
返信する
かなこ様 (ぶちょうほう)
2013-09-06 11:47:55
かなこ様 こんにちは コメントをありがとうございます。
伊吹山に車とバスで二度来て見えるということは、この駐車場に下りられたことでしょう。
そして、恐らく西遊歩道を使って山頂まで行かれませんでしたか。

小生は25年ほど前にこの山に初めて来たときにはJR側からバスで山麓に近づき、麓の神社から歩き始めました。
8合目辺りから雪が積もっていて、雪を踏み踏み山の上に来ました。
雪の深い11月23日勤労感謝日となりました。

空からの眺めも雪のある時には印象的なものでしょうね。

このドライブウェイを歩いてはいけないのですが、拒絶の仕方が絶対的ではなくて、それを押して、もしも歩くのなら「自己責任」と言う風に解釈できたような気がしました。
それでないとこのコースで静馬ヶ原に来た人は、山頂までいけなくなってしまいます。

ここのウメバチソウはこれまで見たことのないような群落でした。

バードウォッチャーというのは「静なる」趣味ですね。
一つ150万円ほどする望遠レンズを装着しているのですから、これは相当高価な道楽かもしれません。
自動車が一台買えてしまいますね。
この日はイヌワシの飛翔を見られませんでした。

今回は小生にしては珍しく、遠くの山の眺望に浴せました。
返信する
山岳展望 (山ちゃん)
2013-09-08 12:47:34
ぶちょうほうさん、こんにちは!
素晴らしい展望が待っていましたね(拍手×3)。流石にコンデジとの違いを痛感させられています。
ドライブウェイは何度か歩いた事はありますが、歩行禁止とは知らずに歩いていました。
ウメバチソウは巻き道の岩が多い付近にも沢山咲くのですよ。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2013-09-08 14:45:53
山ちゃん様 こんにちは コメントをありがとうございます。
ここに何度も来て見える山ちゃん様から展望についてお墨付きを頂きましたので、これで安心できました。
山の大きい画はカメラの違いと言うよりも、レンズを望遠に付け替えていますので、その影響が大きいようです。

ドライブウェイが歩行禁止ということは最近知ったことです。
ですから今回はその禁止看板が何処に立てられているのか確認もしたかったのです。

ウメバチソウは巻き道でも沢山見られるのですか、それはウッカリ見落としてしまいました。
ドライブウェイ沿いで見ることが出来たので、見落としをカバーできました。
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ドライブウェーとの合流地点 (yomogi)
2013-11-02 18:45:52
ぶちょうほう様こんばんは。
笹又のさざれ石公園までの道のりは、予定外となられたようですが
山間部の通行止めは市街地の道と違いまして、迂回するのに難儀しますね。

伊吹山へは時々ドライブウェーを利用して行くことがあります。
未だブログを始める前の頃ですが
こちらのお写真の入り口がある場所で、よく車を止めては景色を眺めました。
その時にガードレールの間から、登山者の方が登って来られたり
戻って来られて下りて行かれる方々も何気なしに眺めていましたが
その頃は皆さんは何処へ行かれるのだろう?と、不思議に思っていました。
先のお写真にあります巻き道が、この場所へ続いているのですね。
こうして伊吹山の記事を拝見させて頂いていますうちに
私もようやく分かってきまして、色々と教えて頂いております。

国見峠も、以前は車でよく連れていってもらいました。
ここ久しく行っていませんが
あの場所からの伊吹山の姿は、今でも思い出されます。
先のお写真の伊吹山からの御嶽山や能郷白山も、嬉しく見させて頂きました。
こちらの記事まで、歩かれまして目にされました風景や
沢山の花など、ありがとうございました。
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yomogi様へ (ぶちょうほう)
2013-11-02 20:08:14
yomogi様 こんにちは コメントをありがとうございます。
ドライブウェーのあの小さな駐車地点のご常連でいらっしゃいましたか。
たしかにあの場所から下りて行ったり、あそこに登ってきたりして一体何処へ行き来するのかと不思議な感じがするでしょうね。

あそこからの眺めもかなりイケてますね。
恐らく晴天時でしたら木曾御嶽や乗鞍、白山が見えているかもしれませんね。

国見峠も上がる道が通行止めになっていたように聞いていますがいまはどうなのでしょうね。
これからはすぐに冬の陣入りしますが、束の間の紅葉が楽しめるかもしれませんね。
冬化粧の木曽御嶽などを早く眺めたいものです。
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