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Brugge Style
iphotobook作成
娘が誕生した当時はフィルムカメラを使っていた。
ズボラでテキトーなB型ゆえ、心してアルバムを作成していたものだ。
溜めたら最後、永遠に無視し続ける己の性格を熟知していたからだった。それに初めての子どもだし。ヒマだったし。
デジカメを使うようになってからは、写真撮影数が倍々で増え続けるとともに、プリントすらしていない、そしておそらく二度と見ることもないかもしれない、いや、そこにあるということも忘れてしまった写真が、ディスクの中に溜まるようになった。
ディスクの中に溜まった写真というのは無視するためにあるようなものだ。プリントされた写真のように一時管理場所の靴の箱からバラバラはみ出して生活を浸食することもなく、ピカピカのシルバーの円盤として無機的にフォルダーに収まっているのだから。巧妙に弔われた死者、という感じさえする。
それで現状を打破すべく、義理父が季節ごとに作ってくれるアート感あふるるアルバムとは違う、「単にスナップを集めただけ」という簡素なアルバムをiphotoで作成することにした。
単にスナップを集めただけ、というのがミソなのである。
「集めただけ」だから、わたし以外の人には何の意味もなさないような平凡な風景、娘の落書き、模様替え前の部屋、旅先で撮影した何十枚もある同じような写真、ピンぼけだけれどすてきな一瞬、奇跡的に巧く生けられた花、とか、そんなヘボなものこそをどんどん入れられるのである。
ページ数が限られていないのも面倒でなくていい。ページごとに推敲しなければならないととたんにやる気も失せるから。
いい写真はあらためてそこから選んで焼くこともできる。
「四季」と名付けて、一年ごとに作成した。一番簡素なiphotoアルバムで、ページごとに16枚、見開きでその倍数。それでも1枚の写真の大きさは5.5センチ×7センチ大で、十分情報は読み取れる。
勘定してみると、2004年までは写真も比較的審査をして作ったため、だいたい400枚くらいで25ページ前後。
その後はどの年も700枚以上で40ページ以上の構成だ。もうじゃんじゃん載せてまえ、と気持ちが吹っ切れて。
これから毎年作るのが楽しみになってきた。
ブルージュへ遊びに来てくれた友人家族らには「ブルージュの思い出」として作って差し上げるのも(わたしにとって)楽しいかも。「ええのあったら焼き増ししますぜ」と添えて。
屋根裏にあふれている娘の工作だけで作ってみるのもいいかも。子どもの作品ってなかなか処分できませんものね...
そうだ、iphotoで、例えば「私家版ブルージュ写真集/ガイドブック」を作成することもできるのだ...と思うと、多分しないだろうが(笑)、想像するのは楽しい。
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