久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

「わいわい塾」はおもしろい!

2011-11-17 12:02:30 | Weblog
 毎月第3水曜日は、ビスネットの「消費者と企業のわいわい塾」の日です。昨日もいい企業さんに出演していただきました
 鹿児島の大隅半島で養豚、屠畜、加工をされている南州農場さん。鹿児島からわざわざ来ていただきました。どうしてこの企業さんを知ったか。
 私の長年の友達が高校時代の同窓生と鹿児島に行った時、同じ高校の後輩がしている農場を見学に行こうということになり、行かれたところ、とてもいい企業さんだったと紹介してくれたのがきっかけでした

 南州農場さんは、黒豚を中心に飼育から加工まで一貫生産、管理されている日本で唯一の農場だそうです。1頭1頭全部、エサから飼育過程すべて管理をされており、衛生的な飼育場、そして加工工場をもっていらっしゃいます。ISO2000も取られており、日本では、ここまで徹底した企業さんはないそうです

 たくさん持って来ていただいた試食のソーセージのおいしかったこと。いろいろな種類のソーセージをいただきながら、後半は、ソーセージマイスターの方のお話を聞き、益々南州農場さんの素晴らしさが分かりました。
 ここの黒豚はいいえさといい水を与え、ストレスをかけないように育てているので、柔らかくいい肉になるけれど、ソーセージを作るのは大変で苦労されたそうです
 この方は、元々お肉屋さんだったそうですが、57才からドイツで修行され、マイスターになられた後、南洲農場さんと会われ、ここの肉だったら自分が思っているソーセージができると、それ以来ここで製品づくりに励んでいらっしゃるそうです

 ソーセージ作りには、鹿児島の塩だけで、余分な添加物は入っていません。「南洲マイスターヴェルク」と名付けられ、ドイツでは見られる光景だそうですが、おじさんが女の子にソーセージを楊枝で刺して渡している影絵のようなマークが付けられています。

 南州農場さんは農場さんで、いいマイスターに巡り会ったと言われ、ちょっと感動のお話でした。生肉の生産、卸は全国に展開されていますが、このマイスターが作られるソーセージは、現在博多阪急のみで売られています。

 出席されたわいわい塾会員さんも大変喜ばれ、いつものごとく「どうしてこんなにいい企業さんを探してこれるの」と言われました。
 10月出演の平田椅子さんという佐賀の企業さんの話も目から鱗で、椅子の背中にしっかり背をつけた座り方を教えていただき、随分肩こりが緩和された気がします。知らないことが多いなー、聞いて良かったなーと思うのもわいわい塾のおかげです。

 いい出会いは本当に嬉しいことです。10周年のパーティでも思いましたが、いい企業さんとの出会い、いい方々との出会い、つくづく仕事を続けてきて良かったなーと・・・・