花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

意味深な6つの数字

2024年07月16日 | 環境システム科
夏休みに東京で開催されるボランティアの全国大会。
FLORAは昨年に続いて参加が認められました。
ちゃんと調べていないのですが、確か今回で5回目だと思います。
会場には全国から集まった総勢約100チームのブースが設けられ
来場された皆さんに自由に説明するというスタイルです。
FLORAは第1回目から他校とはまったく違う展示をしてきました。
というのはブースにたくさんの説明資料や写真などを飾っても
会場は文化祭の模擬展状態。じっくりと展示物を見てくれる人など
いないと考えたからです。いくらでも文字を減らす工夫をしています。
確か第1回目は、東日本大震災の津波被害と、
震災に負けず種差海岸で花を咲かせる可憐なサクラソウを撮影した
高さ1間、幅1間半の巨大な写真を展示。迫力ある写真は言葉がなくても
メッセージが届くため、会場の皆さんびっくりされていました。
今回の案はこれ。節水栽培について取り上げますが
先日提案された2年生のアイデアを形にしてみました。
やはり文字はほとんどありません。あるのは6つの数字。
赤は心配される気になる数字。活動の動機に繋がります。
青はFLORAのミスト栽培で生まれた嬉しい数字。
研究成果になります。この6つの数字と実物の装置だけで
説明しよう計画しています。弁が達者なメンバーが多いので
クイズ形式でオーディエンスを巻き込みながら
楽しい時間を共有できれば成功です。
進め方の詳細や資料の修正は夏休みに入ってから。
楽しみながら取り組みたいと思います。

コメント

霞の瓶詰め

2024年07月16日 | 研究
ここにあるのはタネも仕掛けもないガラス瓶。
しかし中に真っ白いものが入っています。
いったいこれは何でしょう。
答えはミスト。超音波発生器を使って
作ったミストをこの瓶に閉じ込めたのです。
方法は簡単。ミストは水蒸気と違って重いので
蓋を開けておくと勝手に入ってくるのです。
仙人は霞を食べるといいますが、まさに霞の瓶詰めの完成です。
でもこの状態は長く続きません。
しかしこの状態は長くは続きません。
気がつくとミストは消え、
瓶の底に透明な水が溜まっているだけ。
FLORAのミストマジックでした。
さて今朝は日本ストックホルム青少年水大賞受賞を
教育長さんに報告するため全員で県庁に向かいます。
交通手段は青い森鉄道。
初夏の青森をのんびり走る鈍行の旅です。
コメント