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クラリッジの逆さツリー








このクリスマスは年明けまでずっとホスト側に回るので
ゲストとしてこの行事を楽しむためクラリッッジのFeraへ。


ロビーのツリーは逆さつツリー、この写真を見た友達がわくわくと
「イルミナティ? 反キリスト?」と愉快なことを。

陰謀論は笑えるくらいにが面白いが
(事実、クラリッジは昔から要人がよく利用し、
エリザベス2世やチャーチルの写真が飾ってある)、

いや、逆さツリーは単なる流行りでしょう...
ブルージュでも8年くらい前にはすでによく見かけた。


...と、言っておこう。
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くるみ割り人形で年は暮れ








今年の「くるみ割り人形」もいよいよ見納め。


上の写真は英国の名門バレエ団のひとつ、
イングリッシュ・ナショナル・バレエ「くるみ割り人形」の宣伝ポスターだ。
秋になるとこのポスターがロンドンのあちこちを大々的に飾る。
去年もこの同じポスターが使われていた。

このクララは日本人プリンシパルの加瀬栞さん。
美しい。


先日、こんなことがあった。
ある人がこのポスターを見て、
「◯国のバレエ団かと思った」と言ったのだ。

大人も子供もクリスマスに心を躍らせながら鑑賞する総合芸術@ロンドンで
英国のバレエ団がこのポスターを制作したことに対して
違和感を抱く人が未だにいるのだということに驚いた。
(ちなみに英国のバレエ団はどこも当たり前にものすごく多国籍)

違和感を抱く人がいるとしたら、
このポスターの選択は(バレエ団の意図あるなしにかかわらず)
大切な何かを象徴していないか。

芸術は軽々と越えていく、「国家」「人種」「民族」とかそういうのを。
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bernstein...




本当に本当に楽しい最高の夜だった!


サイモン・ラットル卿/Simon Rattle(現代英国が、いや世界が誇るマエストロ)率いるロンドン・シンフォニー・オーケストラが、ピアノにクリスティアン・ツィマーマン/Krystian Zimermanを迎え、バーンスタインの「不安の時代」をやるというので1年前から楽しみにしていたのだ。

娘にとっては特に、サイモン・ラットルは、幼児の頃から祖父に繰り返しその偉大さを吹き込まれ、映像をいやというほど見せられたマエストロであり、クリスティアン・ツィマーマンはショパン弾きとして彼女が私淑している取り合わせ。


わたしの印象では、ものすごくサラッサラなバーンスタインだった。

前回聞いたのはロイヤル・バレエの「不安の時代」の時で、バーンスタインの暗鬱とした雰囲気がいっぱいだったが、昨夜のサラサラした美しさ、それが意外にも本当にすばらしかった。

わたしのような素人が言うのも恥ずかしいが、ロンドン・シンフォニー・オーケストラのミュージシャン一人一人は独立していながら、いや、独立しているからこそだろうか、すばらしいバランス。バランスが取れているというと「退屈?」という印象を受けることがあるが、当然そんなところは微塵もなく、ひとつの「時代」という生き物が息をしているような感じだった。

そこに黄金のタッチのツィマーマンが入る。すべての音に後光がさしているような演奏。


おかしかったのは最初のピアニッシモで、観客席から咳込みが(冬は多い)起こり、みながちょっとイラッとしてきたところにツィマーマン自身が咳き込み始め(これは演奏中ずっと続いた)たこと。「不安の時代」の演出か?! みたいな(笑)。

また、まるで指揮者が2人いるようなオーケストラだった。ツィマーマンが手を弾き振りのようにしたり、唇に手を当てて静かに弾くようにオーケストラにサインを出したり。

それをまとめる優等生サイモン・ラットルはすばらしい! 万能!

最初から最後まで全体と細部を心から楽しんだ。


後半はバーンスタインの「ワンダフル・タウン-テキサス」。オペレッタで普通は興味のないジャンル、正直、「不安の時代」のおまけのようなつもりだった(実際、前半が終わって帰った人は少なくなかった)のだが、これがもう本当に本当に本当に楽しかったの! 「男と別れる100の方法」、最高!

最後はアンコールで「コンガ」が演奏され、コーラスが観客を舞台上に引き上げるわ、バイオリニストは立ち上がって踊るわ、レイをかけたラットル卿はノリノリだわで、一足先にクリスマス・プレゼントをもらった気分。

拍手鳴りやまず...
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door wreath








クリスマスのドア・リースの作り方を針金の土台作りから習った。

今までは見よう見まねの我流だったので、プロの極意を学ぼうと意欲満々。


先生からセオリー、手順やその理由をうかがい、なるほどとまずは頭で理解。

実際手を動かして作業していくと、
先生のおっしゃる手順の意味合いや勘所が身体で納得でき、
ものすごい充実感を味わえた。

餅は餅屋。
プロに教えを乞う、その意見は素直に聞く
大切なことだ。


勘所を忘れてしまう前に、娘と一緒にもうひとつふたつは作ろうと思っている。
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今年はユニコーン








先日、クリスマス・リース教室で使ったblue spruce(青トウヒ)と同じ香り
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