秋

ブルージュはとうに秋を迎えている。
８月の最終週からこっち、連日１８度ほど。朝晩は冷える。

日本では、夏と秋の間には長い「夏の終わり」と「秋の訪れ」という架橋があり、じりじりと季節が変わって行くが、ベルギーでは、昨日は夏今日は冬、という感じ。夏がいともあっさり簡単に去ってしまうのが物悲しい。



夫の友人は業者から一年分の薪を直接買い入れるので、うちも便乗してお願いしている。

今年は彼の１０歳の坊ちゃんが一緒に薪を届けに来てくれた。

そして、わが家の門の上にある物置にお猿のように登り、彼のお父さんと夫が下から投げ入れてくる薪を慣れた手つきで綺麗に並べてくれた。薪と言っても一個一個は結構重いんですよ。
こういった肉体労働が趣味なお父さんの仕事を手伝うのが大好きなのだそうだ。ええ関係やな。


夜中、暖炉の前の床板に大の字になって寝転んだ。
十分に乾燥していてよく燃える上等の薪。