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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

涼を感じます

2024年07月18日 | 環境システム科
ご覧ください。透明の容器の中でミストが発生しています。
これは夏に開催されるボランティア大会で
栽培の仕組みを説明するために持参する予定の装置模型です。
北欧に向かうチームはなんと米びつで作った
本物の大型装置を持参するようですが、こちらは小型。
実はパスタを収納する容器です。乾麺なのでこちらも密閉容器。
よく探すと安価な容器がいろいろありそうです。
ところでこの景色、なんだか涼しげに感じませんか。
かつて試験管内の寒天培地でサボテンを栽培する
インテリア装置を作ったことがあります。
試験管の底にはLED。パソコンのUSBから給電します。
培地には食紅で色をつけていたので、パソコンを立ち上げると
サボテンがブルーやオレンジなどに輝くのです。
これが大人気。確か「カクタスライト」という名前で実費で分けていました。
この装置を見ると同じような使い方ができそうに思えてきました。
底にライトをつけたら、夜でもミストがきれいに見えるかもしれません。
その上に植物を栽培できたら、これまた面白いインテリアグッズに
なるかもしれません。遊びで作ってみましょうか?
今日は3年生の課題研究最終日。
温室の片付けをする予定です。
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We are FLORA HUNTERS?

2024年07月18日 | 研究
国際大会まであと1ヶ月に迫ってきました。
考査も終わった2人は本格的な英語でのスピーチ練習を開始。
まもなく並行して質問練習も始まる予定です。
先日出来上がったスピーチの原稿の一番最後の言葉は
「We are FLORA HUNTERS !」。
2022年の先輩もこの言葉で締めくくり、
グランプリを受賞した先輩方のスピーチの最後も
「We are Treasure Hunters !」という決め台詞でフィニッシュしています。
練習を始めたばかりなので、まだしっくりきませんが
これから自分のものにしてくれるはずです。
さてFLORAは結成時から過去4度国際大会に出場しています。
そのうち3度はこの10年。つまり環境システム科所属になってからです。
嬉しいことに夏休み、環境システム科のレジェンドたちが
後輩たちの出来を見にきてくれるとの連絡が入っています。
レジェンド6名中、2名が県外在住。わざわざ駆けつけてくれるのは
自分たちも先輩から力水をもらっているからではないでしょうか。
発表のポイントや苦しさ、嬉しさは体験した彼らしか伝えられません。
こんな頼もしい人材こそがFLORAの財産です。
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やる気スイッチ

2024年07月17日 | 環境システム科
FLORA HUNTERSのアタックチームが英語の練習を開始しました。
この日は初めての練習。しかし一文が長いのか、専門用語が発音しにくいのか、
スピーチの出だし部分ですでに壁にぶつかり苦戦しています。
今までの先輩も苦しんでいましたが、これほどではありません。
おそらくお手本となるスピーチがないからだと思います。
名久井農業高校には外国語の指導助手であるアメリカの先生がときどき来校されます。
しかし本校が拠点校ではないため、いつも会えるわけではありません。
名農は来週月曜日が終業式。したがってもういらっしゃらないかと思ったら
なんと奇跡的に明日が最後の授業で来校されるとの情報を得ました。
そこで彼らは先生にお願いして、スピーチを録音させていただくことにしました。
AIでも音声データは作れますが、アクセントなどが正しいのか不安だからです。
果たしてスピードラーニングに繋がるのでしょうか。
身振り手振りをつけて本番同様の発表をまず披露する予定日は10日後。
時間がありません。また2人とも進路の決定のための職場訪問や資格取得などもあり
夏休みですが、出校できない日が数日あるとのこと。
いつも通りにいかないFLORA。ちょっとピンチです。
困難を打開するのは2人の家での練習。
かつて先輩方も家族に発表を聞いてもらいながら練習したそうです。
やる気スイッチを入れる時です。
さて今日は町長さんに国際大会出場が決まったことを報告するため
南部町役場に出向き、10名で表敬訪問をしてきます。
国際大会もボランティアの大会もミスト栽培がテーマ。
どちらのチームも徐々に大会ムードが高まってきました。
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お客様ファースト

2024年07月17日 | 環境システム科
こちらは翻訳作業チーム。大学進学を目指しているメンバーが複数いるためか
上手に英語に訳せたようで、専門家に見てもらっても文章の訂正はほぼありませんでした。
そこで気を良くした彼らは次の作業に取り組み始めました。
それが8月1日に行われる体験入学での発表練習。
体験入学とは、名農進学を考えている中学生に対する学校説明会ですが
その中の貴重な10分間をFLORAにくださったのです。
FLORAは国際大会に行く年は、必ず体験入学で発表させてもらっています。
理由は度胸試し。人前で英語でスピーチするなどない経験です。
早く慣れてもらうために行ってきましたが、
よく考えると自分のことしか考えていません。
和訳した原稿を中学生の皆さんに配ってから発表してきましたが
楽しくはないはずです。そこで今回は日本語を中心の構成にし、
その中で英語スピーチも披露するというスタイルに変更しました。
最近は体育館が暑すぎるで、体験授業や校内見学以外の説明は
エアコンが入った涼しい教室で行うようになった体験入学。
生徒や保護者の教室は3〜4つあるので別会場で発表し、
それをオンラインで各教室に配信する仕組みです。
今回考えたのは、発表者が別会場で発表し、発表者の合図で
各教室で控えているメンバーが実際にミストを発生して見せるという
かなり挑戦的なプランです。夏休みに入ると活動日は限定されます。
タイミングを逃さずやれる時に練習をする。FLORAの夏はいつも大忙しです。
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意味深な6つの数字

2024年07月16日 | 環境システム科
夏休みに東京で開催されるボランティアの全国大会。
FLORAは昨年に続いて参加が認められました。
ちゃんと調べていないのですが、確か今回で5回目だと思います。
会場には全国から集まった総勢約100チームのブースが設けられ
来場された皆さんに自由に説明するというスタイルです。
FLORAは第1回目から他校とはまったく違う展示をしてきました。
というのはブースにたくさんの説明資料や写真などを飾っても
会場は文化祭の模擬展状態。じっくりと展示物を見てくれる人など
いないと考えたからです。いくらでも文字を減らす工夫をしています。
確か第1回目は、東日本大震災の津波被害と、
震災に負けず種差海岸で花を咲かせる可憐なサクラソウを撮影した
高さ1間、幅1間半の巨大な写真を展示。迫力ある写真は言葉がなくても
メッセージが届くため、会場の皆さんびっくりされていました。
今回の案はこれ。節水栽培について取り上げますが
先日提案された2年生のアイデアを形にしてみました。
やはり文字はほとんどありません。あるのは6つの数字。
赤は心配される気になる数字。活動の動機に繋がります。
青はFLORAのミスト栽培で生まれた嬉しい数字。
研究成果になります。この6つの数字と実物の装置だけで
説明しよう計画しています。弁が達者なメンバーが多いので
クイズ形式でオーディエンスを巻き込みながら
楽しい時間を共有できれば成功です。
進め方の詳細や資料の修正は夏休みに入ってから。
楽しみながら取り組みたいと思います。

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