ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/19 三ヶ根山 三河湾近くの温和な山 その5(最終):山間の田を後にして車道を歩き車に戻る

2013-11-26 07:07:21 | 草花
三ヶ根山のレポートはこの記事で終了と致します。
当初はもう一回あるはずでしたが、後が控えていますので、回数を詰めることにしました。

先日三河のお友達と歩いた山のレポートを次回からすることに致します。
季節の記事はあまり古くなると、気が抜けてしまいますので、そのように致します。

山間の田んぼ ↓

これは当たり前のことなのですが山から水が流れてくるように田んぼも作られています。
こういうものも傾斜度がごく緩い棚田の一種といえるのかもしれませんね。
ところで米作には山の上側がよいのかそれともしも手側のほうがよいのかどちらなのでしょうね。



フユイチゴ ↓

ここでは日当たりの良い場所でフユイチゴが沢山実をつけていました。



イタドリ ↓

来るときに街道筋で見かけたイタドリは干からびていましたが、ここのものは元気一杯で種をつけています。



ネズミモチ ↓

山間のネズミモチは黒ずんだ実をつけて枝が下を向いていました。



モチツツジ ↓

モチツツジの狂い咲きもありましたが、自分の枝が邪魔をして花をきちんと開くことが出来ません。



チャノキ ↓

人家に近い畑には周囲にお茶の木が植えてあります。
チャノキには花が咲いていたり、種が付いていたりしていました。



アオツヅラフジ ↓

こちらは木の上に掛かっていた蔓で、その蔓には黒ずんだ実が付いています。アオツヅラフジでしょうか。



筆柿 ↓

愛知県幸田町は筆柿の一大産地となっています。そこに近いこちらも筆柿栽培を試みた時期があったのでしょうか。屋敷の端で一本だけ実をつけた木がありました。



広い車道 ↓

山間の道は終わり、この広い道を歩いて行くことになります。道の両側にはメタセコイアの並木がありますが、歩きながら見ていくとかなり歯抜けになっています。
おそらく日本の気候風土にマッチしなくて脱落していくのでしょうね。
根鉢を見ると気の毒なくらい狭くて、これでは樹木が呼吸できずにかわいそうです。



ナンテン ↓

斜面にナンテンの実が見えます。おそらく小鳥の糞からの発芽でしょうね。



センリョウ ↓

そのすぐ隣にセンリョウも実をつけています。人家ではないところですので、これも小鳥の贈り物ではないでしょうか。



メタセコイア並木 ↓

カメラを構えた場所はメタセコイア並木の空地ですね。何らかの原因で枯れて、歯抜けになったままのところです。早く補充しないと高さが揃わなくなりますね。



サクラ ↓

街道の歩道の外側の法面でこの花を見ました。最近こういう時期にサクラの花を見ることが増えましたね。



交差点 ↓

現在位置を表わす目安として撮っておきました。
三ヶ根駅はJR東海道本線の駅です。 車を置いた場所はこのすぐ近くにあります。



タラノキ ↓

道端に元気の良さそうなタラノキがありました。これ一本だけですので、人に芽を摘まれなかったのでしょうね。



駐車地点 ↓

心地よい疲労感を持って戻って来ました。この川ならまだホタルが棲めるかもしれませんね。



歩行数 ↓

程よい時間に戻って来ました。これなら持って来たおにぎりは家に持ち帰り、暖めて食べたほうが良さそうです。
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11/19 三ヶ根山 三河湾近くの温和な山 その4:最高地点付近から山に入り、登山道を下る。

2013-11-26 06:22:01 | 草花

三ヶ根山の山頂部分は広くて、どこが山頂だか判らないままに、高いところ目指してスカイラインを歩いて行きます。
このあたりが最高地点かなと思える場所で、もう一度遠くを眺めて、前回紹介しきれていない山域も含めて貼って行きます。
猿投山 ↓

猿投山は豊田市の北にあります。海側のこの山から眺めた景色の中には、岡崎・安城・豊田の町並みが入ってきます。
この山の右手に木曾御嶽が見えるはずですが、この空では見えてきません。



本宮山から御堂山まで ↓

ここでは蒲郡の町並みの背後に最奥に本宮山があり、その手前には五井山・宮路山・御堂山が連なります。
この山の連なりによって北風を遮断しますので蒲郡は全国に名高いミカンの産地たりえることが出来ます。



恵那山探し ↓

三河ではちょっと見晴らしのよいところに行けば木曾御嶽が見えますが、今回は見えませんでした。
そこで次の目標である恵那山探しをします。探す山は六所山、焙烙山の右側に頂を隠してごく薄く見えていました。



御堂山・八高山・富幕山 ↓

この時はまだ八高山を富士山だと勘違いしたままですから、喜び勇んでカメラを向けてしまっています。



ゴンズイ ↓

道路わきの山斜面でゴンズイの実が見られました。



下山路があった! ↓

山を登ってくるときには予期せぬ登山路がありましたが、下りは尾根下りの藪漕ぎを覚悟していましたが、ここでも地図には記載が無かった下山路が付いていました。
道があるならば、それにしたがって下ろうとしていましたので、これは楽ができます。



下山路の分岐点 ↓

下る途中で分岐点になりました。直感的に近そうな道を選んで下って行きます。



植林帯 ↓

針葉樹の植林帯を下って行きます。ここまでの行程中人には一度も出会ってはいません。



ヤブタバコ ↓

今まさに咲いている花に出会いました。キク科は寒さに強いですね。



ハナミョウガ ↓

この草は海岸近くの山で良く見るハナミョウガでしょうね。葉をちぎると幽かにミョウガの香りがあります。



左手の尾根 ↓

下山道の左側の尾根をGPSを頼りにして藪漕ぎしながら下っていくつもりでしたが、立派な登山道がつけられていましたので、らくらくと山道を歩いています。



大原観音 ↓

この板には「大原観音」と書いてありますが、観音様が見当たりません。



山道が広くなった ↓

山道が広くなりました。これで登山道は終焉ですね。まもなく山間の田んぼに出ました。



ガマズミ ↓

田んぼの横にはアスファルト舗装の農道が通っています。林縁にガマズミの赤い実を見ました。



ソヨゴ ↓

山の中ではなくて山から下りて農道歩きの中で林縁にソヨゴの実を見つけました。



ツリガネニンジン ↓

山斜面にツリガネニンジンの花を見ました。この時期でも花が残っていたことに感謝します。



アキノキリンソウ ↓

キク科のこの花も残っていました。こういう植生ならきっとセンブリも生えていたに違いありません。
畑に仕事に出ていた年配の男性にそのことを訪ねると「昔はセンブリはそこら中にあった」とのことでしたが、今回はセンブリを見つけることは出来ませんでした。
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