"TIME"1月22日号から。
映画"Notes on a Scandal"で共演しているジュディ・デンチとケイト・ブランシェットのインタビュー記事。
ケイト・ブランシェットがジュディ・デンチの印象をこう語っています。
"Judi is an astonishing actor who has an incredible economy
and an extraordinary technique and this mercurial ability
to make it seem utterly effortless".
"economy"はここでは経済ではなくて、「動きや言葉に無駄のないこと」。
"mercurial"も「水銀の」という意味が最初に浮かんでしまいますが、「機知に富んだ」という意味もあるんですね。
二人ともこの映画でゴールデン・グローブ賞の主演・助演女優賞にノミネートされていましたが、残念ながら賞は逃しました。
アカデミー賞の方はどうでしょう。
こんな文章もありました。
"One of the axioms of the Academy Awards is that
the more difficult the subject, the better Oscar likes you".
*axiom 自明の理、原理。
確かに、アカデミー賞は重ーいテーマの作品がお気に入りですよね。
毎年文句たらたらのくせに、このお祭大好きです。
私もなんとなく気になります、アカデミーの行方。あと女優の衣装も。以前ビョークが志村けんの「イッチョメイッチョメ、ワーオ」みたいな白鳥の衣装で現れたときはのけぞりました。
アカデミー賞の魅了の一つは私もスターの衣装ですね。スクリーンと授賞式の素の顔の印象が大きく違う役者さんを発見するのも楽しいです。
ただ、司会者のジョークに全くついていけないのが寂しいです。