ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

7/6日 猿倉から白馬尻まで花散策 その4(最終記事):白馬大雪渓の末端部分を散策して猿倉に戻る。

2019-07-11 07:02:37 | 草花
猿倉から白馬尻を歩いて記事を作ってきましたが、今回の記事で最終となります。
梅雨のさなかに出てきた割には、歩行行程中は一度も雨粒に遭うことなく過ごせたのは雨男としてはラッキーなことでした。

最遠点を白馬尻の雪渓末端と定めていましたので、6本爪のアイゼンを持参していました。
この記事ではアイゼンを履いて雪渓上を少し歩き、白馬尻からもと来た道を猿倉の駐車場へ戻るまでをレポートします。
ショウジョウバカマ ↓

かなり遅くまで雪の残る場所なのでしょうね。道脇にショウジョウバカマが出てきました。



ヤマガラシ ↓

白馬尻の小屋の前、大雪渓を見上げるテラスのような場所でこの花が咲いています。



ミヤマキスミレか? ↓

小屋の前から雪渓の末端を目指して山道を進みます。これも道端で見たものですが、ミヤマキスミレかオオバキスミレか区別がつきません。



雪渓の名残 ↓

まだ大雪渓の末端には着いていませんが、その手前で雪渓の名残のようなものが出てきます。
雪の多い年ならこれも大雪渓と地続き(雪続き?)となるように思いました。



コミヤマカタバミ ↓

この付近でコミヤマカタバミがパラパラと出てきますが、きれいに花開いたものは見当たりませんでした。



ベニバナイチゴ ↓

赤味の深い木イチゴの花が出てきます。



エンレイソウ ↓

このエンレイソウの花は見ますが、シロバナエンレイソウは見かけませんでした。



タケシマラン ↓

花が小さくてピントが上手く合いません。



雪解け直後の様相 ↓

登山道の周りは雪解け直後の様相を呈しています。 昔のキャンディーズの歌を思い出します。
♪雪が解けて 川(沢)になって流れていきます~・・・・♪
ここでは各段階にあるサンカヨウが揃っていました。



ミヤマハンノキ? ↓

これはミヤマハンノキ?でしょうか。たくさん花をぶら下げています。



大雪渓 ↓

大雪渓の末端に着きました。ここでアイゼンを履きます。



フキノトウ ↓

雪渓の端ではフキノトウが遅い春を告げています。



オオサクラソウ ↓



雪渓の末端に来たからには、この花を見ておきたかったのですが、咲く場所が判りませんでした。幸いなことにその場所を知る人に行き合い、場所を教えていただき、花に出逢うことが出来ました。(小生たちが愛知県から遥々と来たのでそれで教えてくれる気になったようです。)

これにて帰って行くことにします。


ヨウラクツツジ属 ↓

岩の上で何やら花が咲いています。一応カメラに収めて拡大して見るとどうやらヨウラクツツジの仲間のようです。



シラネアオイ ↓

来た道を引き返しています。お気に入りのシラネアオイは一番整った花でお別れの挨拶をします。



テングクワガタか? ↓

これはテングクワガタでしょうか? なにしろ小さい花でピントが合いません。



オオバミゾホオズキ ↓

この花には登っている時に薄暗い中で出逢っていましたが、こちらでは見事な群生でした。



ノビネチドリ ↓



ノビネチドリは珍しいものではないかもしれませんが、小生的にはそうたくさん出会わない花です。逢えてうれしい野生ランの一つです。



猿倉の駐車場着 ↓

車を置いた場所に戻ってきました。

復路は300kmの道のりを車で引き返し、午後10時を過ぎて家に帰りました。
小生は運転免許証を返納していますので、往復600kmの全行程を女性のぴーちゃんさんの運転に頼りました。
朝早くから、夜遅くまで・・・・驚異のスタミナ!! に感謝です。
コメント (2)
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