久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

還暦の実感

2011-11-15 15:03:33 | Weblog
 一昨日、とうとう還暦を迎えました年齢はあまり気にしないので、今までも聞かれればすぐ年は言っていましたが、やはり60才というのは、ちょっと特別な気分。

 少し前からファイスブックを始めたのですが、誕生日の日はすごかったですね。次から次に、勿論知っている人からですが、「お誕生日おめでとう」のメッセージが・・・嬉しいことです
 また、社員から真っ赤なラズベリーのシホンケーキをプレゼントされ、ロウソクを6本立ててハピバスデーを・・・社員から誕生日を祝ってもらったのは、初めてかな

 日曜日は、家族が祝ってくれました。母曰く、父がもう半年生きていたら、孫の誕生も、私の会社の10周年も私の還暦のお祝いもできたのに・・・本当に、言ってもしょうがないことですが、あと半年長生きしてくれていたら・・・と思います。

 昨日、ある会でアンケートを書くことがあり、年齢の所に20代 30代 40代・・・・あー今日から60代にマルを付けるのか・・・これはちょっと抵抗あるなー。60代も60才から69才まであるし・・・なんてことを考えてしまいました。しばらく50代に付けるかな・・・

 60才になったからって、59才の時と何か変わるわけではないので、これからもやらなくてはいけないこと、出来ることをシコシコとやっていこうと思っています。自分の考え、言わなくてはいけないことはどんどん言っていこうとも思っています。少し変わるとすれば、より一層、社内だけではなく、世の中全般の後輩育成をしていかなくてはいけない年齢なったのでは・・・では次に伝えることはしっかり伝えていこう、と還暦を迎えてこのように考えているところです。。   

3泊5日のNY

2011-11-15 11:47:52 | Weblog
 11月初めの休みを使って、3泊5日でNYに行ってきました。行きは12時間、帰りは14時間かけて・・・こんなハードな旅行があるかしらと思っていましたが、なかなか充実した時間を過ごせました。

 行きは、ちょっと変な気分。というのも3日の午前11時に成田を発って、NY到着時間は3日の午前10時半。とても得したような、“あれ、12時間はどこに行ったんだー”と・・・
 その代り帰りは、6日午前11時にNYを出発して、成田到着は7日の午後3時過ぎ。1日半かかっている感じ。
 時間っておもしろいですね。日常の生活では、当たり前のように時間はきちっと刻まれていきますが、地球を移動すると時間の感覚がおかしくなってしまいます。
今回初めての経験を。帰る6日は、サマータイムが終わる日で、夜中の2時に1時間時計を戻さなくてはいけません。勿論寝る前にすべての時計を1時間戻し・・・結局1時間多く寝れた?もう頭の中ごちゃごちゃです
 
 よく海外旅行すると、「時差がねー」という方がありますが、私はあまり深刻に考えないようにしています。行きかえりの飛行機の中で寝れる時にしっかり寝て、着いた所の時間に自然に合わせて行動。昼間少し眠かったり、夜中に起きたりしますが、あまり気にしないことにしています。
 今回も福岡の家には夜8時頃帰りましたが、11時半ぐらいからぐっすり眠れて次の日はいつも通り6時起床。その日もしっかり仕事できました

 さて、3日間、いや正確には2日半のNY。まず着いた日は、12時過ぎにはホテルに着いて、着替えて早速行動開始。今回良かったのは、ホテルの良しは別として、宿泊の場所が良かったこと。マンハッタンのド真ん中、ブロードウエー。それこそミュージカルの劇場が集まっている所です。
 さらにマンハッタンの道は碁盤の目のようになっているので、南北には横にstreet、東西はavenueで番号が付いているので、行きたい所を探す時も54street7avenueの角から入った所、というようにとても分かりやすいのも動きやすい理由でした

 今回地下鉄に1回、タクシー(本当はイエローですが)1回利用しましたが、後はすべて歩き。まあ2日半なので、マンハッタン周辺だけというのもありましたが。
 まずは、NY近代美術館(MOMA)へ。建物が大変近代的で斬新。吹き抜けの天井にヘリコプターが飾ってあったり。ピカソやゴッホ、モネなどの絵もあれば、前衛的な絵、写真もあって、「あーニューヨークに来たなー」と感じる美術館でした。
 その後、この日着いたばかりの日なので、プラプラ歩いてホテルへ。帰りに夕食のデリカを買って帰り、ホテルでちょっとお昼寝。というのもこの晩は、ミュージカル「ライオンキング」の予約をしているのです。
 
 夜8時、ホテルの目の前の劇場へ。ブロードウエーだけでも知っているミュージカルーオペラ座の怪人、メリーポピンズ、マンマ・ミーア、シカゴなどなど、オペラ座の怪人は20年以上やっているそうです。
 ライオンキングも満席。一番前の真ん中で見ました。素晴らしかった!日本でも劇団四季のを2回ほど見ましたが、歌の迫力、踊りの素晴らしさ、“ブロードウエーの舞台に立つ”というのは、すごいことでしょうからねー

 NYはまさに不夜城。地下鉄、バスは24時間動いています。15年前に初めてNYに行った時は、怖くて地下鉄には乗れませんでした。しかし9.11のテロの後、警官を多数配備し、警戒を強めた結果、世界的にも安全な都市になったと言っていました。
 ミュージカルの帰りも、ここタイムズスクエアーのあたりはすごい人。ネオンもすごいこれらのネオンや電光掲示は24時間付いているそうです。これこそ不夜城

 さて、2日目は、1日観光バスに乗りました。まずフェリーに乗って自由の女神を見にリバティー島へ。風が強くて寒いこと。近くでみる自由の女神は大きいですねー。上がっている右足の裏もしっかり見てきました。
 その後バスで、ソーホー、リンカーンセンター、国連本部、グラウンド・ゼロなどを見学。貿易センタービル後には新しいビルが建ちかかっていました。他にあと4つのビルが建つとか。その周りは塀で囲われているので何も見えませんでしたが、ここで、あのニュースで見た事件が起こったのかーと思うと・・・
 ロックフェラーセンターのスケートリンクもオープンしており、たくさんの人が滑っていました。クリスマスツリー点灯で有名ですよね。
 他にもスパイダーマンのロケで使われたビルとか、ウエストサイドストーリーの舞台はこのあたりなど、ガイドさんの説明にいくつも知っている映画の題名が出てくると、何だかワクワクしてきました
 最後は、ロックフェラーセンターの70階のタワーへ。エンパイアステートビルが近くに見えたり、マンハッタンを一望でき、天気がいいこともあり最高の眺めでした。

 観光の後、近代美術館の向かえにあるデザインストアに行きそびれていましたので、そこへ。おしゃれなデザイングッズがたくさん。食器からマフラーなどの小物まで、さすがNY。その他もいくつかおしゃれな店でショッピング。
 その後ホテルに帰って少し休憩。この夜はツアーに付いている、夜景を見てのディナーへ。ハドソン川を渡った対岸のレストランからマンハッタンの夜景を見ながらの食事。窓側の席で雰囲気は良かったのですが、食事はブー。昼もモールで食べた食事はおいしくなかったし・・・何しろ量が多いのに見ただけで食欲がなくなります

 3日目はすでに最終日。この日はフリーで、まずは地下鉄で夫の目的地セントラルパークへ。というのも、6日はNYマラソンの日だったのです。今回は日にちの関係でダメでしたが、どうも次回は出たそうです。セントラルパークがゴールということで、ゴールを見に。来てましたねー。世界中からランナーが。たくさん練習で走っていました。今年の出場者は3万何千人とか。私たちが行った日ぐらいから続々集まってきていたようでした。
 ゴール前に各国の旗がズラッと並んでおり、日本の旗の前で写真撮影。ちょうどボストンから走りに来たという日本人女性に会い、話がはずみます。東京マラソンにも出るとか。(夫は抽選で外れてしまったのです) 公園を後にして、メトロポリタン美術館へ。建物も立派ですが、内容も幅広く、面白い展示の仕方をしていて、なかなか興味深く、ゆっくり見学。美術館のカフェでお茶するのも楽しみのひとつです。ちょうどイスラムエリアが改装されたばかりで、たくさんの人が入っていました。

 その後は、プラプラと歩いて、ロックフェラーセンターのスケートリンクを見たり、ケネディやジョン・レノンのお葬式が行われた立派な教会セントパトリック大聖堂、ティファニー、ニューヨーク市立図書館を見たり、見る所、行く所は山ほどあります。

 NY最後の夜は、ジャズを聞きにブルーノートへ。福岡にも何年か前まではあって何度か行ったのですが、雰囲気が似てますねー。というか、ここが本場。さらに今回ラッキーだったのは、演奏者がすごかったこと。何とピアノのチック・コリアを中心に一流の演奏者の日だっだのです。チック・コリアはすでに70才、今回のメンバーは、送り迎えをしてくれた日本人のミュージシャン君曰く「たけしの誕生日にあの忙しいさんまさんが来てくれるようなものですよ」との表現。うーん、ちょっとぴんとこないけれど、それくらいすごいメンバーってことのようです。
 本当に演奏は迫力満点。久しぶりにジャズを聞きましたが、若いころ聞いていたのを思い出したりしていました。

 10時過ぎに帰ったホテルの周辺は、土曜、マラソン前日ということもあってか、ものすごい人の数。今夜もNYは眠らぬ街なのでしょうね。see you・・・・