goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

そしてわたしは途方に暮れる




オオサワヨシユキの「そして僕は途方に暮れる」
が別れの歌だということに、たった今気がついた。


「見慣れない服を着た
君が今、出て行った
髪型を整え
テーブルの上をそのままに」

うむ、気がついた今になってみれば、どう解釈しても、「別れを決意して出て行ってしまう彼女」を詠んだ曲である。
だから、僕は途方に暮れているのだ。


わたしは25年もの間、奔放に遊びに出て行く彼女をすべなく見守る彼が歌っているのだと思い込んでいたのである。
で、彼女の行状に彼は途方に暮れている、と(笑)。


いつもの記事以上にどうでもいいことだ。が、歌詞の新解釈を知って、25年間の「思い込みイメージ」をどうしろと...と、わたしは途方に暮れているのである。



それでもこの歌は好きだ。
ついに思い立ってCDを注文してしまいました。ええ、車の中で聞きながら、海を目指そうとかおもいましてね...まあ、メリケンパークではなくて北海なんですが...
日本の歌謡曲のCDを買うのは実は初めて。





近頃増々回想ばかりしているのは、しのびよる秋のせいではない。トシのせい。

わたしが無人島に流れ着いたとしたら、なつかしい曲にまつわる美しいシーンばかり思い出し涙するのだろうか、それとも「この島を抜け出したら絶対日本で一番おいしいお寿司食べに行ったるねん」と未来に思いを馳せるだろうか。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )