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おおきなきがほしい




という絵本がある。
ワタクシも子どもの頃手にした記憶が。


かおるという主人公の少年が、大きく成長した木にお部屋や物見台を作って、そこでどんなに素敵な時間を過ごすか、想像をたくましくしながら木の苗を植えるお話。

木の上の隠れ家、憧れますねえ。


....



何から思いついたのか、娘がりんごのタネを庭の隅にまいた、と報告に来た。
来年はかなりの収穫を予定しているらしい(笑)。


パパや庭師さんが誤って草刈り機をかけてしまわないように、注意サインまで作成。
そして喜びの「りんごダンス」。
彼女はうれしくなると歌って踊りだすのだが、今日の場合、彼女の踊りは「金枝篇」のフレイザーが未開民族の間で観察したような呪術的効果が見込めそうである(笑)。上等じゃ。

こういう時、知識の訂正はいつすればいいのだろうか?
「そんなやりかたで芽が出るわけがないじゃない」などと言う大人にはなりたくない一方、科学的知識を授ける良いチャンスでもある。
夢は夢のまま、大切にしてやりたい気もする。
失敗の実体験に基づいて、訂正された知識を身につけるのも大切なこと。
でももしかしたら芽くらいは本当に出るかもしれないし(笑)。


あ、その前に彼女自身がリンゴのたねのことなど忘れてしまいそうな予感...


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ディスコでフィーバー




子ども達のお誕生会。


自宅で開催するには手間もスペースも必要という理由で、室内遊園地、ハンバーガー屋、プールなどのパッケージ・サーヴィスを利用する人も多いようである。

今回7歳になった娘の親友のパーティーはボウリング場で開催された。
17時のお迎えの時間に行ってびっくりした。


健康的な雰囲気だったスペースが、なんとディスコにへんし~ん。









照明だけでなく、音楽が、あの、なつかしの、80年代ポップスではないか。
アース・ウインド・アンド・ファイヤーやデッド・オア・アライブがかかる中、踊りまくる子どもたち。大喜び。あなたたちには妙に似合わないわ~(笑)。

わたしの脳裏には走馬灯のように20年(近く)前の様子が...

ここに日本人がいたら「Moetさん、お立ち台へ」とふってくれるのだろうが、悲しいかな、さすがのわたしも1人でボケることはできない。



80年代、実際にディスコ・ボウリング場があったかどうか記憶にないが...
あったような気もする。ただボディコン/ワンレン姿にボウリング場はふさわしくない。
わたしたちの間では、当時ビリヤードが流行っていた。ハイヒールででもゲームでき、決して汗だくになったりしないビリヤード...スカしとるな(笑)。まさに80年代である。

でも今年は80年代ファッションも復活しているようだし(たちの悪い冗談みたいだ)、
80年代は偉大なり(恥ずかしいけど)。

それにしても後の世代から見ると全世代の様態(団塊とかXジェネレーションとか)って常に笑いモノになる運命。

そういうものなのであろう。


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TIN TIN




地味な国、ベルギーで有名なものの一つ、漫画のタンタン。









フランス語圏では彼の名はタンタンだが、オランダ語圏ではカァィフィヤと言う(彼の前髪がくるっとカールしているところから由来している)。彼の相棒の犬のミロも、オランダ語圏ではボビーと名乗っているし。


タンタン/スペイン語版(なぜにスペイン語?)を開いてお話を作っている娘を見て、夫は早速オランダ語版を購入しに行った。

漫画...と思ったワタクシだが、サザエさんを読むようなものか(?)。

夫は自分が夢中になった時期があるだけに嬉しそうである。

娘がサザエさんを読む日は来るのだろうか...サザエさんは時にブラックで内容も高度、時事問題も盛り込まれていて、できれば読んでほしいなあ(テレビ・ヴァージョンは毒にも薬にもならないので見なくてよい)。

クラシック。生き残るものには理由がある...?!


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美しい...




東京で。
ポップの女王さまM主催のパーティーが六本木ヒルズ某所で開かれ、シャンパーニュにつられて少しだけ顔をだした。


ある英国男性との会話中、
「うちの奥さんたちは仕事チームで『Moetさんは本当にいつも美しい
  






  
装いをしているよね』と絶賛しているんだよ。」


彼は確実にわたしを喜ばせようとしていたし、隣にいた夫もニコニコしていたが(彼は単純なの)、ワタクシ、ぜんぜん嬉しくない(笑)。


だって昔から「女性の容貌に褒めるところがない場合は服装を褒める」と花散里も言ったが、その通りじゃないだろうか??(笑)



余計なことは言わぬが花。

いや、計算ずくの嫌味を言うのが意図なのでなければ、女性を喜ばせるように元話を模造するくらいの技術を男性には磨いて欲しいものだ。


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友だちのセンス




わが家は築400年。どこを切っても西洋の家である。


でも、和やエスニックのものを飾っても合うのだ。

和の家も、西洋の家も、ある程度歴史のある家はインテリアを入れる箱として完成しているので、多様なデザインのモノをすんなり受け入れてくれるような気がする。


これは先月日本滞在中、以前ブルージュに住んでいた友人3人から贈られた直径50センチほどの漆の皿。
と~っても気に入っている。









空のままB&Bのダイニング・テーブルの上に置いても絵になるし、枝ものを入れても素敵。
娘が大量に拾って来たマロニエの実を入れた時は、茶とのコントラストが良かった。

わが家がどんな感じか、わたしがどんなものを好んで置いているか、よく考えた上で選んでくれたのか、直感だったのかはわからないが、包みを開けたとたん「そうそう、こういうのが好きなの!」と惚れ込んでしまうものを贈られるのは、本当にうれしい。


センスのいい友人は財産なのである。


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