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クリスマスに向けて滑走...今年最後のブルージュ




今年最後のブルージュへやってきた。

今回は、夫の友人の誕生パーティ出席し、年末の贈り物チョコレートなどを用意するために。

ブルージュのチョコレート、夫の仕事関係や日本への贈り物用など、ずっしりと重い紙袋、3キロいや4キロ分くらい...
キャンドルも20本まとめ買いしたので、重い重い(<夫が)。
わたしはわたしで、ケーキの入った箱や、サンタクラース祭用のチョコレートのフィギュアなど、壊れやすいものを抱えていたのでこれまた大変だった。




ブルージュはホテルやお店を除いては、街の飾り付けがたった今、進行中、というところ。
商店街の光の飾りも終わっているがまだライトアップはされていない。今夜あたりからかなあ。

移動遊園地も、クリスマスマーケットも設置進行中。







パーティーの主役が連れてきた、今日のかわいいひと。デックス君。
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the traditional flower throw for natalia osipova


ロイヤルバレエでキトリを踊るNatalia Osipovaの写真が見つからない...
こちらはかなり古い。ロイヤルバレエのサイトから拝借



先日、ロイヤル・バレエのDon Quixote『ドン’キホーテ』の最終日に駆け込んできた。

キトリ役はNatalia Osipova。

Natalia Osipovaの回も前々から二回分取っていたものの、両日ともキャンセルになり、もう今シーズンはいいかなあ...と思っていたら!

なんとこの最終日は彼女がロイヤル・バレエ入団10周年記念! というので、馳せ参じたのである。

高速ピケと空いた口がふさがらないほどゴージャスなGrand Fouetteで盛り上がり、観客のあちこちから「愛してる〜!!」と歓声が飛ぶ。

10周年は恒例のthe traditional flower throw(舞台上に上から生花が降る)で祝われ、ダイレクターKevin O’Hareからの祝福があった。
Natalia Osipovaが英国ロイヤルバレエのプリンシパルとして活躍しているのは彼のおかげでもあるから感無量だ。

10年前のロイヤルバレエでの初舞台、Jewels、覚えているよ...

それ以前も、20歳になったばかりでキトリ役デビュー、ボリショイバレエのDon Quixoteには驚愕(録画で見た)したし、その後、ミハイロフスキーバレエに移籍した彼女のロンドン公演のライブを見てこれまた熱狂させられた。ロイヤルバレエに移籍したのはこの2年後だ。


......


今回は、キトリの友人役の佐々木万瑠子さんと、ドリュアスの女王役の佐々木須弥奈さんがほんっとに素晴らしかったです!
日本人プリンシパルは今3名だが、いずれ4名、5名になるのでは...
これも日本のバレエ教育が「選択と集中」ではなく、誰でもウエルカム体制でやってきたからである...と専門家に聞いた。素晴らしいことだ。大学の研究も同じようにすればいいと思う...

Calvin Richardsonのガマッシュのナルシストぶり、Lukas B. Brændsrødのセレブリティ闘牛士役(<これは平野さんの十八番である)の往年のハリウッドスターぶりがよかったです。


昔のものだが、キトリを踊るNatalia Osipova 
https://www.youtube.com/watch?v=SOvXo841L1o


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樹木信仰




今月末から年末まで留守にするので、大掃除は大部分を終え、ツリーは先々週末に飾った。
わが家は、わたしの身体より大きいサイズのツリーは3本飾る。

あとは窓ガラス洗浄の業者が来てくれたらすっきりするのになあ、延期延期でまだ来てくれない...


ベルギーでは、12月一週目のサンタクラース祭(サンタクロースの原型である聖クラースの祭り)が終わってから飾るのが普通。だから今年はツリーの登場めちゃくちゃ早い。

英国でも街はそれっぽくなってきたが、家庭ではまだなのかな、今朝はドアノブを直しに来てくれた人が「もう飾ったんですか!」と驚いていた。


常緑樹にならい、生命の持続と再生を願いつつ。

クリスマスは「イエスキリストの誕生を祝う」行事ということになっているが、キリスト教を布教する上で、土着の宗教と習合させ、冬至を祝う日の前後に救い主の誕生日を定めた。
救い主の誕生後、世界はじょじょに明るくなっていくからである。
シンボルとしてのクリスマスツリーは、この土着の樹木信仰にルーツがある。

だからか、サンタクロースの原型になった聖クラース祭にはツリーは飾らない。

英国では、ヴィクトリア女王が自己アッピールに使った「ファミリーを大切にする君主」というイメージを演出するのに、ツリーは一役買った。
「英国らしい伝統」はこの時期に創作されたものが多くある...


去年も今年もクリスマスツリーの飾りを買い足していないので、去年とほとんど同じ...
来年はちょっと趣向を変えようかと思っている。
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フランボワーズとホワイトチョコレートのショートケーキ




忙しいスケジュールをすり合わせ、娘のお誕生会を親しい友人たちが開いてくれるというので、ケーキだけ作って持たせた。

三段のフランボワーズとホワイトチョコレートの王道ショートケーキ。

ポンシュには薔薇のリキュールを使った。


娘のお友達の一人は真剣に「私の結婚式のケーキは絶対に作ってね」と言ってくれている。まあ...3次会に出すものくらいだったら(笑)

まずは製菓学校に行ってからだな、と思っている。
ブルージュで無聊しているときに行けばよかったなあ...

わたしのお友達の中には、オランダ語を学ぶためにショコラティエ養成の学校に行っていた人がいる。
なんと賢いの。言語を覚えるには単に語学学校へ行くよりも、技術を学ぶための学校へ行く方が近道、というのはわたしの経験則。
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ロンドン夜話




クリスマス前...ではなく、はっきりクリスマス商戦のロンドンはすでにものすごい人出である。

ヨーロッパからの観光客が多い!

移動遊園地のウィンター・ワンダーランドも出ているようだし...

今年最後のバレエも観たし、わたしはもう今年は年末までロンドンには来ないと誓った。




英国の景気は低迷している。

昨日のガーディアン誌の記事によると、英国の小売業の売上は、高い借入コストと物価上昇の影響で、先月10月はかなり低迷したそうだ。
ガソリンは高く、天気が悪いせいもあって人はあまり外出せず、専門店で買い物をするよりも、スーパーマーケットの方が支持され、人はより安いものを選び、ブラックフライデーのセールを待っている人が多いことなどが理由に挙げられていた。

今月は改善するのだろうか。
専門家の今後の見通しは非常に楽観的だが。


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