ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/6日 猿倉から白馬尻まで花散策 その2:途中で寄り道。山中を彷徨ってみる。

2019-07-09 09:29:40 | 草花
今回は、猿倉から白馬尻を往復するだけでは時間が余りますので、途中で少しだけ脱線して、山中を彷徨ってみることも計画に入れていて、それが楽しみでもありました。
実際に山の中に入り込んでみると、蒸し暑く、ブユに吸われたりしてあまり快適ではありませんでしたが、道筋では見かけないものも出てきて、結構楽しめました。
ニワトコ ↓

林道わきでニワトコを見ます。



長走沢 ↓

地図では長走沢に”ながしりさわ”と仮名が振ってありましたが、山で行き合った年配の人に聞いたところでは”ながっぱしりさわ”と言っていました。



アキグミ ↓

グミの木にはこのあとにも複数回出会っています。



ミヤマカラマツ ↓

今回はこのほかにモミジカラマツも見ていますが、そちらの写真は失敗しました。



オガラバナ ↓

カエデの仲間でホザキカエデと言う別名を持つそうです。秋には黄葉または紅葉を見せるようです。



同定できない ↓

この花はなんでしょうか? 道端で草丈は10センチ無かったのですが、小さいゆえに良い画が撮れず、種の同定に至りませんでした。ハナゼキショウかヒメイワショウブなんでしょうか。
あるいはチャボゼキショウ?

このあたりから山中に潜り込んでみます。


タネツケバナの仲間 ↓

地面のジクジクしているところでタネツケバナの仲間が出てきました。



ベニバナイチヤクソウ ↓

同行のぴーちゃんさんが、感嘆の声を上げてこの花を見つけたことを教えてくれます。
素晴らしい花姿に小生も同感します。



トウダイグサの仲間 ↓

もしかするとシナノタイゲキでしょうか?



タチシオデ ↓

茎に稜がないようですのでタチシオデの方ですね。



ギンリョウソウ ↓

山中に入り込んで空中湿度が保たれている所為なのでしょうか、ギンリョウソウが盛んに出てきます。



ユキザサの仲間 ↓

ユキザサの仲間がこれも頻繁に顔を出します。



ハリブキ ↓

ハリブキの群生もあり、株の間を通るときに足の腿をチクリと刺してくれます。



”カニコウモリ” ↓

葉っぱが普通のカニコウモリよりも大きくて、これをオオカニコウモリと言うのかもしれません。



ツクバネソウ ↓

歩き始めのところよりももう少し明るい場所で見かけました。



コケイラン ↓



コケイランはこの山中彷徨いの中で一度だけ見かけました。



ウド ↓

谷筋でウドを見ました。「こんなところに?」と思い、若芽を積んで口に含むと、間違いのない香りがしています。



ズダヤクシュ ↓

これも湿潤地で出てきました。



ブナの実 ↓

雪の重みで斜上するブナの木でしたが、目の前で若い実をつけています。



ホウチャクソウ ↓

平地で見るホウチャクソウとは雰囲気が少し異なりますが、これもホウチャクソウとしておきます。
コメント (2)
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