15日に”下の浅間山”と”上の浅間山”を歩いて来ました。
浅間山と書いて「せんげんやま」と読みます。
一週間前に歩いた県境稜線では弓張山の北にも浅間山があり、そちらは標高644mでした。
この一週間で県境稜線上の浅間山を3つ歩いたことになりますが、どの浅間山も読みは「せんげんやま」となっています。
実は今回歩いた二つの浅間山は先週の山行でまとめて歩くつもりでしたが、道迷いや、体力不足、日暮れの早いことなどで、歩き切れずに宿題として残っていた部分となっていました。
今回の山行ではこの二つの浅間山だけのために出かけてきたのですが、それではせっかく遠征して来たのに物足りないと思い、計画段階では、ぐるっと大きく回り込む周回ルートを作り、それを歩くことにしました。
前日強い風が吹き、予報では当日の快晴を言っていましたので、今度こそは富士山を見られると喜び勇んでいましたが、不覚にも朝寝坊をしてしまい、出発は2時間半遅れとなってしまいました。
位置図 ↓
赤丸部分です。愛知県新城市と静岡県との県境に位置します。
鳥瞰図 ↓
駐車地点から反時計回りで歩いています。
実行図 ↓
これも駐車地点から反時計回りで歩きました。
断面図 ↓
こちらは左から右に歩きました。右側のなだらかな線分は街道歩きのところです。
駐車位置 ↓
路側の広い場所に車を置いて、3時間遅れで周回が始まりました。ここまで来る途中に通勤ラッシュに出会い、遅れ幅がまた30分増えてしまいました。
駐車位置から陣座峠まで、街道歩きをしていきます。この道は一般県道新城引佐線です。
黄柳野の山間の水田地帯 ↓
道の右側はのどかな山間の水田地帯となっています。ここの遊休田で、かつて鎌で刈るほどたくさんのキンランが咲いているのを見たことがあります。
コナラの黄葉 ↓
今度は道の左側でコナラの色付きを見ていきます。
リンドウ ↓
道端でリンドウ花の末期のものを見ました。車でここを通ったら、花には気づけないでしょうね。
サネカヅラ ↓
サネカズらのきれいな可愛い実を見ました。これは何年ぶりかのことになります。
陣座峠着 ↓
陣座峠に着きました。県境稜線はこの峠で左右に走っています。
取り付き口 ↓
この左側の坂から県境稜線に取付き、それに沿って炭焼田峠まで歩いて行くことになります。
山の稜線を歩き始め ↓
県境稜線と言っても、こんな灌木帯を分けるような道です。
ナンテン ↓
山中で実の付いたナンテンを見ました。
トラロープ ↓
右側にトラロープが出て来ました。静岡県側で山肌を大きく削って採掘しています。稜線まで侵される勢いですから、危険地帯となっていて、立ち入りが規制されています。
マンリョウ ↓
そんな場所ですが、マンリョウは、元気に実をつけています。
浅間山と書いて「せんげんやま」と読みます。
一週間前に歩いた県境稜線では弓張山の北にも浅間山があり、そちらは標高644mでした。
この一週間で県境稜線上の浅間山を3つ歩いたことになりますが、どの浅間山も読みは「せんげんやま」となっています。
実は今回歩いた二つの浅間山は先週の山行でまとめて歩くつもりでしたが、道迷いや、体力不足、日暮れの早いことなどで、歩き切れずに宿題として残っていた部分となっていました。
今回の山行ではこの二つの浅間山だけのために出かけてきたのですが、それではせっかく遠征して来たのに物足りないと思い、計画段階では、ぐるっと大きく回り込む周回ルートを作り、それを歩くことにしました。
前日強い風が吹き、予報では当日の快晴を言っていましたので、今度こそは富士山を見られると喜び勇んでいましたが、不覚にも朝寝坊をしてしまい、出発は2時間半遅れとなってしまいました。
位置図 ↓
赤丸部分です。愛知県新城市と静岡県との県境に位置します。
鳥瞰図 ↓
駐車地点から反時計回りで歩いています。
実行図 ↓
これも駐車地点から反時計回りで歩きました。
断面図 ↓
こちらは左から右に歩きました。右側のなだらかな線分は街道歩きのところです。
駐車位置 ↓
路側の広い場所に車を置いて、3時間遅れで周回が始まりました。ここまで来る途中に通勤ラッシュに出会い、遅れ幅がまた30分増えてしまいました。
駐車位置から陣座峠まで、街道歩きをしていきます。この道は一般県道新城引佐線です。
黄柳野の山間の水田地帯 ↓
道の右側はのどかな山間の水田地帯となっています。ここの遊休田で、かつて鎌で刈るほどたくさんのキンランが咲いているのを見たことがあります。
コナラの黄葉 ↓
今度は道の左側でコナラの色付きを見ていきます。
リンドウ ↓
道端でリンドウ花の末期のものを見ました。車でここを通ったら、花には気づけないでしょうね。
サネカヅラ ↓
サネカズらのきれいな可愛い実を見ました。これは何年ぶりかのことになります。
陣座峠着 ↓
陣座峠に着きました。県境稜線はこの峠で左右に走っています。
取り付き口 ↓
この左側の坂から県境稜線に取付き、それに沿って炭焼田峠まで歩いて行くことになります。
山の稜線を歩き始め ↓
県境稜線と言っても、こんな灌木帯を分けるような道です。
ナンテン ↓
山中で実の付いたナンテンを見ました。
トラロープ ↓
右側にトラロープが出て来ました。静岡県側で山肌を大きく削って採掘しています。稜線まで侵される勢いですから、危険地帯となっていて、立ち入りが規制されています。
マンリョウ ↓
そんな場所ですが、マンリョウは、元気に実をつけています。
軌跡図を見ると炭焼田峠の付近でうろうろと迷っている様子がわかります。
林道を分断したときは、どこへ繋がるかなど配慮が必要ですね。
陣座峠からの道は以前少し登りました。
キンランが咲いていたような記憶があった?かな
ここの採石場は遠州採石という会社が経営しています。
以前仕事で場内に検査のため入場しています。掘削の頭部が愛知県です。頂上部付近から遠くを眺めた覚えもあります。
ぶちょうほう様が見た富士山、その時に作業員の方が見えますよと言っていたのを思いだしました。
またまた頑張られたのですね。
凄いと思います。
登り残しを完登山ですね。
恐れ入谷の鬼子母神でした。
まだリンドウが咲いていたとはびっくり。
サネカヅラは綺麗な形で残っていましたね。
赤い実が嬉しい寒さです。
あの場面で、新東名高速道路の向こう側に出るのに、一旦は林(車)道に沿って山の上の方から底の高速道路まで下りて行きましたが、どうしても道が判らずに、同じ道を使って登り返しました。
高度差は100mくらいはあったように思ってしまいました。
タイムロスはあとから調べると20分しかありませんでしたが、この時は一時間にも思えましたね。
陣座峠からの稜線上で以前はキンラの他にギンランも見たことがありましたが、最近はとんと見なくなりました。
遠州砕石の採掘現場に立ち入り検査をされましたか、ついでに稜線付近を削らないようにきつくダメ出しをしておいて欲しかったくらいですね。
今回のひらめきは正しかったようですね。
朝早く出てさえいれば、ここから富士山を見ることが出来たのに、と思うと残念でなりません。
恐らく富幕山の展望台に匹敵するような富士山の眺めがあるのではないでしょうか。
これで県境尾稜線上の浅間山を三つ歩いたことになります。
最近は気持ちを鼓舞して外を歩くようにしています。
これもボケ防止の一環ですね。
こんな時期なのに、花の色の残ったリンドウがあるなんてこれには驚きました。
また、サネカズラの実も久しぶりで見ましたので、うれしいことでした。
艶のある実の美しさには思わず目を見張りました。
念のために一粒を噛みましたが、ごく薄く甘さを感じる程度で、美味しくはありませんでした。
遠州採石は愛知県側まで黄柳野地区の承諾をもらって採石していました。しがない公務員としては、法律違反がないかぎり取締出来ません。
力不足です。
それでも濁水処理など災害対策は、それなりに行っている会社でしたよ。
国定公園などに指定されればそちらで制限出来るのですが。
愛知県側まで来ていましたか、ということは県境の稜線が浸食されていることになりましょうか。
仮に地元民が納得したとしても、県境を犯しても問題はないのでしょうか。
とにかく、誰が考えてもあの採掘はやり過ぎのように思いますね。
もしもあの採掘が法に触れているとしても、誰も罰することが出来ないとすると、残るは天罰しか期待できないのでしょうか。
萩坂峠付近の額堂山でも似たような場所がありますね。
あそこはあまりにも激しく山肌を削るので、稜線が崩れてしまっていて、地割れしているので、ロープを張って立ち入り規制をしていましたね。
残った宿題が片付けられてよかったですね。
浅間山は全国に32座あるそうですから、三つもかたまってあるのも珍しいですね。
キンランが鎌で刈るほど咲いていたとは(吃驚)、写真でも残っていませんか?
二つ頂いたコメントを纏めました。
(ブログの亭主と言えども他者のコメントを修正することが出来ない仕組みになっていますので、頂いたコメントをコピーしてから削除し、新たに山ちゃん名義で投稿することにしました。)
アサマヤマ・センゲンヤマは相当数全国に散らばっていますね。
日本一の富士山でさえも浅間社を山頂に持っているくらいですから、これは日本を代表する山名なのかもしれません。
そういえば江戸落語にも”アタマヤマ”というのがありましたね。
キンランを鎌で刈るほど田んぼ一面に生えていた光景は、このブログ内に残っていたかもしれませんから、あとで時間をかけて探してみますね。