ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/21日 古代東山道を歩き神坂(みさか)の峠路に その2:山中では未だ早春、フデリンドウやバイカオウレンを愛でて萬岳荘まで登る。

2019-04-23 09:48:36 | 草花
この日は天気予報通りに雨の無い一日でした。そして気温も上がったようで、歩き始めて一時間もしないうちに汗をびっしょり搔いてしまいました。
小生は長袖シャツを脱いで、半そでシャツの上にチョッキを羽織って歩くことにしましたが、それを目当てにしたブユらしきものが早くも纏わりつき始めています。
これからはダニやブユなどの虫やヒルに注意を要する季節に入って来ることになりますね。

一本調子の登りは続いていて、これは萬岳荘(ばんがくそう)の先の、最終目的地である富士見台までずっと続きます。途中に下り勾配を含みませんので、大変効率的な登山ルートと言えると思います。

フデリンドウ ↓

小生が気づかずに通り過ぎたあとに、後尾を歩いていたぴーちゃんさんが見つけてくれました。あたりにも蕾がありましたが、咲いていたのはごくわずかだったように記憶しています。
これは花が小さくて、気づかずに通り過ぎてしまうことが多いのではないでしょうか。



明るい木陰 ↓

山中を歩いている時には気づきませんでしたが、稜線に出たときには冷たい風が吹いていました。
このように木のあるところでは、風に悩まされることがなくて、穏やかな山歩きが楽しめますね。



落葉松林 ↓

恵那山の山域では所々で規模の大きな落葉松林を目にします。



合流点 ↓

往路は東側のルートを登ってきて、この合流点に来ましたが、復路ではここから西側のルートをとって出発地点に戻ることになります。
この合流点で一休みして行きます。



恵那山 ↓

合流点から西側ルートにちょっと行って見ると、恵那山の見える場所がありました。全貌は見えていませんが、”保険に”撮っておきます。



イワウチワ ↓

残念ながら蕾ばかりで、花を見せてはくれませんでした。



フキノトウ ↓

フキは健闘しています。我々も汗を拭きフキ健闘しましょう。



一本立ち ↓

背後に大きな木が一本立っています。それで”一本立ち“という地名になったのかもしれませんね。
小生はここで一息入れる(一本立てる)のかと思いましたが・・・・・。



旧放牧場の施設 ↓

この鉄柵は現在使われてはいませんでしたが、旧放牧時代の名残なんでしょうね。



アイスバーン ↓

雪がカチカチに踏み固められて、良く滑りそうです。これから先で所々残雪が出てきました。



1710m峰 ↓

針葉樹の間から形の良い峰が見えました。地図上に1710mの標記のある峰が綺麗に見えています。
あのすっきりした山容についてですが、後で近づいた時に、山頂直下が笹に覆われていました。



バイカオウレン ↓





今度もぴーちゃんさんが初めの一輪を見つけてくれました。その後は道筋で何度も見ることになります。
ここの花はどういう訳か、恵那山の黒井沢ルートの山頂直下の巻き道で見るものよりも花の大きさが小さいと感じました。
或いは、季節的に早いからなのかもしれませんが・・・・・・



ダケカンバ ↓

笹原の向こうで、沢筋に沿ってダケカンバの大木群を遠くから見ました。


萬岳荘 ↓

歩き始めて2時間とちょっとで萬岳荘(ばんがくそう)につきました。
この時季は未だ管理人さんが入ってきていませんでした。



軒に雪だまり ↓

萬岳荘の軒下を歩いて行きます。 軒端には未だ雪が残っています。



笹原 ↓

萬岳荘から富士見台を目指します。これから歩くところは斜面に背丈の低い笹が生い茂っています。
これは恐らく、過去に牧草地として使われていたためにこういう植生になったのではないでしょうか。
コメント (6)
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