久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

すごい女性がいます!

2008-05-14 16:24:17 | Weblog
 私は、何でも”これは”と思うと、しつこいほど長く続ける方だと思います。そのひとつに、運動があります。
 何の運動かというと、元々は福岡から生まれた3B体操からスタートしたのですが、その後、先生の考えで、エアロビを取り入れたり、バレー、ジャズダンス、ファンクなどを組み合わせた今は”健康ダンス”という名前で、続けているものです。
 20代後半から同じ先生の元で続けているので、かれこれ25年以上になります。実は、私は、先生が3Bの教室を開かれてから少ししてから入った生徒なので、古い方から2番目か3番目の生徒ということです。

 すごい女性というのは、先生のこと。何年か前に還暦のお祝いをしましたし、昨年は教室の30周年記念でしたので、御年64才。現在、4か所で教室を持っていて、生徒は総勢100名を超えます。
 100名の女性を引っ張っていくだけでもすごいパワーですが、体力、スタイル、柔軟性、そして、留まることなく絶えず前に進んでいっらしゃることに感服!

 随分前から、決まったレッスンだけではなく、1年に1回、発表会とも言うべき、福岡県健康大会”オリンピア”というのに生徒全員で出場したり、3年ほど前から”骨髄バンクチャリティ大会”に出たりということも。
 私もオリンピアだけは、毎年出ていたのですが、昨年から骨髄バンクの方にも出ることになり、日々のレッスンで体を鍛えるだけでなく、人前で踊るという、これまでに経験をしたことがない緊張と、踊りを覚えて集団演技をするという新たな経験をしています。

 私は、ひとつの大会に出るのは1,2曲ですが、先生は、いつも3曲の曲を選び、それに振り付けを考えられ、生徒に指導。全員参加の曲には、90名から100名が出ますので、その1団を指導するのは、それは大変です。

 通常の1時間半のレッスンを指導されるためにも、自分自身、バレーなどの教室に通われレッスンを受けられているそうです。
 生徒には70過ぎの人もいます。しかしほとんどは先生より若いのですが、レッスンについて行くのが大変。いつも「お腹が締まっていない」「体を上に持ち上げていない」「脊筋が伸びていない」「優雅さが足りない」「体力がない」などなど怒られてばかりです

 私は、週に2回レッスンに行っているのですが、決して記憶力がいい方ではありませんが、本当に振りを覚えられなくて苦労しています。比較するのはおかしいのかもしれませんが、仕事は、間違えずに、ピリピリやっている方だと思うのですが、体の動き、特に音楽に合わせて、決まった振りをするという能力は特殊な能力なんでしょうか。私は、いつも劣等生。でも、こういうことにも脳を使わなくてはいけないと思っていますし、体力も維持したいので、がんばっています

 今年のゴールデンウイーク、ちょうど私のレッスン日が休日と重なり、また、その前も仕事で行けなかったりで、3週間近く休んでしまいました。たぶん見た目には分からないと思うのですが、体重はさほど変わらないのに、お腹の締まりはなくなるし、肩は凝るし、何となく体全体が重くなったようで、気持ちが悪いのです。ここ1週間休まず行っていますが、やっと少し締まってきたような・・・
 私たちの年齢になると、太らないように、何とか以前の服が着れるように維持し続けるのは、それは大変なことです。

 30代半ば、絶対運動を続けようと決心したきっかけは、その当時、50代のおばさまたちが皆さん、樽のような体系になっていらしゃるのを見て、「これはいかん、私はあーはなりたくない」と思ったからでした。
 ですから、雨の日も寒い日も、仕事でヘトヘトの日も、どうしても休まなくてはいけない時以外は、ずっと行き続けています。
 それも先生がいいから、先生に向上心があるから、仲間がいっしょだから、でしょうか。
 こんな先生に巡り会えて良かったと思うと同時に、「先生、どうかいつまでも引っ張って行ってください」と願わずにはいられない今日この頃です。