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Brugge Style
爺!
わたしは中年のおばちゃんである。
しかも関西人のおばちゃん。最強やね。
ところが世間のおばちゃんが好むものの類いにはほとんど全く興味がない。
あ、やっぱりおっさんやねんや!と友だちがうれしそうに言う。
そうやねん...
このブログも「筆者は男性」という第一印象を持たれた方が少なくないし(笑)。
う~、でもおっさんが好きそうなものにもあまり興味がないんだよね...
...はっ!もしかしたらわたしって爺?!
盆栽とか、床の間とか、漢詩とか、骨董とか、世界史のコネタとかそんなものが大好き...
爺や!
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昨日リウエンブルグで
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tales for an accelerated culture
近所の図書館で書庫一掃セールをやっていた。
小説50セント
大型本1ユーロ
CD2ユーロ
VHS1ユーロ
外で昼食をすませた後、娘を学校へ送り届けるまで(学校の昼食は、学校のカフェテリア使用、お弁当、家に帰って食べるの中から選べるのである)には時間があったので立ち寄ってみた。
まずジャズCDのところへ行ったが、先客2名が一枚一枚を吟味している最中で、手も届かない。「恐れ入りますが、わたしにも見せて下さい」とは小心者にはとても言えぬ。
となりのクラシックCDは数が多すぎる上に分類もされておらず、見る気にもならない。...こんなに大量に処分しなければならないなら、今後は税金の使い方を考え直した方がええんちゃう?
VHSのところには誰もいない。わたしも買うつもりはない。
タイトルがアルファベット順で見やすいにもかかわらず。
VHSよ、消えてゆく運命か、やはり。
ベータとの戦いには華々しく勝ったのに。盛者必衰の理か。
...見ているうちに何本か買ってしまった。
先だって家の屋根裏にあったVHSをすべて処分した夫は呆れ顔だった。
でも、こいういうの、DVDを買うまでもないけれど、あと一回は見ておきたい映画群なのだもの。
感動をもう一度。あの頃の自分に共感するだろうか?あるいは浅薄さ(これがわたしのメインキャラクターであるからして)に赤面するだろうか。
楽しみである。
strenger than paradise, short cuts, smoke, simple men...めっちゃジェネレーションX。このセレクトに共感してくれる人がいたらわたしの愛人になれると思う。一本は正統に羅生門。DVDを持っているはずなのだが、友だちに貸し出したまま、誰のところにあるのか分からなくなっているのでバックアップとして...
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そして僕は途方に暮れる
日本の歌謡曲に親しむことはついになかったが、カップヌードルの宣伝にも使われたこの曲は当時からなぜか好き。
歌詞もメロディーもオオサワ某のぞうきんを絞るような声も。
わたしは一体
途方に暮れている僕なのか?
僕を途方に暮れさせている少女なのか?
歌っているおっさんのオオサワ某なのか?
こういう歌詞を書かせたら天下一品の銀色夏生なのか?
どの人物(の立場)にもなったことがあるような気がする。もちろん気のせい。だが、それが加齢をするということの一部なのだろう(加齢をしてボケた、という意味じゃなくてよ・笑)。
たぶんそういうところが好きなんだと思う。
...
わたしが日本の歌謡曲に馴染めない、馴染めなかったには訳がある(ここでは歌謡曲を歌詞のついたポピュラー音楽一般とする)。
日本語はポピュラー音楽のメロディーには乗らない、と思うからだ。
日本語は例えば、短歌や俳句に神業的に乗る。当たり前だ(欧米の子どもに欧米の言葉で俳句の何たるかを説いた教材があったが、あまりの粗末さに不信感を覚えた)。
漢詩の気宇壮大さは中国語を使うのでなければあり得ないし、オペラはイタリア語が分からなくても身体で楽しむことができる。コーランの響きや、ミナレットから流れるアザーン(礼拝時間告知)を聞いたことがある?
音楽ではないが、哲学はドイツ語の観念と切り離せないものであるし。
同じ意味でポピュラー音楽は出自からして英語のものだ。
日本語で歌ってもダサいが、同じくフランス語で歌ってもダサい(シャンソンはあり)。
わたしより一つ上の世代の方々の多くはサザンやユーミンに耽溺されていて、それらは日本のポピュラー音楽の最高峰とおっしゃるかもしれないが...
銀色夏生はひょっとして短歌的?!(<思いつきで言ってみた)
そ・し・て・僕は途方に・暮れる
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御米さん復活...
肩が凝った!
正確に言うと背中のスジが痛い...
最近再びある勉強を始めたので、シャーペンと消しゴムを使ってゴリゴリ作業をしていると夕方には肩が凝ってくるのだ。
日本に住んでいた頃は勉強が仕事だったこともあり、肩凝りと頭痛が持病でアンニュイなワタシ(ウソです。すんません)だったが、ブルージュに住むようになってからそんなものとは完全に縁が切れていた。
足を組むのも止めたし、肩から重いかばんを下げるのも止めたし、朝帰りも止めたし、10センチのハイヒールは止められないが、いや、そういう生活の癖全般が原因で肩凝りと頭痛が起きるのかと思っていたら、書きものをすることが原因だったのか...
右手人差し指のペンだこも復活しそうである。
ツボの何たるかを知らぬ娘に肩を揉んでもらっても痛いだけ、しかし、その有り難さはお地蔵さんに揉んでもらっているような有り難さだ。
スカッシュとエステに行って来よう。
実家では肩凝りの人のことを「御米さん」と呼んでいた。そうです、「門」です。
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