久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

博多座で落語?

2014-07-08 10:45:25 | Weblog
 今週日曜日、母と博多座であった落語に行ってきました。落語って好きなんです。浅草や上野の寄席に行ったこともありますが、小さな小屋で落語、漫才、曲芸、紙切りなど盛りだくさんの演芸も楽しいですが、一流の落語を博多座で聞ける、というのはまた違った楽しみがあります

 当日は12時半からと16時半からの2回興業。私たちは昼の方でしたが、3階席まで一杯でした。ほとんど年配の女性達。ちらほら年配の男性も。
 案内には「春風亭小朝独演会」と書いてあるだけでしたので、他にだれが出るのか分からなくて行ったのですが、前半、林家木久蔵、小朝、林家木久扇、小朝、後半は、笑福亭鶴瓶、小朝という出演で、それは楽しめました。
 小朝さんは上手ですねー。他の人もそうですが、その人のお囃子で登場して、座布団に座り、初めは最近話題になっていること、自治ネタなどで引き付け、上手に本題の落語に持っていきます。
 テンポ、声の抑揚、表情などで、話に引き込まれていき、その場面、情景が頭に浮かんできて、物語にすっかりハマってしまうのです

 木久扇を除いては、皆さんサービス精神旺盛。木久扇は、風を引いていたのか、声がかすれて出なく、聞き苦しかったのでよかったのですが、小話2つちょこっとして退場。何なんでしょうねー。後で出た鶴瓶が冗談かもしれませんが、「木久扇の持ち時間は25分と聞いていたのに、5分で終わってしまって、何でしょうね」と言っていましたが、ちょっとがっかりでした
 その分鶴瓶が、初めに「ここの会場は素晴らしいですねー。」としきりに褒めて、花道の所まで降りてきて、「これを使ってみない手はない」と言って、走って花道を往復したり、それは楽しませてくれました

 今回充分楽しめたのは、座席が一番前だったこと。表情から衣装までしっかりと見ることができたのも大きいと思います。特に、小朝と鶴瓶はいい着物、羽織を着ていましたねー。小朝は3回出場したのですが、全部衣装を変えていたし、鶴瓶のとても深い品のいい紫色の着物と羽織はそれば素晴らしいものでした
 やはり一流のものを生で見るのは、いろいろな意味でいいですね。そして、その世界に引き込まれ、日常を忘れて笑い転げるのは何とも精神的にいいことか。幸せ、幸せ・・・


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2 コメント

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毎回楽しみに拝読しています (モリサチコ)
2014-08-11 15:22:54
喉頭がんの方に対してあまりにも心無い内容ではないでしょうか?
確かに高いお金を払っているのだからそれなりのサービスをという気持ちも分からなくもありませんが、木久扇師匠は喉の調子が悪い中、精一杯のサービスだったのではとわたしは思います。
消費者目線でサービスをジャッジされるのがお仕事だと思いますが、感情に任せて記事を書かれる前に、その裏に何があるのか想像することも大切だと思います。
駄文大変失礼いたしました。
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Unknown (久留)
2014-08-21 17:26:44
コメントありがとうございます。実は、これを書いた時点では、師匠がガンであることは知らなかったのです。後で知りました。そのことも追加ブログで書けば良かったのですが。博多座での興業の時は、楽しみして行ったものとして、どういうことなのだろう、単なる風邪ぐらいにしか思っていたかったものですから、あのような書きぶりになってしまいました。ご意見ありがとうございました。
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