昨日の朝刊に20日は朧月との記事を見かけました。霞とともに春を謳う代表選手でもあるのです。夕食後そのおぼろの心を捜しに吉備津神社付近を散策します。
中山に 白波立ちて おぼろ月
鐘の音も おぼろおぼろに おぼろ月
竈殿の 鬼も浮かれて おぼろ月
朧とはなんだか知らないのですが、薄ぼんやりとした空気の中にあるものらしいのですが。今宵の月ははっきりと真ん丸くその姿を空に浮かべて秋の月と紛うかのようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/a5/7fc6bc1aa8ba53b0c1a1a9f7cbdc855f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/29/09d93c80d7b9efe5da8ef401eb593f80.jpg)
参道から竜神池の周りを廻って、普賢院の鐘突き堂からの朧を眺めます。中山から出る月が稜線を薄らと白色に浮き立たせています。そのお堂を出て細谷川へと上ります。ここ宮内には、過っての喧騒を極めた山陽道随一の色町の面影を偲ばせるようなものは、何処を見ても何一つ残ってはいません。唯、石鳥居を映し出している中空にかかる朧月だけがわずかにその昔を偲ばせています。
朧月 天心にあり 街眠る
月明かりに薄ぼんやりと照らし出されている宮内の街を通り抜け、吉備の中山を白波に染める中天の月を追てぶらぶらと神社の廻り逍遥しました。
中山に 白波立ちて おぼろ月
鐘の音も おぼろおぼろに おぼろ月
竈殿の 鬼も浮かれて おぼろ月
朧とはなんだか知らないのですが、薄ぼんやりとした空気の中にあるものらしいのですが。今宵の月ははっきりと真ん丸くその姿を空に浮かべて秋の月と紛うかのようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/a5/7fc6bc1aa8ba53b0c1a1a9f7cbdc855f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/29/09d93c80d7b9efe5da8ef401eb593f80.jpg)
参道から竜神池の周りを廻って、普賢院の鐘突き堂からの朧を眺めます。中山から出る月が稜線を薄らと白色に浮き立たせています。そのお堂を出て細谷川へと上ります。ここ宮内には、過っての喧騒を極めた山陽道随一の色町の面影を偲ばせるようなものは、何処を見ても何一つ残ってはいません。唯、石鳥居を映し出している中空にかかる朧月だけがわずかにその昔を偲ばせています。
朧月 天心にあり 街眠る
月明かりに薄ぼんやりと照らし出されている宮内の街を通り抜け、吉備の中山を白波に染める中天の月を追てぶらぶらと神社の廻り逍遥しました。