「エエテエテエ」
これは、ご近所の人との会話の一部です。あまり面白くないのですが、まあ「キイテオクレンシェー」
ある時、道端にそれまで見かけない物が置いてります。早速、私が
「コゲンモンガ コゲントケエ エエテアルンジャガ。ドネエニ、シンサルンジャナー」
これを標準簿に翻訳すると、大体「こんなものがこんな所に置いてありますが、どのようになさるおつもりですか」という意味になります。この問いかけに対して、ご近所の人の答えが
「ソケエ エエテエテエ」
と、けんもほろろに言うわけなのです。即ち、「そこへ置いておいてくださいな」と仕事の邪魔をされて怒っているかのような言い草です。
方言と言うものは面白いものですね。
日本の方言は、真偽のほどはわかりかねますが、京都を中心にして同心円を画くように昔の古い言葉が今でも日常の生活の中で使われているそうです。岡山辺りと名古屋辺りはこの方言の同心円の中にあり、従ってその使う言葉、方言ですが、よく似ているのだと言うことを聞いたことがあります。
果たして、名古屋弁と岡山弁は似ているのでしょうか。知っている人いませんか。
私が思うには、名古屋弁の代表的なものの一つに
「ひゃっぽんひゃあとる」(100本入っている)
と、言うのがあるそうですが、これを岡山弁で言うと
「ひゃっぽんへえとる」
となります。
この「ひゃあ」と「へえ」は,ローマ字表記にするとhyaとheeになり、yaとeeハごく似た発音体系です。
そのように考えると、言葉の同心円的な発想もまんざら間違った説ではないと言えるのではないでしょうか。
一方、名古屋弁の「がや」ですが、たとえば「忘れとったがや」だとか「降っとるがや」がありすが、岡山弁の「んどう」と言う言葉に置き換えられると思いますが、この2つの言葉の関係はどうもうまく説明がつきません。
なお、昨日挙げたアイヌ語「エオカイ カツ」と言う言葉の意味は〈置かれておる〉と言うぐらいの意味だそうです。この中の「ツ」と言う発音はヅに近い「ツ」で、唇を真横にして発音するような言葉になるのだそうです。それと同じように「エエテエテエ」の「エ」も、アイヌの「ツ」と同じように、やはり唇を横に伸ばして発音するような音になります。
これは、ご近所の人との会話の一部です。あまり面白くないのですが、まあ「キイテオクレンシェー」
ある時、道端にそれまで見かけない物が置いてります。早速、私が
「コゲンモンガ コゲントケエ エエテアルンジャガ。ドネエニ、シンサルンジャナー」
これを標準簿に翻訳すると、大体「こんなものがこんな所に置いてありますが、どのようになさるおつもりですか」という意味になります。この問いかけに対して、ご近所の人の答えが
「ソケエ エエテエテエ」
と、けんもほろろに言うわけなのです。即ち、「そこへ置いておいてくださいな」と仕事の邪魔をされて怒っているかのような言い草です。
方言と言うものは面白いものですね。
日本の方言は、真偽のほどはわかりかねますが、京都を中心にして同心円を画くように昔の古い言葉が今でも日常の生活の中で使われているそうです。岡山辺りと名古屋辺りはこの方言の同心円の中にあり、従ってその使う言葉、方言ですが、よく似ているのだと言うことを聞いたことがあります。
果たして、名古屋弁と岡山弁は似ているのでしょうか。知っている人いませんか。
私が思うには、名古屋弁の代表的なものの一つに
「ひゃっぽんひゃあとる」(100本入っている)
と、言うのがあるそうですが、これを岡山弁で言うと
「ひゃっぽんへえとる」
となります。
この「ひゃあ」と「へえ」は,ローマ字表記にするとhyaとheeになり、yaとeeハごく似た発音体系です。
そのように考えると、言葉の同心円的な発想もまんざら間違った説ではないと言えるのではないでしょうか。
一方、名古屋弁の「がや」ですが、たとえば「忘れとったがや」だとか「降っとるがや」がありすが、岡山弁の「んどう」と言う言葉に置き換えられると思いますが、この2つの言葉の関係はどうもうまく説明がつきません。
なお、昨日挙げたアイヌ語「エオカイ カツ」と言う言葉の意味は〈置かれておる〉と言うぐらいの意味だそうです。この中の「ツ」と言う発音はヅに近い「ツ」で、唇を真横にして発音するような言葉になるのだそうです。それと同じように「エエテエテエ」の「エ」も、アイヌの「ツ」と同じように、やはり唇を横に伸ばして発音するような音になります。