ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

今宵(8/04日)は満月。 でも、空の様子が怪しい。 でも・でも・・・・・諦めずに待ちましょう。

2020-08-04 09:31:19 | 草花
梅雨明けして、お天気は太鼓判を押されたものとばかりに思い込んでいましたが、昨日あたりからそれが怪しくなりかけています。
明けて今晩は「望月」ですから、これは気を揉んでしまいます。
名古屋における月の出は19時35分で、真南にかかる時間は日が変わってからの真夜中の0時50分だそうです。
昨晩は満月の一日前で、小望月(または待宵月=まつよいづき)ともいうそうですが、今宵の見えない時の「保険に」それを撮っておきました。
月齢13.4の昨晩の月 ↓

もうほとんどまん丸に見えますね。
今晩、是非良い月を眺めたいものです。外に出ると夜風が涼しくて、とても気持ちの良い時間を過ごせることを保証しておきます。


記事を埋めるために過去のものを蔵出ししてしまいます。

十年をひと昔というならば、この記事の発端は今からふた昔半も前のことになる・・・・壷井栄さんの「二十四の瞳」をパクった取っ掛かりとなりましたが、1994年の8月、お盆休みに単独で南アルプスの南部に入りました。

昔ながらの(型の古い)リュックサックを背負い、三河安城-静岡、静岡駅からはバスで井川まで入り、そこから先は土砂崩れで不通部分を歩いたりしながら、東海フォレストのバスで畑薙の大吊り橋までたどり着きました。
バスの乗客はすべてがもっと奥地の椹島まで入るようで、大吊り橋のたもとで下りたのは小生一人だけでした。
畑薙の大吊り橋 ↓

バスを降りて目の前にバーンと大吊り橋の存在があります。この圧倒的な存在を前にして、正直言いますと相当威圧感を感じ、怖かったです。 でも、渡らないと始まりません。そろそろと渡り始めます。
※まだ、デジタルカメラの良いものが出る前ですので、この山行ではソニーのハンディカム(ハイ8ビデオカメラ)の映像をキャプチャーした粗い画像ばかりです。


ウソッコ沢小屋 ↓

第一泊目の小屋に着いたのは比較的早い時間だったような気がします。
到着後にトコロ天を食べたような・・・・・。今はこの小屋は無人ですが、その当時は管理人ご夫婦がていて、夕食も受けてくれました。この時は手間がかからない様、夕食にはそうめんを頼みました。

翌朝は暗いうちから歩き出します。背負う荷物が重いので呻吟しながら高度を上げていきます。
茶臼小屋の上部で稜線に出てから、茶臼岳をピストンして、稜線上を北上します。


上河内岳 ↓

上河内岳に至る稜線上ではお花畑あり、亀甲状土あり、高山帯ならではの場所をノロノロと進んで、やっと上河内岳の山頂に着くと、そこで横になっている人がいました。
安眠の邪魔にならないように声をかけることなく山頂を後にします。


このあと稜線上の何もない場所で、物凄い雷雨に出遇います。
あの、「山頂で寝て居た人はどうなったか・・・」なんてことは考える余裕もないほど、近い位置での雷鳴に肝を冷やしながら、なんとかハイマツ帯に来て、枝葉の中に逃げ込みます。

雷が去るまでしばし待ち、雷鳴が遠くなってから、雨は残っていますが、歩き出します。



聖平小屋 ↓

その日の宿の聖平小屋に着き、ここでは素泊まりだけですので、自炊して就寝となりました。
コメント (2)
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