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Francis Francis!




昨日に引き続き、バアもの。


Illyのエスプレッソ・マシン、その名も" Francis Francis! "。Luca Trazziのレトロなデザイン。


これは夫が以前から欲しがっていたもので、バア・チェアも来たことだし、勢いづいて購入。
彼は(わたしも)こういうデザイン家具/家電に目がない。幸いわたしたちの好みが同じなのは...彼を洗脳したから(笑)。本当よ。


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バア




近頃愛でているもの。使っていてとても楽しいもの...


わが家のキッチン・カウンターにバア・チェアがきた。
MagisのBambo、Stefaano Giovannoniデザイン。


この超人気2席にはたいてい娘とわたしが座り、夫はカウンターの中でバア・テンダー(笑)。

ラップ・トップを持って来て仕事もできるし、雑誌を読んだり、まるでこの街にはないスタバにいるみたい!?


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ベルギー人は働かないか




学部生の頃読まされた「豊かさとは何か」(岩波新書85)。


少々感傷的すぎるヨーロッパ万歳本で、真面目に取り合うのがアホらしかった記憶がある。


この本が書かれた頃、日本はまだ「明日は今日よりもっと良くなる」の最終コースを走っていて、諸外国が「rising sun」などと日本の経済成長を揶揄しつつ恐れていた...
今となっては遠い昔のことのようだ(笑)。
この本は「働き過ぎ日本人」のカウンター・パート、「経済大国のわりには国民が生活に豊かさを感じられない日本」への警告だったわけだ。


ところで。
本当にベルギー人は仕事はそこそこにして、趣味や家庭を大切にするのか。

実はこれを書いている動機も、今夜のパーティーでそういう話題になったからだ。
「4時になったら退社、病欠はあたりまえ、バカンスは年間数ヶ月しっかり取る。休日出勤、残業なんて論外」。
えええっ~本当?

そういう人たちも確かにいる!うらやましい...


ベルギーには大雑把に分けてワロン系とフラマン系の人間がいることになっている。働き方などのライフ・スタイルにも特徴があり、ゲルマン系*フラマンはラテン系*ワロンよりも多少は勤勉(日本人はもちろんフラマン人よりもずっと勤勉)と言うが...

実際、会社で両系を部下に持つ駐在の日本人に言わせると、この分け方、面白いようにあてはまるそうだ。で、彼らは口を揃えて「(全体的に)ほんっと、ベルギー人って働かないよ~」と言う。
確かにわたしにもそういうイメージ、ある(しかもたっぷりある余暇を有意義に過ごしている人は少ない...余計なお世話だが(笑))。

でもちょっと待った!あまり働かないのは彼らが「使われている」立場だからなのでは?責任が少ない立場だからでは?


わたしの周りの自営業、自由業、そして管理職の人たちは、ベルギー人でもそりゃあ馬車馬のように働く。ベルギー人でなくてもフランス人でもそうなのだが...なんとなれば自分が働かないと会社が回転しないし、従業員が路頭に迷ってしまうから。当然のことだ。

最近は日本の雇用形態も労働者の感覚も変わってしまったようだし、動機もこれまた別問題とするとして、日本人はハイエラルキーの上から下まで全員が比較的よく働くが、ベルギーではポジションによってはよく働く、と言った方がいいのかもしれない。


今夜のホストは開業医でしかも公職に就いている、めちゃくちゃよく働くベルギー人だったので、こうしてベルギー人=働かない神話をフォローしておこう(笑)。


(*ゲルマン系、ラテン系という分け方は現代では便宜的な物差しで、人種の差というより使用言語の差とでも言うべきだと思います。)


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春のドレス




ソルド(バーゲン)行かれました?


わたしは完全に出遅れてしまった...


ところでここ最近毎年、来期もの(今の時点だと春夏もの)が店頭に並ぶのが早くなっている?
今日もアントワープの数件で、「クルーズ・ラインかな」と思って見ていたら「春夏ものですよ」と言われた。まだ一月半ばなのに。

わたしがバーゲンを苦手とする理由の一つに「バーゲンものを買うつもりで行ったのに(買わず)、つい来期ものを正価で買ってしまうから」というのがある。
買ってしまいましたことよ~。春夏もの。娘にドレス2枚、ワタクシに2枚。
ブルージュは気温5度以下で、このコットンの軽やかなドレスが着られるのはまだまだ先なのだがなあ。

春ものって色も素材も突然軽やかになり、新鮮で欲しくなる...




娘の春のドレス。
水色のすそ飾りの付いたパニエつき!



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ドン・ペリニィョンの味




さんざん聞かされてご記憶の方もいらっしゃるだろうが(笑)、シャンパーニュが大好物である。
このクリスマス・ホリディ中は午後3時頃から飲み始めて一人で2本はあけていた。自慢じゃないよ(笑)。


今でこそ、シャンパーニュ地方の小さな作り手の、美味くて安いシャンパーニュを飲んで喜んでいるが、過去一時期はクリュギアンだったし、お誕生日にはわたしの生年のドン・ペエリニヨンやクリスタルをあけてもらうバブルを生き抜いた小娘であった。


さて。
パリで落ち合った友人が、日本からヴィンテージのドンペリを持って来ていた。

おお、懐かしや。それはかれこれ20年近く前「彼女が40歳になったら大成功している自分」の為に買っておいたものであっある。わたしは彼女のその誓の時に居合わせ、応援を引き受けたのだが。


去年、わたしより数年早く40歳になった彼女は今までの勤めを辞めた。
理由の一つは「実際の40歳は20年近く前に描いていた夢とは違って」しまっていたから...それでも全然いいじゃないか、と思うわたしと、それでは許せない彼女(笑)。

「じゃあ、今開けずに、自分が成功した、と思えた時に開けたらいいじゃない」とわたしが言うと、「今、新たなる希望がわいているのよ。それに向けて決意を新たにしたいのよ。しかもパリで。」と彼女。かっこいいねえ。


彼女はいつでも意義や意味を見いだすことに熱心で、常に「自分の生まれてきた使命」を全うすることを望む、ワタクシとは全然違うタイプの人。彼女のような生き方は非常にしんどいと思う...
なぜに彼女がいいかげんな性格のわたしのことを好いてくれているのかは不明~。


夜長のパリで飲んだドンペリは懐かしい青春の(笑)味だった。
次回も世界のどこかで彼女と一緒にボトルを開けたい...


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