ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/24日 葦毛湿原と背後の稜線歩き その5:ササユリをたくさん見て、前進を諦め、尾根から下りる。 

2014-07-02 06:50:01 | 草花
この日は大変蒸し暑い一日でした。葦毛背後の稜線を歩いて、あまりにも蒸して暑いので、身の危険を感じ、計画通りに歩くのを諦めて、途中から下ってしまうことにしました。
そう決断できたのも、それから先には見るべき花も出てこないだろうと、多寡を括っていたからです。

クチナシ ↓

岩尾根のところで、南斜面の藪の中に咲く白い花を見ました。クチナシの花です。
崖の下の様な場所でしたので、甘い香りをかぎにはいけません。



ハゼノキ ↓

稜線上にハゼノキも出てきます。青い実もたくさんつけています。



赤岩尾根 ↓

冬に遅い時間まで歩いた懐かしい赤岩尾根が遠くに見えています。今は暑くてそんな元気はありません。



テリハノイバラ ↓

この時季ですので、これはテリハノイバラのほうでしょうね。



ネズミモチ ↓

ネズミモチは一本の木に花が終わった枝、実をつけ始めた枝、蕾の枝が混在しています。



ササユリ(蕾) ↓

稜線歩きをして今回はササユリにたくさん出会いました。
全体的には花にはやや遅れた感じはありましたが、広い山域ですので、それぞれの状態のものに出会えました。


ササユリ ↓

こちらは白っぽい花で、



ササユリ ↓

そして、こちらは愛らしいピンクです。
ササユリを楽しんだ後は予定を切り上げて、山を下りてしまうことにしました。
とにかく暑くて堪りません。早く車に戻って着替えをしたいとしきりに思うようになっています。



イトトンボ ↓

山の斜面をほぼ下りきったところで沢がありますが、そこで小さなトンボが追いかけっこをしているように見えました。
それからすぐに一方がいなくなり、一匹だけになり、それは縄張り争いだったかと感じました。
その一匹は岩で羽根を休めています。
イトトンボにもいくつか種類が有り、きっちりとした種の特定は避けますが、こうして見ると優美な姿ではないでしょうか。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6/24日 葦毛湿原と背後の稜... | トップ | 6/24日 葦毛湿原と背後の稜... »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
湿原 (かなこ)
2014-07-02 10:51:56
ぶちょうほうさん今日は。
野生種のクチナシを初めて見ました。
我が家は虫に食べられ枯れて依頼植えていませんが
この仲間は香りが良くって好きです。

ササユリそれにしても沢山ありましたね。
ササユリ観察のようにおみえました。
良き出会いでしたね。

よほど暑かったようですね。
思い切った判断が大切ですね。
お互い若くないのですから・・・。
返信する
かなこ様へ (ぶちょうほう)
2014-07-02 12:52:08
かなこ様 こんにちは コメントをありがとうございます。
確かに野生のクチナシは小生も未だここでしか見ていないような気がします。
ところが、この山域では他の場所でも見ています。

我が家のクチナシは今年花をつけては呉れませんでした。
いよいよ枯れて無くなるのでしょうか。

ササユリはこの尾根に多いとは冬に来たときに枯れた茎を何度も見ていますので、そう言う予測は立っては居ましたが、それが現実になってほっとしています。

もともと暑さに対して抵抗力が弱かった小生ですが、最近はそれが一段と進んだようです。
勿論加齢現象の一つでしょうね。
返信する
イトトンボ (こりん)
2014-07-02 20:40:09
こんにちは
ササユリが一杯でしたね、東三河はまだまだ自然が多く残っているのでしょうか。

ところでイトトンボは、これから水がある箇所には沢山出現しますね、渓流に釣りに行くとイトトンボ科ではありませんが、ハグロトンボをよく見かけます。
トンボ類の色は、メタリック色で子供心に捕まえてみたい昆虫の1種でした。
下記のサイトでイトトンボを検索しています。
http://tombozukan.net/zukanitotombo.htm
返信する
こりん様へ (ぶちょうほう)
2014-07-02 21:00:25
こりん様 こんにちは コメントをありがとうございます。
ササユリには稜線上でたくさん出会うことが出来ました。
これは雨生山でも同じことでしたね。
とすると、このユリは日当たりと同じくらい空気の通りを好むようですね。
東三河には未だそれほどには荒らされていない場所が多くあるのでしょうね。

イトトンボについてはご提示のサイトを訪問して、一通り画で見比べて見ましたが、そのものズバリというものには行き当たりませんでした。
もしも種類の同定を目論むならば、もっとじっくり、観察する必要がありそうです。
小生は、大概の場合は、風景の一要素として撮っているので、詳細には拘れないのです。
こういったときにははなはだ不都合を来たしますね。

貴重なサイトを教えていただきましてありがとうございます。
返信する

コメントを投稿