ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

下の浅間山(479m)と上の浅間山(519m) その2:採掘場脇の県境の道は、やがて初めて歩く道となる。

2016-12-18 07:13:22 | 草花
採掘場脇の尾根が侵されそうになった箇所は、かなり長い距離続きますが、やがて林間の普通の山道になります。
 
今から20年ほど前に、犬を飼っていた時には、この道をよく愛犬を連れて歩いたものでした。
ある時には、道の無い山の斜面をエビネ探しで歩いて、エビネが見つかるとその花に拘って、しばらくは写真を撮っています。
愛犬はその間、小生の横で、花には興味を示さずただおとなしく待っていてくれました。

そんなことを回想しながら、淡々と歩いて行きますが、今回の山行ではアップダウンが少なくて、朝の出遅れ分を挽回しようとして、早めに歩を進めて行きます。

土石の山 ↓

採掘場の端の土石の山を見て、ここに登れば富士山が見えるかもしれないと閃いてしまいました。



富士山 ↓

そこはやはり、富士山の見える場所でした。
もしも朝早起きしていタラ・・・・・  もしも雲が無けレバ・・・・ タラ・レバの世界を考えるのは詮無いことですが、きっと素晴らしい景色なんでしょうね。



風力発電 ↓

三岳山の風力発電施設の一部分が見えています。



本宮山 ↓

振り返ると枝の間から本宮山も見えています。



掘り返した頂上部 ↓

山の稜線部分にまで近づいてきています。人間が考え方を改めない限りは自然破壊は際限なく進みますね。



トラロープ ↓

林間に戻りトラロープに沿って歩いて行きます。



カンアオイ ↓

カンアオイにも何度か出会っています。



ミヤマシキミ ↓





ミヤマシキミは蕾の姿を多く見ましたが、実の付いた株も時々は見ています。



鉄塔 ↓

いつも来るときはこの鉄塔から左に道を取りましたが、今回は今来た道を直進します。
これから先は初めて歩く道になりますので、どんなものに出会えるのか、心の期待値が上昇しています。



コバノガマズミ ↓

コバノガマズミのきれいな実が出て来ました。



ヤブコウジ ↓

ヤブコウジに実が生っていますが、日当たりの良いここでは紅葉しています。



リュウノウギク ↓

今時花を咲かせて見せてくれるのはキク科くらいのものでしょうね。



アオキ ↓

アオキの実は薄く赤味掛かってきています。


林道と交差 ↓

あまり使われていないような林道と交差しました。始めはここが黒松峠かと勘違いしましたが、峠はもっと先にありました。



密な植林 ↓

これは酷い、木を植えても手入れをしないで、こんなに密生させてしまっています。これではまともな木は採れないでしょうね。
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6 コメント

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おはようございます (こりん)
2016-12-18 09:49:57
おはようございます。
富士山の展望は、あと少しで山頂部が見えそうですね?
結局見ることが出来ずでしたか。
冬の山は、落葉して明るいですね、シキミ等の紅い実が良く目立ちます。
アオキも実がついているものがありましたか
私の方は、見かけませんでした。

愛犬との思い出、さぞ懐かしく想われるでしょう。
ぶちょうほう様がカメラを構える横で、おとなしく待つ姿が目に浮かびます。
返信する
採掘所 (かなこ)
2016-12-18 10:35:11
ぶちょうほうさん今日は。
思い出の場所なのですね。
昔を思い出しながらの山歩きですね。

山は削られて平地になるのでしょうか。
この近くにもそんな場所があり住宅地になったとか?・
山は変化して行きますね。

アオキの実我が家は刈り込んだので無いと思います。
見るまでそのことに気がつきませんでした。
赤い実が嬉しいですね。
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こりん様へ (ぶちょうほう)
2016-12-18 11:19:57
こりん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
ここでは富士山の山頂が見えませんでした。
ところが上の浅間山では山頂は見えましたが、山体は見えませんでした。
つまり「早起きして、もう一度出直してこい!」と叱られたようなものでした。

灌木帯歩きでは明るい空間ですが、植林帯は沈んだ雰囲気ですね。
冬の山では赤い実を愛でて歩く道となりますね。
今回はアオキにはほとんど行き会いませんでしたが、数少ない出会いで実の付いたものを見ました。
赤変しているのは、虫がついたとか問題があったかもしれませんね。

愛犬は雑種で、何も芸をしませんでしたが、ただ居て呉れるだけで良かったです。
16年生活を共にして、亡くなってからはそれが辛くて犬を飼うことが出来なくなりました。
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2016-12-18 11:33:13
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
ここには花の季節になるとたびたび来ました。
愛犬を連れても良く来ましたね。しかし、家に帰るとダニをたくさんつけて、その点では可哀想でした。

この場所で採掘しているのは遠州砕石株式会社で、例えば砂利の採取とか鋳物砂の掘り出しとかそんなところではないでしょうか。
人里から離れたこの場所が住宅地になることはないと思っています。
削った所はそのあとどうするのでしょうね。

冬の山道は赤い実との出会いを楽しむ道でもあります。
この山行ではアオキにはこの一度だけの出会いと記憶していますが、運良く実がついていました。
ところで、アオキの新芽は食用になるそうで、小生も一度だけ食したことがあります。
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自然破壊 (山ちゃん)
2016-12-19 11:37:46
ぶちょうほうさん、こんにちは!
凄まじいほどの採掘ですね。そんなに土砂が必要なのか?
こちらでも、京都と奈良の県境を削り過ぎで茶畑が断崖絶壁になって問題になっています。
そうかと思えば、或る宗教法人が道路工事と称して土砂に産廃を混ぜて廃棄し、それが土砂崩れとなって水源用の川に流れ込んで飲料水の供給が出来なくなるなど、目に余る開発が後を絶たないですね。厳しく取り締まって原状回復を行って頂きたいものです。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2016-12-19 13:04:46
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
山からの土石・砂等の採掘に関しては、自然破壊の点でで良く社会問題になりますね。
東京近郊では秩父の武甲山が石灰石の山ということでセメント原料の採掘により、山容が変わってしまい、山の高さも減じてしまいました。
同じことが三重の藤原岳や滋賀の伊吹山でも行われていますね。
愛知県内でも同じような場所が小生の知っているだけでも3か所あります。
山を歩く人間にとっては、大変な苦の種ですが、それをどうすることもできないのは残念至極です。
自然閑環境を今の状態に保って行くには、今後どうすればよいのでしょうかね。
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