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エリン・ブロコビッチ コレクターズ・エディション ソニー・ピクチャーズエンタテインメント このアイテムの詳細を見る |
ちょっと落ち込んだ時にはこの映画を見ればきっと元気が出ます。
3人の子供をかかえて、職探し中のエレン。
交通事故の訴訟に負けて八方塞りの彼女はそのときの担当弁護士の事務所に押しかけて勝手に働き始めてしまいます。
驚くマスリー弁護士に小声でエリンがこう言います。
"Don't make me beg"
"If it doesn't work out, fire me"
マスリー弁護士の承諾無しに勝手に働き始めたエリンですが、周りの職員の手前、「お願いだから雇って」と懇願はできない。
いくら何でもやり過ぎじゃないのとちょっとあきれていたけど、自分の強引さは百も承知、でも他にもう頼めるところはないの!という必死の思いが伝わってきて、一気にエリンに感情移入してしまうシーンです。
"Don't make me beg"は「自分の方からお願いって言わせないで」っていうことですが、もちろんこれじゃ長すぎます。
吹き替えは「恥をかかせないで」
字幕は「顔をたてて」 となってました。
字幕は字数制限のせいで吹き替えに比べるとかなり簡潔な表現になることが多いですが、意外に字幕の方がぴったりと思えることがよくあります。(ただ単に翻訳者の違いかもしれませんが)
このせりふでも、意味するところは同じですが、私は字幕の「顔をたてて」の方が気に入ってます。
この映画は実話が元になっていますが、そこはハリウッド映画、色々手を加えているんだろうなあと思ってました。
ソダーバーグ監督がカットされたシーンを説明する特典映像がありますが、
かなり事実に忠実に作ったらしいというのがわかります。
削除されたシーンは、単独で見るとどれもいいなあと思えますが、監督の言う通り、もしそのシーンが追加されていたら映画の印象はかなり違っていただろうというのも頷けます。
今度是非その特典も見てみたいな、って思いました。
カットされたシーンが本編にあると、映画の印象が
変わってしまう・・ってどんなんだろう?って凄く興味津々です^^
>"Don't make me beg"
"If it doesn't work out, fire me"
のシーンは、私も凄く印象に残っています。
そのときの字幕がどうだったかということは
すっかり忘れてますが(^^;;) そうなってたんですね~♪
翻訳者の方の語彙の多さと、センスの良さ
(悪さもたまに?!(^^ゞ)でずいぶん映画も
印象が変わりますね。
DVDだと吹き替えも見れますし、やっぱりもう一回見てみます♪ この映画で元気をもらいたいし(^ー^* )フフ♪
ジョージ役のアーロン・エッカート、この映画で初めて見た時は、むさいバイク野郎だなと思っただけでしたが、今ではすっかりファンです。
未公開シーンのジョージは特によかったですよ。
エリン本人のインタビューも聞けます。