随分御無沙汰しておりました。会社のお盆休み、私の夏休み、そして、8月25日から出社していたのですが、この週は溜まりに溜まった仕事を片付けるのであっという間に1週間経ってしまいました。
これからまた時々書いていきますので、よろしく。
8月15日から24日までロシアは、モスクワと黄金の環といわれる田舎の町3か所、そしてサンクトペテルブルグを回ってきました。
関空からフィンランドのヘルシンキ乗換えでモスクワに入るという、27名の観光ツアーで行きました。今回のツアーメンバーは、今までのツアーの中で一番年齢が高い人が多く、皆さんかなりいろいろな所を旅行していらっしゃる方々でした。
詳しい旅行内容は、明日にでも続きを書くことにして、ロシアの印象は、空港もそうでしたが、街もヨーロッパの国と違わず、明るくてきれいなのにびっくり。何しろどこも広くて、緑が多く、ちょうど季節的にも花が大変きれいでした。
道幅が広いのにもびっくり!4車線、5車線は当たり前。ガイドさんの話では、最高片道9車線の所があるとか。
それなのに、それなのに毎日渋滞です。さすがに土、日はそうでもないのですが、普通の日はメインの道は毎日渋滞で時間の計算はできないと言っていました。車社会ということもあるでしょうが、公共の乗り物が発達していないのも要因でしょう。因みに、地下鉄、バス、トロリーバスはあるのですが。
それにしても、これだけの車線があるのに、どうしてこんなに渋滞するのか、不思議です。
サンクトペテルブルグの街は特にきれいでした。昔からヨーロッパの玄関口で、人の出入りが多い都市ということもあるのでしょうが、人工的に作られた街とも言っていました。道路が碁盤の目ように整備され、いたる所に芝生の緑がうつくしく、木がたくさん植わった公園がここかしこにあります。
緑が多いというのはいいですね。人をほっとさせます。それだけではなく、街にゴミが落ちていないのも気持ちがいいものです。
モスクワもサンクトも緯度からいうと樺太より少し北でしょうか。しかし私が行った時、モスクワは晴天、36℃ぐらいありました。サンクトも緯度はほとんど変わらないのに、気温は20℃ぐらい。サンクトは過ごしやすかったですね。
そして、両都市はそれだけ北にありますので、夜は9時ぐらいまで明るいです。午後の6時、7時なんてまだ太陽が上の方にあって夕方という気がしません。反対に冬北欧に行った時、午後2時ぐらいから薄暗くなってきたのを思い出して、緯度が高い国は私たちの昼、夜の時間感覚が違うんだろうなと思ったものです。
今回のツアー、全行程食事付きでしたが、旅行社も考えて、日本人向きの料理の量、メニューを選んでくれていたようです。おいしかったですよ。特に野菜スープは毎回のように出て、やっぱい寒い国ならではの暖まる料理の定番かと思ってみたり、サーモンもおいしかったです。ボルシチはちょっと日本で食べているのとは違うような・・・料理にサワークリームをよく入れるのも特徴のようです。
残念ながら、ワインはこの国では出来ないのでしょうね。あまりおいしくありません。やはりウオッカでしょうが、ちょっと強くて飲めません。
昔、海外の食事の量が多くて、おいしくなくて・・・という話をよく聞いていましたが、最近は、日本人はあまり食べない、(きっと外国人は日本人の小食にびっくりしているでしょうが)多いとすぐ残すというのを旅行社も分かったのでしょう。昼も夜もちょっとしたレストランで(あまり観光客向けのでない所で良かったです)、メニューはスープかサラダ、メインは肉か魚、そしてデザートという具合。夜はもうちょっと違ってもいいかなという気もしますが、各自にペットボトルの水、食後はコーヒーか紅茶が付いているのは助かりました。
トイレ事情はお粗末でした。ホテルや空港のはいいのですが、観光地のトイレは少なく、汚くほんとうに困りました。もっと困ったのは、モスクワから300㎞ぐらい離れた黄金の環といわれる観光地を回った時。2時間か2時間半ぐらいに1か所しか休憩したりトイレをする所がないのです。道路事情があまり良くなく、たぶん高速道路はないのでしょう、時間がかかるから大変です。アフリカで青空トイレの経験はありますが、人間、トイレがちゃんとしていないと辛いなーと思いました。
今回ちょっと珍しい経験を。バレー学校見学、一般家庭にお茶をいただきに行く、そして、本場のバレー鑑賞です。
バレー学校は7才ぐらいから子供たちが通っているという有名な所のようです。(学校というにはちょっとお粗末な建物でしたが)基礎練習風景とバレーの場面の一部を衣装を着けて見せてくれるというものでした。ロシア人って色が白いですね。顔もですが、足が本当に真っすぐできれいなこと。私も長年やっているダンスのウオーミングアップにバレーを取り入れているので、見入ってしまいました。
夜見に行ったバレー、「白鳥の湖」も素晴らしいものでした。劇場は古くて小さい劇場ですが、内装は宮殿のようにきれいで、バレーを見るのにぴったりの雰囲気でした。
初めて生のバレーを見たのですが、衣装もきれいだし、何といってもバレリーナの美しいこと!白鳥の湖ってこんなストーリーだったのかと初めて知りました。日本に帰ってもまた見てみたいと思いました。
家庭訪問は、27人、4班に分かれて4家庭を訪ねました。モスクワは一軒家は少なく、ほとんど高層アパート住まい。私たちが訪問したのも、古い古いアパートの12階で、正直狭いお宅でした。(これが普通の家庭ということでしたが)それこそロシアンティー(日本のように紅茶にジャムは入れないそうです)とクレープのお菓子をいただき、時間も短く、通訳を通しての話ですので、あまり話せませんでしたが、話に出ていたのは、中年以上の世代の人は、昔のソ連時代の方が良かったという人もいるようです。今の若者の動向が昔と変わってきたのが気になるとも言っていました。
情報的にも日本からはちょっと遠い国ロシアですが、百聞は一見にしかず。見てきたのはほんの一部ですが、珍しく、おもしろい旅行でした。次回は、観光で見た所を書いてみます。
これからまた時々書いていきますので、よろしく。
8月15日から24日までロシアは、モスクワと黄金の環といわれる田舎の町3か所、そしてサンクトペテルブルグを回ってきました。
関空からフィンランドのヘルシンキ乗換えでモスクワに入るという、27名の観光ツアーで行きました。今回のツアーメンバーは、今までのツアーの中で一番年齢が高い人が多く、皆さんかなりいろいろな所を旅行していらっしゃる方々でした。
詳しい旅行内容は、明日にでも続きを書くことにして、ロシアの印象は、空港もそうでしたが、街もヨーロッパの国と違わず、明るくてきれいなのにびっくり。何しろどこも広くて、緑が多く、ちょうど季節的にも花が大変きれいでした。
道幅が広いのにもびっくり!4車線、5車線は当たり前。ガイドさんの話では、最高片道9車線の所があるとか。
それなのに、それなのに毎日渋滞です。さすがに土、日はそうでもないのですが、普通の日はメインの道は毎日渋滞で時間の計算はできないと言っていました。車社会ということもあるでしょうが、公共の乗り物が発達していないのも要因でしょう。因みに、地下鉄、バス、トロリーバスはあるのですが。
それにしても、これだけの車線があるのに、どうしてこんなに渋滞するのか、不思議です。
サンクトペテルブルグの街は特にきれいでした。昔からヨーロッパの玄関口で、人の出入りが多い都市ということもあるのでしょうが、人工的に作られた街とも言っていました。道路が碁盤の目ように整備され、いたる所に芝生の緑がうつくしく、木がたくさん植わった公園がここかしこにあります。
緑が多いというのはいいですね。人をほっとさせます。それだけではなく、街にゴミが落ちていないのも気持ちがいいものです。
モスクワもサンクトも緯度からいうと樺太より少し北でしょうか。しかし私が行った時、モスクワは晴天、36℃ぐらいありました。サンクトも緯度はほとんど変わらないのに、気温は20℃ぐらい。サンクトは過ごしやすかったですね。
そして、両都市はそれだけ北にありますので、夜は9時ぐらいまで明るいです。午後の6時、7時なんてまだ太陽が上の方にあって夕方という気がしません。反対に冬北欧に行った時、午後2時ぐらいから薄暗くなってきたのを思い出して、緯度が高い国は私たちの昼、夜の時間感覚が違うんだろうなと思ったものです。
今回のツアー、全行程食事付きでしたが、旅行社も考えて、日本人向きの料理の量、メニューを選んでくれていたようです。おいしかったですよ。特に野菜スープは毎回のように出て、やっぱい寒い国ならではの暖まる料理の定番かと思ってみたり、サーモンもおいしかったです。ボルシチはちょっと日本で食べているのとは違うような・・・料理にサワークリームをよく入れるのも特徴のようです。
残念ながら、ワインはこの国では出来ないのでしょうね。あまりおいしくありません。やはりウオッカでしょうが、ちょっと強くて飲めません。
昔、海外の食事の量が多くて、おいしくなくて・・・という話をよく聞いていましたが、最近は、日本人はあまり食べない、(きっと外国人は日本人の小食にびっくりしているでしょうが)多いとすぐ残すというのを旅行社も分かったのでしょう。昼も夜もちょっとしたレストランで(あまり観光客向けのでない所で良かったです)、メニューはスープかサラダ、メインは肉か魚、そしてデザートという具合。夜はもうちょっと違ってもいいかなという気もしますが、各自にペットボトルの水、食後はコーヒーか紅茶が付いているのは助かりました。
トイレ事情はお粗末でした。ホテルや空港のはいいのですが、観光地のトイレは少なく、汚くほんとうに困りました。もっと困ったのは、モスクワから300㎞ぐらい離れた黄金の環といわれる観光地を回った時。2時間か2時間半ぐらいに1か所しか休憩したりトイレをする所がないのです。道路事情があまり良くなく、たぶん高速道路はないのでしょう、時間がかかるから大変です。アフリカで青空トイレの経験はありますが、人間、トイレがちゃんとしていないと辛いなーと思いました。
今回ちょっと珍しい経験を。バレー学校見学、一般家庭にお茶をいただきに行く、そして、本場のバレー鑑賞です。
バレー学校は7才ぐらいから子供たちが通っているという有名な所のようです。(学校というにはちょっとお粗末な建物でしたが)基礎練習風景とバレーの場面の一部を衣装を着けて見せてくれるというものでした。ロシア人って色が白いですね。顔もですが、足が本当に真っすぐできれいなこと。私も長年やっているダンスのウオーミングアップにバレーを取り入れているので、見入ってしまいました。
夜見に行ったバレー、「白鳥の湖」も素晴らしいものでした。劇場は古くて小さい劇場ですが、内装は宮殿のようにきれいで、バレーを見るのにぴったりの雰囲気でした。
初めて生のバレーを見たのですが、衣装もきれいだし、何といってもバレリーナの美しいこと!白鳥の湖ってこんなストーリーだったのかと初めて知りました。日本に帰ってもまた見てみたいと思いました。
家庭訪問は、27人、4班に分かれて4家庭を訪ねました。モスクワは一軒家は少なく、ほとんど高層アパート住まい。私たちが訪問したのも、古い古いアパートの12階で、正直狭いお宅でした。(これが普通の家庭ということでしたが)それこそロシアンティー(日本のように紅茶にジャムは入れないそうです)とクレープのお菓子をいただき、時間も短く、通訳を通しての話ですので、あまり話せませんでしたが、話に出ていたのは、中年以上の世代の人は、昔のソ連時代の方が良かったという人もいるようです。今の若者の動向が昔と変わってきたのが気になるとも言っていました。
情報的にも日本からはちょっと遠い国ロシアですが、百聞は一見にしかず。見てきたのはほんの一部ですが、珍しく、おもしろい旅行でした。次回は、観光で見た所を書いてみます。
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