ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/6日 猿倉から白馬尻まで花散策 その3:林道からいよいよ山道に入る。 キヌガサソウ サンカヨウ シラネアオイ オオサクラソウ

2019-07-10 07:06:33 | 草花
猿倉から白馬尻まで歩く道の途中で、ちょっと山の中に入って彷徨をやったりしましたが、途中で林道に戻り、本格的に白馬尻に近づくことにします。

途中で比較的若めの人たちに出会いますが、行き交っても挨拶をしてくれませんので、訝しみながらもこちらから明瞭に言葉をかけると、たどたどしい「コンニチワ」が返ってきました。
「你好(ニーハオ)」という言葉も混じります。彼らは台湾人パーティーだったのでした。
ざくっとした感じでは、30人ほどは居たかと思いましたが、他の隣国の方たちとは違ってかなり友好的な雰囲気が漂っていました。
恐らく雪なんて見ないところからやって来た人々が、白馬の大雪渓を見てどんな印象を抱いて国に帰るのでしょうね。

長走沢の中間地点付近 ↓

山中の彷徨いにも、疲れを感じるようになり、このあたりで林道に戻ることにしました。
念のために長走沢の水辺まで急斜面を下りてみると、残雪がすぐ近くに見えていました。



キヌガサソウ ↓

山中彷徨の駄賃にこういう花も出迎えてくれました。(これから後に何度でも登場してきます。)



ブナの大木 ↓

尾根筋にはブナの大木がありますが、疎らで、この樹はくねっていますね。



ショウキラン ↓

二度目に登場のショウキランは、今度は花の時季がマッチしています。


これから山中から脱出して林道に下ります。


林道歩きのどん詰まり ↓

車の通れるような広さの道はここで終わり、これから先は人の足で通る道となります。



タニウツギ ↓

猿倉から高度を少しずつ上げるにつれて、タニウツギは花がどんどん新鮮さを増してきます。



沢を越えて・・・↓

このようにして沢を何度か越えていきます。



ミヤママタタビ ↓

このマタタビは葉を噛んでも辛みはありません。花は未だ先で、蕾は着いていました。



オオレイジンソウ ↓

オオレイジンソウは花には少しだけ早かったようです。



キヌガサソウ ↓

キヌガサソウは何度も出てきますが、だんだん端正な花で、葉も活きの良いものが出てくるようになりました。こうなると選り取り見取りでカメラを構えることが出来ます。



ミヤマムグラ ↓

花が小さくて、小生のカメラレンズでは苦手とするものです。



雪の渓 ↓

ガスに邪魔されていますが、雪の残った渓が見えて来ました。



シラネアオイ ↓



ぴーちゃんさんと二人で出会いを心待ちにしていたシラネアオイにやっと出会えました。
身近で、形よく咲いていたのはこの場所だけでした。他のものは遠すぎたり、花の形が不整形だったりしました。



サンカヨウ ↓

サンカヨウも最初の時には実を見ましたが、これから先ではきれいな花を見るようになります。



キヌガサソウ ↓

キヌガサソウはだんだん複数株で花をつけている場面が増えてきます。



オオサクラソウ ↓

山道の途中でオオサクラソウが「ヒョッコリ!」姿を見せてくれました。しかし、この一株だけで以後は道沿いには出て来ませんでした。(雪渓沿いで群生を見ることになりますが・・・)



白馬尻のお馴染みの文字 ↓

「おつかれさん! ようこそ大雪渓へ」大岩に書かれたお馴染みの文字がお出迎えしてくれます。
白馬尻に着きます。




サンカヨウ ↓

小屋に向かって左側斜面の手前にはサンカヨウの大群落があります。



キヌガサソウ ↓



同じ場所の向こう側にはキヌガサソウの大群落があります。
コメント (6)
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